「年末ジャンボ宝くじ」を筆頭とする宝くじ全体の売り上げが低迷しているそうだ。当選可能な期待値が低いので、当然の結果だろう。
「年末ジャンボ宝くじ」の場合、300円の宝くじの期待値こそ149円だが、10枚セットで3000円分買って300円になるのが一番確率が高い。次いで500分の1ぐらいの確率で1万円当たる場合だが、これなら周囲に一人ぐらいいそうだ。ちなみに宝くじ約1万円分買っても1万円以上当たる確率は6%程度である。
宝くじ買うのと、ふるさと納税で寄付するのと、どっちがより公共の福祉に貢献できて、よりリターンが多いだろうか? 富裕層なら、確実に一定のリターンがあるふるさと納税を選ぶだろう。
いっそのこと、IRのカジノどころか、パチンコも、赤字経営の公営ギャンブルも、宝くじも、全部まとめて賭博として禁止すべきである。
特に赤字経営の公営ギャンブルは直ちに廃止すべきだ。自治体などの資金調達のためのギャンブルなのに、赤字で税金を投入して補填しているなんて本末転倒である。