Twitterで、さまざまな意見を見ます。
「どう書くべきか」「どの表記が正しい?」
「読みやすい文章とは何か」などなど。
そして、書くときの注意事項というか
心構えの部分が、大きく2タイプに分かれます。
① 小説や日本語の「決まり」は守るべきだ
② そんなもん邪魔だ。内容を優先すべし!
という部分なんですが、
先に答えを書いてしまうと、
私の考えは、①です。
②だという人の気持ちもわかるんですが、
「小説」や「日本語」のルールを
きっちり守ったからといって
その作品の面白さが半減したり
「勢い」が削がれてしまうわけでもないので
やっぱり、ちゃんと書いたほうがいい。
そうでなければ、せっかくの小説も
台なしになってしまう。
……などという話をしていたとき、
某氏がボソッと言いました。
「正しい日本語」で書こうとしても
自分にはその知識が不足している。
でも、「正しく伝わる日本語」を
書く努力は誰にでもできるんだから
少なくとも僕はそうしている――。
と、彼は言ったのです。
「正しく伝わる日本語で書く」
って、いい言葉だなあ。