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中学の親友をFacebookでみた話

 親友といいながら、かれこれ10年近く連絡を取っていない。お互い連絡の取りようがないからだ。
 なんやかんや過去二回、結婚式に参列してくれた。
 彼のスペックは笑えるほど高い。
 中学時代はとても仲が良かったから「夫婦」みたいだと揶揄されるほどであった。
 頭も良く、性格もかなり良い上に面白い。
 カッコいいかといえば、そうでもない(笑)

 もちろん、その小説にも彼のスペックを勝手ながら盛り込んでいる。

 そんな彼をFacebookで生存確認したわけだ。
 久しぶりに笑顔になった。
 
 友の成功というのは心底嬉しくなるものだと、自分の心が朽ちてないことを改めて感じた。
 
 以前、中学の別の友人がスイスから帰国するとのことで、どうしても櫻井に会いたいと言われたのだが、仕事の都合どうしても行けなかった。
 今はとても後悔している。

 学生の友は一生の心の友となる。
 それは本当だなあとしんみりしてしまった。
 

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