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漢文、ムズい

現在、「鬼と天狗」の資料に使えるかも?と思い、Xのフォロワー様から教えていただいた「黄山遺稿」の現代語訳の挑戦に取り掛かっています。

ちなみにワタクシ、現役時代の古典&漢文の成績はというと、多分そこそこ。
そもそも私のときは、「国公立大志望者=強制的に理系クラス」という振り分けだったもので、案外古文に親しんだ時間は限られているのであります。
そんなわけで、ガチの国文科出身者と比較すると、どうしてもハンディがあるのは確か。

ところで、「黄山」が誰かというと、二本松藩の御用商人兼学者であります。
ただし民間人だったためか、知名度の割に公式記録で彼の詳細について触れられることは少なくて、今回「黄山遺稿」の序文を解読して初めて、彼の人となりの断片が浮かび上がってきた次第です。

……が、早くも二つ目の序文の「安積艮斎」先生(幕末の学者。二本松藩の御方です)の漢文で躓いた~!
言い回しが教養溢れすぎていて、わからない言葉が多いんですよ、艮斎先生!
これを当時の日本人が白文ですらすら書いていたかと思うと、その博識&多才さに脱帽です。

そんなわけで、現代語訳の挫折防止?も兼ねて、カクヨムで「黄山遺稿」の現代語訳を公開しようかと、思案中です。
……需要があるかは、別ですけれどね^^;
本文自体は、ぱっと見、幕末の頃に藩命を受けてあちこちを飛び回っていた黄山が、その時々の思いを漢詩にしたもの。
漢文そのものは載せられたら載せますが、正直なところ難しいので、今のところは、書き下し文+現代語訳を載せようかなあ……と思っています。
もっとも、書き下し文&現代語訳に間違があったらご愛嬌、ということで🙏

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