カクヨムの利用を続けたおかげで、投稿作品数が19作にもなりました。
また、有りがたいことにフォロワー数も49人にもなりました。読んでくださる方々のおかげでここまで続けることができ、心から感謝を申し上げたいです。
記念すべき20作品目として、前からしたためていた作品の投稿を決めました。
タイトルは「氷結の魔術師」。とある別のファンタジー小説から派生した、魔法と冒険の異世界ファンタジーです。
※以下は、本作の執筆の背景と公開に至るまでの経緯です。
小説投稿サイトの利用を始めた時から、主流であるファンタジーを書きたいという思いがありました。
一昨年の９月から執筆を始め、去年の７月に一旦完結し、全体に修正を加えた後、去年の８月末に最終的な完結に至りました。当初はライトファンタジーの予定でしたが、書いているうちにどんどん長くなり、最終的に30万字越えの大作に仕上がりました。
ただ、完結に至るまでには何度も挫折しかけました。
私は普段ファンタジー小説を読まないので、設定を考えるのに苦労したり、物語の進め方に悩んだりして、執筆が停滞することが数知れずありました。
それでも書き進めていくうちにようやく方向性が見え、最終的に読み返した時には、今までに公開した作品の中で間違いなく最高傑作だという感触を得られました。
ファンタジーが主流のカクヨムなら、今までの作品以上に読んでもらえるはずという期待がある一方、物語が非常に長く描写も細かいため、読まれにくいのではないかという懸念もあります。
そんな葛藤があってしばらく公開を踏み留まっていました。しかし、元々人に見せるために書いたのだから公開しなくては意味がない、これまでの実績から本作を楽しんでくれる読者がいるはずだ、そして何より、主流であるファンタジー小説を公開することで自分の可能性を試してみたいという気持ちがあったため、公開に踏み切りました。
１話が長いのと、じっくり楽しんでいただきたい気持ちがあるため、更新速度は遅めです。完結までに2022年いっぱいかかると思いますが、読んで公開はさせません。
筆者の入魂の１作を多くの方に楽しんでいただけることを祈念しております。