特筆することはないのだが、車を運転しながら流していた音楽が【yama】という女性アーティストで、何気なく「良い曲だな、タイトルはなんだろうか?」とみて【sleepless Night 】と書いてあった。
するとどうだろう、非公開にした自分の作品が脳裏に浮かぶという連想ゲームにも似た流れができた。
そして近況ノートを3ヶ月も書いてないことに気付き、いままさに書いているという状態。
なんというか、色々と現実を達観している自分と、どことなく空想のような世界に入り浸りたいような、なんともアンバランスな心模様だ。
もし自分に無限の自由な時間とお金があって、何をしても良いと言われても何も思い浮かばない。
そういえば、嗚呼そうか、俺は特に何も望んでいない。何かをしたいとか、お金を貯めたら何がしたいとか、普通の人が考えるような発想がない。
そんな無意味な句読点の羅列を並べ、他人と喜びを分かち合うことが今まであったのだろうかと考えている。
何事もなく普通に生きて、死なない生活が出来れば良い。
雨風が凌げる家があり、満足な食事と快適な睡眠。
そしてまた来月の給料日を待ちわびながら職場に向かう。
「そんな人生何が楽しいの?」
楽しいとか楽しくないとか、幸福裕福どうとか、そういう問題ではない。
人の価値観に干渉するから人は不幸になる。
自分のコントロールできない他人の行動に対して、時間と労力を使いすぎている。
そしてそれに対して感情的になりすぎている。
他人のことを好きにさせておけば、心が乱れなくて済む。
そしてその人を好きにさせておけば、その人の人間性が見えてくる。
そこからその人と関わるべきかどうかを選べばいい。
物理的な距離を取る。賢明な選択だ。
蛇に噛まれただけでは人間は死なない。
その毒によって内側から死んでいく。
毒とは憎しみや恨み、怒りであり、それが気持ちを蝕む。
もし誰かに傷つけられたならそれは蛇に噛まれたのと同じで、コントロールできない相手のことはあなたの責任ではない。
ただし、そのあとどう対処しリカバーするかはあなたの責任。
誰かに憎悪を抱いているなら、その毒は手放さなければならない。
「許す」というのは唯一の解毒剤となる。
そう考えられるようになるためには精神的な成長が必要となるが、容易ではない。
諦め、放棄、転換、上書き、様々な方法で状況を打開したり迂回したりするが、根本的な解決法にはならないだろう。
自分は深層心理的な部分で他人に興味がない。
だから相手の熱量によって熱さを感じることがない。
なので颯爽と「許す」と言える。
これが正解だとかそういう意味合いではない。
では「許さない」という場合はどんな時か。
毒が即効性の致死量であった場合だ。
自分には死ぬ瞬間まで「毒状態」というデバフがかかっている。徐々に心が削られる毒で、もはや呪いといっていい。
健常な精神ポイントの最大値が70%程度で設定されて、毎日20~30%が乱数的に削られる。
そして50%を下回ると途端にテンションが上がり、外向的な人間に見える。
そして薬物が切れたように35%を下回ると死にたくなる。健常者なら65%なので正常値範囲だが、最大値が低いので感情の起伏が激しいと常人の目には映る。
初めて自分の精神ルーティンを文章化したが、なかなかなにヤバい人間だな……
何を伝えたくてノートを書いたのか最早わからない。はぁ…