ついに十二章でマナとコッパの過去の話に突入。この章で「ハウ」が誰かどんな人物か、マナの旅の目的等が全て明かされます。
旅のメンバーには第十一章の最期でクロウとイヨが加わりました。なので
マナとコッパ、ジョウとリズ
ヒビカ
ザハ
パンク
ジョイス、シンシア、ヤーニン
クロウ、イヨ
の十二人に。さらに大所帯になったわけですが、十二章はほとんど過去の話なので、あまり関係ないですね。
物語のハイライト
ジェミルが今回狙っていたのは、ランプではありませんでした。彼はランプの設計図を手に入れていたのです。それだけでなく、以前その存在がチラリと出てきた、紋章の入ったハウの腕輪も手に入れていました。
それを知ったマナはジェミルを攻撃しようとしますが、反対に陸軍四将の一角、ガム・ファントム大将に怪しい術をかけられ、意識を失ってしまいます。ジェミル達は、マナからペンダントを奪って、ラグハングルの中央塔へと入っていきました。
そのころ、ギル=メハードに負けて気絶していたヒビカを起こす人間が。レポガニスで別れてからそれきりになっていたタブカでした。ジェミルの先回りをしてマナ達に危険をしらせようとしていたのですが、追い越されてしまったようです。タブカとヒビカ二人で、マナの元へいそぎます。岩山に押しつぶされていたジョイス達も脱出し、マナの元へ。
さらに、ラグハングル第四塔からクロウとイヨもマナを心配して駆けつけてくれます。
全員が意識を失ったマナの元に揃った時、中央塔は空に向かって正体不明のオレンジ色の光を放ちました。不穏な空気の中、クロウとイヨに助けられながら、全員パンサーへと向かいます。
マナを守れなかったことで、みな打ちひしがれていましたが、そんな中クロウからある提案が。マナを治療するため、そしてマナを守る力を手に入れるため、クロウとイヨの故郷、アキツ国(くに)に行こうというのです。
アキツ国に向かうパンサーの中でコッパは、マナ本人がどうしても打ち明けられなかった、過去と旅の目的を、仲間達に打ち明けることを決意し、話し始めます……。