まあ私は毎日が休日なんですけどね。
ということで、ここ数日は、主に新着ピックアップやフォロー人(あってる?)のレビューを辿る形でカクヨムの小説を読みにいっています。
いくつか私のツボに嵌る面白そうなものも見つけましたし、ネット小説向けの文体や書式、テンポといったものも目にして、今度はそういった工夫にも目を向けていこうと思ったり、非常に実りよい週末になっています。
ただ、そんな中で困っているのがレビューシステムです。
もちろん、レビューを貰う立場としてはありがたいのですが、いざ自分が書こうとすると、このシステムはやっぱり違うんじゃないかな、と思わざるを得ません。
レビューは感想を書く場所じゃないんじゃないか、と思っちゃうんですよね。
カクヨムは、レビューの使い方を「第三者に魅力を伝えてください」と定義しています。
作品を挟んで向き合うのが、作者ではなく私以外の読者になっているのです。
これが難しい。結局、作者に向けて書く言葉ではなく、その小説をダシに自分を表現する場所になってしまうのです。
私自身、批評ですらない、どちらかといえばウケ狙いのキャッチコピーを考えなくちゃ、という責任感のようなものを感じてしまいます。
結果的に、レビューそのものに及び腰になってしまう。悪ノリを強調するような、不真面目に見える下ネタ系列には比較的気楽にイけるのですが、一方で(コメディであっても)真面目な作品であればあるほど書きにくく感じてしまいます。
結局、折角見つけた面白い作品と、それを書いた作者さんへ、「感想」や「次への期待」を伝えることが難しい。
私もそうですが、やっぱり「反応がない」というのは、寂しい気持ちになるでしょう。
例えば私は、もう二週間ほど前にとある商社に履歴書を送ったのですが、一向に返事が来ず、非常に悲しい気持ちになりました。
幸い現実世界には電話番号という連絡先がありましたので、どうなっているのだと無理やり尋ねて、あちら様も慌てて不採用を決定しましたが、今のカクヨムではこのような手続きすら難しいのです。
悲しいです。いえ、就職が決まらないことがじゃないです。安心してください、無職には慣れてますから。
近況ノートへのコメント欄という案がカクヨムブログで見られましたが、それではまだ足りないのではないかと思ったりもします。
このままでは、コメント機能が実装したら真っ先に、どこかコメント貰える場所ない? とコメント機能を使って尋ねてしまいそうです。
あ、ジョークですよ。会心の作です。
つまり、カクヨムの作者様方。私は読んでますよ。
連載作だと、ちょっとレビューが書きにくいので困っていますが、今後は完結作であれば積極的にレビューを返したいと思います。