Atmosphere

作者 東雲 彼方

64

24人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

最初にホラー気味なんて書かれていたので、『彼女』=幽霊かと思いました。夏らしくね。

けれどもよんでいくとそんなことはありません。

主人公の悠が、とても一途で彼とだいたい同い年の私もにやにやして見守りました。
ヒロインの未亜は天真爛漫でこれぞヒロイン!最後のしてやったりの表情からの赤面が可愛いでしょうね。

そんな彼らのガラスのように透き通った恋の話です。
まっすぐ綺麗な幸せなお話。

水のようなさらさらとした語り口で進んで行くのも相まって、あっと言う間に彼らの恋のエピソードに飲まれてしまいました。

真夏の青空と風鈴の似合う恋。
こんな青春を送りたいものです。

Good!

最後の2話は要らない気がします。

星入れずに去ろうかと思ったら高校生。すごいですね。

なぜ現実味がないかと言えば4年の寝たきり植物人間後は、そう簡単に歩いたり、話したり、動いたり、出来ないから。取材してから書くといいと思います。そこまで意識なく、突然目を覚ます確率も実は低い気も。

だから、病室で目を開ける、一言話すくらいで留めておけば本当っぽい物語になる気がします。そこからどうなるのかは、読者の想像に委ねるとか。

将来が楽しみです。

★★★ Excellent!!!

カクヨム甲子園、投稿ということで、気合いの入った一作です。
わたしがもしも高校生だったら、こんな炭酸のように甘い恋を描けたかもしれないと思うと妬ましいばかり。
若い頃にしかできないことってありますよね?その時々のキラメキを集めて、青春を謳歌してください。

★★★ Excellent!!!

純粋な、かわいいカップルのお話です。
多くの人が楽しめるでしょう。

でもこの作品、いわゆる王道のストーリーなのに、確かな個性があります。
さらっとストレスなく読めるのですが、作品全体に、この作者様ならではの瑞々しい感性が溢れています。ベタな恋愛ものになりそうで、そうなりません。そのバランスが絶妙です。多分、無意識にやっているのだと思います。

多くの人に支持される作品が書けるのは、こういう作者様なんだろうなと思わせられます。