東雲 彼方

七夕にも会えないだなんて、私たちの関係は織姫と彦星かな？ ――なんて、バカにされるから絶対言わないけど。 東雲の妄想癖が暴走した結果生まれたモノ。 ただの妄想であって、現実…

言葉は雨のようで、そして刃のように、頭上に降ってくる。塵も積もれば山となるし、雨も降り続ければ大海となる。 同題異話SR -June- 『字句の海に沈む』 https://ka…

「夏休み、学校の屋上で集合しよう」 立ち入り禁止の張り紙を無視した先にある非常口。その扉を開けると黒髪の凛とした少女が待っていた。青年と少女はそこで再会を果たす。 茹だるような…

音楽まみれの近況ノートを読んでくださった方から、エッセイを書いてみてはどうか、とお話をいただいたので書いてみようと思います。 不定期開催、私が音楽好きになった時、はたまた音楽…

同題異話SR -April- 『桜花一片に願いを』参加作品。 妻を亡くし、いつまでも立ち直れないでいる男の願い、そして決意。

気持ちの整理の為の日記。僕の為の僕だけの日記。病み成分比較的多め。きっと普段の文章とのギャップがそこそこ大きい。まぁ気にしないでくださいな。 ほらそこ、勝手に見といて文句言って…

新婚の美穂の元に同じ日に届いたメール、そこに書かれていたのは夫である葛城 拓巳がここ最近世間を騒がせている連続通り魔殺人事件の犯人ではないか、というものであった。 疑いたくなかっ…

サブカル系女子にありがちかもしれない、そんな話。 推しバンドが活動休止宣言をしてこれで三周年！　めでたくなんてなんともないんだ、と思っていた矢先、活動再開が決定。でも彼女には素直…

どんなに怖い夢を見ても、あなたが隣に居てくれるだけで私は幸せなんです。

Brain Fog＝頭にかかった靄 どうでも良かった最後の三分間でさえも、終わってしまってから愛おしく感じる。 届かぬモノに手を伸ばす心理は未だに分からないけれどもそれでいい。 …

長年連れ添った夫婦の最後。

違うルールの中で育った人間が一緒に暮らしたときに起こるかもしれない、そんなお話。

旧家のお嬢様に届いた三通の手紙。

シチュエーションラブコメってのがよくわかんなくて、こんなアホみたいな話を書いてしまった……。仕方ないから供養という名目で置いておこうか……。 楽器屋で即興セッションはやったことあ…

幼稚園～小学校の頃のトラウマの話。 身長大きいと駆逐されるんですよ……。ああ幼いって怖い。 でももう二番目には甘えない。

このままじゃ死ねないな、生きなきゃ。そう思ったのはあのフクロウのお陰なんだけど、それがなんだか憎たらしい。けどあのムカつく顔に感謝しないとな、これからも大好きなあの子と一緒にいら…

同題異話・三月号の参加作品です。 一年間ありがとうございました。最近はスランプになってあまり書けていなかったけれど、自分の物書きとしての始まりは同題異話にありました。 ということ…

短編集。文字書きの練習。 基本的に一話完結。 駄文をつらつらと重ねてゆきます。

[縦組み推奨] 突然松風 秋穂の元に、高校時代の教師、長谷川 徹から封筒に入った長文の手紙が届く。そしてその中に入っていたのは消えた自身の記憶。 今はもう亡き彼女の友人、境 苑子…

『星の流れる夜に、またこの場所で会おう』

蒼空の旅に出てあの人に逢いに逝きましょう。

――きっといつかの近未来のこと。 　スマートウォッチから神経に干渉して、人々を人為的に笑顔にするアプリ、『smile-maker』。国民全員がその研究の被験者となった。 　そんな…

リレー小説企画【物書きリンカーン】第四話 今回の担当は東雲 彼方です。 #物書きリンカーン ①キルヒホッフの第二法則 @acedia419542441 https://kak…

これは往生際の私の独白なのですから、もし此れを見付けた貴方がどう思うかは貴方次第なのです。貴方は貴方らしく在れ。

街の中央に聳える大きな時計塔。この時計塔は曰く付きで……？

私は稀代の大嘘吐きで、詐欺師だから。荒野で道化となり躍り狂う様は一興。大人になるまで、棘の籠で嗤おうか。

『言攫の雨』 　これに濡れると自分が自分であるために必要な言葉を流され、名前を失うんだという。 　自分の名前を思い出すには……忘れてしまった『貴方が一番大切に持っている言葉を思…

違いを認められる世の中になればいいのに

私たち家族を繋いだのは青という色と何通もの手紙でした。 始まりは今はもう亡き父の手紙。母に向けた最後のラブレターです。それからというもの、私と母は大切なことは手紙で伝えるようにし…

祖母の家に行くと、きまって風鈴のような涼やかな少女の声が聞こえる。 『今日は何をするの？』 透明な彼女と僕の不思議な7日間。 ※ファンタジー(ホラー？)要素の強い作品と…

分かる人には分かる、あの二人のお話です。前作を読んでいない方でも楽しめるとは思います。 近況ノートに誰の事なのか分かる話を貼っておくので、気になる方はご覧くださいませ。 7…

『春はまだ青いか』と『桜の降る頃に』の間のお話。これらを読んでない方はそっちを読んでからこちらを読むと面白いかと思います。 ※5/8追記：Twitterで仲良くさせて頂いてい…

※現在参加中の企画、【同題異話・『春はまだ青いか』】の続編である、娘編になります。 なので、そちらを先に読んでからこっちを読むことをオススメします。 こんな『家族』のカ…

自主企画　[同題異話「春はまだ青いか」]参加作品です。 企画名を見た瞬間この話が浮かびました。 素敵な企画、ありがとうございます。初心者ですが、参加させてくださいm(__)m