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Sudden Fiction Projectについて

Sudden Fiction Project(略称:SFP)って何? という方のためにごくカンタンにご説明を。

2005年の12月初め。ふと思い立って、人からお題をいただいて(お代はいただかず)、超短編作品を贈る、ということを始めました。落語に三題噺というのがあります。お客さんからもらった三つのお題をひとつずつ登場させるお話を即興でつくるというものです。SFPは、言ってみれば「一題噺」とお考えください。

さて。12月1日にお題を募集したところ、その日(その夜)のうちに「カーテン」「リモコン」「駅のホーム」「鈴木さん」というお題をいただきました。それぞれがどんな作品になったかは、「Sudden Fiction Project①黎明編」に初期の100編をまとめましたので、ぜひお読みになってください。

そんな風にして、翌日から1日1篇ペースを目指してせっせと書き続け、翌年の4月までかけて最初の100篇あまりを書きました。これが第1期。以後、ペースこそ落としましたが、折々に「よし、そろそろSFPをやるか!」という感じで、少しずつ書き貯めて、気がついたら600編を超えていました。

当初は「mixi」という、やや閉ざされた場を使って展開していました。せっかくなら誰でも読める場所に公開しようと考え、ブログ(アサブロ)に公開したり、Pubooという電子書籍サービスにアップしたりしてきました。

ちなみに今もこのプロジェクトは続いていて、現時点ではFacebookを舞台に「虚構エッセイ」というシリーズを展開中でこれだけで200編あまりあります。この春先、Facebookの運営方針が変わると聞いたこと、Pubooがサービスを終了させると聞いたことがきっかけで、どこかに全作品をまとめたいと考えるようになって、たどりついたのがカクヨムです。

いま改めて1編ずつ読み返し、必要なものは手を入れながら最新版としてアップしています。どれもコンパクトな作品ばかり。当時の読者の一人から「駅で電車を待っている間に読めるサイズがてごろ」と言ってもらいました。そんなひとくちサイズのものがたり。でも読後にじわっと広がって大きなサイズにばけていきます。どうぞお楽しみください。
 
●Sudden Fiction Project①黎明編(完結しています)
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889194042

●Sudden Fiction Project②胎内回帰編(完結しています)
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889840534

●Sudden Fiction Project③聖地巡礼編(完結しています)
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890421474

●Sudden Fiction Project④祈り編(完結しています)
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890945202

●140字のSudden Fiction Project(随時更新中)
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054891645140

●虚構エッセイ第1集「大鉱脈」編(完結しています)
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054892340431

●虚構エッセイ第2集「禁芸法時代」編(完結しています)
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054897943695

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