ここのところの台風で今日も天気がえらいことになってまして、どうにもギアが上がりきらなかったのもあって、ひさびさにヨムの方へ伺ってました。
エッセイやノートは隙間にエイヤッと伺えたりするんですが(当社比)、小説は全然手が回っていなかったんです。
で……。
お邪魔したのは昔からご縁があるお二方の代表小説のところなんですが、二作ともそれぞれの形ではっきりとしたすごさがあって。
かたや「居心地」と表現していいくらいの、風通しよくてさらりとした、段違いの空気感(お話世界の)。
かたや「ヘビーブロー」と書いたんですが、映画館に来てフィルムを見ているような精細さと特別感。
クウッ、いいッ! うらやましいッ!!
……と、そう思ったのは事実なんですが、ノート開いたのはそれで病んじまったぜ落ち込んだぜとかいうことではなくって。
成長の仕方や最終の仕上がり、そこに達する手前の中間状態、人それぞれだとは思うんですが(だから魅力の形も全然ちがう)、それでも共通して、いい作品をめくるといい気持ちってもらえるものなんだなということを思ったのでした。あらためて。
でもって、そういう作品を自分のそばにいくつも置いておけていること、ご縁が続いているということは嬉しいことだなあとも。
エッセイのタイトルにも付けてますが、伊草は無菌室みたいな環境が性に合うタイプで、まつわってか交流もあまり得意でなく。加えて、察しもヘンなところで相当に悪かったりするようです。
それだけに、続いているご縁は(自分なりにでも)大事にしていきたいなと思った次第なのでありました。
上では作品を例に挙げましたが、作者さんご自身、そして読み専の先輩がたとの繋がりも、嬉しいものでして。
こんなですが、お手間ではない範疇で引き続き繋がっていただけたらさいわいです。
午後からは長編の続きをがんばりたいぞう!