第6話の作中に登場する櫻井家三女、櫻井由衣(中3)が、所謂YouTube(とは言ってないが)の歌い手として動画配信をしている…みたいなやり取りがあるのですが、現在基準で考えると面白くないなと思い、20年後の新しい動画配信サービスを自ら考案して、物語に組み込むことにしました。
まだ加筆修正はしていませんが、下書き部分はおおよそ形にはなってきました。
現代の動画配信サービスの知識を全て網羅していないので、正直「既存」である部分があるのかもしれません。
まず、現代のスマホの性能が飛躍的に向上することが大前提です。
それにより広告の仕様が大きく変わります。
スマホの性能がに向上したことにより、現代の待ち受けに表示されるアプリのアイコンの大きさで、そのアイコン1つが1つの広告として動画が表示されます。
現行のYouTube等では複数の広告動画を見せるために連続したり分割しながら時間を費やし広告を「無理矢理見せられる」形になっていますが、それが無くなります。
配信動画を観ているその画面のまま、同時に広告動画アイコンを複数表示させることが可能になります。
同じ時間で複数同時に広告動画を表示できることにより、広告収入が何十倍にも増えます。
また配信者は、その動画サービスを開始するにあたり(名称は未定)マイナンバーでの登録が義務付けられます。
この頃(約20年後)になると、マイナンバーカードのセキュリティレベルは世界トップクラスとなり、同時に様々な金融機関やポイントカードなどと紐付けされ換金も容易になっています。
①携帯端末機能、性能向上
②広告表示のシステム変更と向上
③マイナンバーカードのセキュリティ向上と生活浸透性
これをこの時代の基盤とした上で、
動画開設者は、開設に当たり1000円以上から上限無く開設資金を入金し開設が可能となる。
初期資金が多ければ多いほど【オススメ動画上位に表示される】
ただし、再生回数がそれに伴う保証はない。
視聴者は、その動画サービスを開始するにあたり、こちらもマイナンバーカードの登録が義務付けられる。
登録し、視聴をするだけならそれ以外は何も必要はない。
視聴者は配信者の動画に対して【投げ銭】ができる。
現代の投げ銭は一方的な消費に対し、20年後の投げ銭は【投資型投げ銭】となる。
①視聴者は投げ銭の額に応じて、その配信者の投げ銭額ランキングが変動する。
②配信動画の再生回数に応じ、投資額の割合と順位で分配率が変わり、投げ銭をした視聴者は毎日決められた時間にその利益を受け取ることができる。
③利益は、交通機関ICカードへの現金化やポイントへの換金など、即時に行える。
例1)開設資金10000円。
動画公開初日、午前0時までに計100万回再生される。
視聴者Aは10000円で投げ銭1位
視聴者Bは5000円で投げ銭2位
例2)開設資金500万円
動画公開初日、午前0時までに計1万回再生される。
視聴者Aは10万円で投げ銭1位
視聴者Bは5万円で投げ銭2位
上記の場合、
低額開設例1の視聴者Aと
高額開設例2の視聴者Aでは
利益は低額投げ銭視聴者Aが圧倒的に多くなる。
2日目、
低額動画が計101万回再生で
高額動画が計10万回再生なら、言わずもがな、
高額開設動画の視聴者の利益が多くなる。
要は株取引と同じように、資本金よりも高い技術力がある配信者のほうが利益(収益)は高いということだ。
しかし、資本力があるほうが人の目に留まりやすく、伸びる可能性は高くなる。
動画内容が良くなければ、持続的な収益が見込めないというシステムになる。
このように、配信者側も視聴者側もメリットのある動画配信サービスを1人悶々と考えて、
「いまの時代じゃ無理だなあ~~笑」と頭を抱えておりました(*T^T)
さてこれを第6話に、分かりやすく説明するにはどうしたらいいでしょうかww