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2次、3次。

こんにちは。
初めましての人は初めまして。
城之内です。

イリプレイサブルの10話目を更新しました。
一読していただければ嬉しいです。


さて、タイトルでご察しの通りです。
電撃大賞、本日2次選考と3次選考の通過者発表でした。
結論から言えば、2次の95作品には残れて3次に行けましたが、3次選考で残念ながら落選しました。

2次に通って嬉しいはずなのに3次が同時に発表になったので、全く喜ぶ暇もなく、3次の落選の悲しさがこみあげてきて、年甲斐もなく昼休みに会社のトイレで少し泣きました。(笑うところです)

思えば、小説は中学生の時から書き始めて、本格的に作家を目指し始めたのは高校生の時でした。電撃や他の賞に応募したりして、今回のように選考を進んだことも何度かありました。
だけど、自分の作品はいつも「紙の本」にはなれないのです。

思っていること、考えていること、伝えたいこと、描きたいこと。
それらは確かに城之内の心臓と脳みその中に存在しているはずなのに、城之内自身の執筆能力不足のせいで、形にならない。
……いや、形にはしているつもりなんです。
でも、他の人のように美しくスマートに表現することが出来ていない。

ゆえにいつも、自分の作品は読まれずに生涯を終えてしまう。

応募して落選するたびに「日の目を見せてあげられなくてごめん」と心の中で作品に謝罪しつつ、人のいない場所でこっそり泣く。

そんなことをしていたらもう30代。
ラノベ作家志望としては、そろそろ覚悟をしないといけない年齢かとも思います。

自分は難病を持っていて、他の人より命の残り時間が少ないかもしれない。
結婚もできないし、子供は埋めない。
自分が死んだ後に残るモノが何もない。
……それがなんとなく悲しくて、「自分という人間が生きていた証」として小説を……色んな人に読んでほしかったというのが、実は一番根底にあったりします。自分がどんなことを考えて、どんなものに何を感じていた人間だったのか……せめてそれだけでもいいから残したくて、ずっと小説を書いてきました。

自分の作品が紙の本になって、店頭に並ぶ。
それが夢でした。
本当に、何よりも。
その光景を、現実にしたかったです。



うーん。
なんだか、ちょっと疲れてしまいました。


数日は想像すること自体、おやすみしようと思います。


結局、何者にもなれないというのは……城之内自身のことなのかもしれません。




それでは。




(2次のスクショだけ思い出に載せておきます)


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