梅雨も明けたっぽい。
夏だ。
私は今となってはゲームというものをほとんど止めてしまった人間です。
艦これはちょっとやっていたのだけれど、なんかダルくなって中断。
駆逐艦育てるのがしんどかった。
もしかしたらまたやるかも。
いわゆるマルチエンディング・ノベルゲームというのは、いまもあるよね。
「かまいたちの夜」というのが、私があの手のゲームをやった最初ではなかろうか。ハードはスーファミだった。
ホラーテイストであり、ちょっとだけエロチックでもあり、なかなか面白かった。
友達と夏休みの夜、やった思い出……。
それから若い人は知らないかもだが、雫、痕という有名なゲームがあった。
カテゴリーとしてはR18のゲームなんであるが、これがストーリー、音楽と全てが
なんとも素敵な作品であった。
リメイクされたらしいが私がプレイしたのは旧作だけです。
雫というのはどんな物語りだったか……。
正直、記憶もぼやけるほど以前の事だ。
思い出してみるが……。
心の中にあるドロドロとした怒りと怨念、破壊衝動。それと二律背反するような清らかさを求める、青年のお話でした。
またよく似たタイプの小説として大槻ケンヂさんの「新興宗教オモイデ教」がある。
これがまた、若き日に出会った衝撃の小説。
自分自身に被って見える主人公であった。
オモイデ教が発売されたのは20年以上も前のことであるのだが、今の青年が読んだとしても楽しめる内容だと思う。
世界をぶち壊し、燃やし尽くしたい男の子の話しだ。
ところで話は変わるが大槻ケンヂである。
この人は凄い。
知っている方もあろうが「筋肉少女帯」というバンドで名曲をいくつも誕生させている。
モンブランケーキ、サボテンとバントライン、詩人オウムなどなど。
上げればきりが無いのである。
現在は特撮というバンドで活躍されている。
大槻ケンヂさんは星雲賞をなんと二回も受賞しているし、他の文学賞の候補にもなっている。しかし、その内容は難しくない。
私は「文学」というやつはサッパリ分からない人間なんだが、大槻ケンヂは楽しく読めた。二十歳のころにああしたものと出会えたのは、悪くないものだ。
話しがトッ散らかってしまったなあ。
私は正直いって、もう近頃のうんざりする話題に飽き飽きしている。
コロナ、コロナ、コロナ……。
マスク、ソーシャルディスタンス、検査や感染。
増え続ける感染者。
地球規模の、真のパンデミックを予感させる。
世情を受け入れて消化するキャパがない。
周りがやっているから、迷惑かけたくないからマスクして、行きたいところにも行かず、施設は封鎖され、なんでもない展示会は抽選予約となり、ただ流されてウイズコロナの生活をしているだけだ。
近ごろ思い出すのは、かつて体験したゲームや小説の事が多い。
もうここ何年と小説を読んでいない。
漫画もだ。
アニメも見ていない。
楽ではない労働、不便な生活、コロナに怯えて暮らしているが、心から言葉を絞り出して、たまに小説を書いてみたりする……。
それでは。
皆様の日々に喜びがありますように。