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10話ごと定期報告【第二章 60話時点】

 この度、「モニカの奇妙な相棒」は第2章60話に到達しましたので、定期報告のお時間です。

 いやー・・・・長かった・・・

 前回50話時点の報告が5月22日なので、この10話を超えるのに実に1ヶ月半もかかってしまいました。
 当然ながらこの間、自分に起こったことは激動と言ってよく、手術に地震に大雨に、仕事が修羅場とかしたり、例年のごとく急激な気温の上昇に体が負けてしまったり、本当に苦しいことしかなかった気がします。
 いつも小説を書いていた時間に疲れで寝ていたことがどれだけあったか・・・・
 それでも1日僅かでも必ず書いていたおかげか、完全に止まることはありませんでした。
 1日1歩というか、日進月歩というか、塵も積もれば山となるというか、少しでも進み続けている限り、物語は続くというのを改めてこの物語に教えてもらったような気がします。

 さてあまりにこの10話の道のりが過酷だったため、随分と長々とそのことを書いてしまいましたが、ここらでロンとモニカの話に話題を戻しましょう。

 この10話では主にガブリエラとモニカの関係と、その力の理解、そして主人公たちの”謎”について一気に話を進めました。
 こうして並べてみると、労力の割にだいぶ簡素なラインナップになってしまいましたね。
 ただ平均文字数が1話1万文字を有に超えていたので、内容はかなり濃かったと思います。
 というかガブリエラ編でやる予定の事は、タイミング的に出来ないことを除いて全てブチ込んだきらいがあるので、ちょっとごった煮感が強くなってしまったかなってのが反省点ですかね。
 ですがここで時間をかけると、2章どころか中学1年すら終わらないので、少し駆け足に詰め込みました。

 さて、今回の10話で起こったことの影響で、登場人物は大きく変化、特にモニカとロンの関係はこれまでにない程大きな変化を行いました。
 この物語を書き始めてから、いつモニカが頭の中で話すことができるようになるのかは、最大の懸案事項といっていいものでした。
 なぜなら、それをしてしまえばモニカにロンの数少ない”アイデンティティ”を奪われるのではないかと考えたからです。
 この物語は主人公が直接他人と交流できない以上、その交流手段というのは貴重な個性といえます。
 なので最低条件として、ロンがやるかどうかはさておいて、彼の意思だけで自由に外部にコミュニケーションが取れるようになる必要がありました。
 それは1章の途中で達成できたのですが、それでもまだ早いなとその時に感じたのを覚えています。
 モニカがまだ”主人公”としての認識が弱いと思ったからです。
 なので読者の方に”ロンが主人公”ではなく、”ロンとモニカの組み合わせ”が主人公として自然に認識していただけるようにあえて時間を掛けてきました。
 そして今回、モニカに”壁”を超えてもらうことのある意味”代償”としてその手段を付与できたので、個人的には大満足な結果になりました。
 そしてこれでモニカは現在明かされている彼女に関する全ての事象を知ることになり、読者と主人公達の認識の乖離はこれで解消できたので、今後は主人公達との強めていければと考えています。
 ロンとしてもモニカがより近くになったことで、”自分”というものをどう確保していくのかこれまで以上に意識することになるでしょう。

 心残りとしては、一気に詰め込んだおかげでモニカとロン・・・ロンも少し微妙ですが、それ以外のキャラに関してかなり扱いが雑になってしまったかなと。
 特にルキアーノ・シルベストリ先輩のポッと出感が酷いことに・・・
 あとあと重要度が上がる予定のキャラなので出なきゃおかしいだろうなってタイミングで出したのですが、こんなことならもう少しあとにある彼の出番で出しておけばよかったなと少し後悔してます。

 さて、この60話でここまで来たことで、いよいよ1年生編の終りが見えてきました。
 80話くらいでいけるかな? とか思っています。(フラグ)
 またこれから10数話は一気に話も動くし、お祭りもあるので書いていて楽しいのではと楽しみにしています。

 それでは次の70話の定期報告まで・・・・

 

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