・料理編
「硬めの野菜を指で軽くこんこんする→セオリーから外れた、時にちょっともったいないくらいの位置(端材が多くなる位置)に包丁を入れて切ることがある。攻めたセール品のいたんでいる箇所を精密に探ってよけている」
「煮物や炒め物の塩梅をほぼ間違えない。火加減全般に強い」
「事前に仕込みをして寝かせる、という作業を割と楽しそうにやる。染みているのが感覚でよくわかるため」
「具材の未知の組み合わせは想像出来ない(のでレシピは調べ物で開拓する)が指示はあまり読まなくても失敗しない(調理順はすぐに察する)。具材個々の、“加熱も含めどう処理すれば美味しい状態に変化するか”を体感レベルで覚えているため」
・距離感編
「異様なほど異性慣れしている。“こちらが相手にとって恐い存在である”ことへの配慮を欠かさず、他方で変に腫れ物扱いもせず、自然体で接することができる。距離が近くなるとか視覚的にドキッとするとかの耐性もある」
「言いかえれば異性相手でも距離を開けない、距離感が対同性の時とそう変わらない超高校級の男子高校生だといえる。下心も示さず縁のあった相手には世話心を覗かせるので、付き合いのある女子の六割は“お母さんみたい”と思っている。なお残りの割合は、“優良物件またはいいな”と“でも実質既婚なんだよなあ”が二割ずつ」
「理由は感覚由来、パーソナルスペースが広すぎるのが原因。面識も何もない他人を間近に感じる時間が二十四時間の大半を占めており、常識でいう“至近距離”は佑にとっては五十歩百歩の距離である。クラスメイトなど、感覚射程にいる時間が長い相手には相当な“感覚的な馴染み”を持ってすらいる。制御できないことなのだが、本人はそれを“相手に失礼”だと思っているため、せめて表に出さない――世間常識に従っていきなり慣れ慣れしく振る舞わないように気を付けている」
「という設定があるが、紙幅がないためこの辺りのことは書く余裕ができるまで“鈍感主人公のテンプレ”でごまかし通すつもりでいる」
分量多いんだか少ないんだかまだ判断がツカナイヨ! と思いつつ投下してみました。
おこのみの「~編」などがあれば適宜コメントお寄せください、次の回ではそっちにハンドル切ろうと思います!
本編はこの土日に執筆・更新予定です。
曜日決めた方がいいと思うんですが、書けるとついすぐ「みてみて!」ってしたくなってしまうから……。