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文法に則ってなさすぎるの話

随分自覚が遅れたのですが、かなり規範から外れまくってたんだなということを最近感じる身の上です。

「句読点が多すぎる」「漢字が多すぎる」もそうですが、どうもこう、文章の誤読余地を潰したい(あるいはニュアンスをはっきりめで伝えたい)という動機で文法を遵守しない節がある様子。

セルフ反省会をしたところ「読者モデルとしての我が身が“信用できない読者”だから」というのが理由みたいでした。
自分ならこの辺少しつまずくだろう、自分ならここはこう書けば詰まらずに読めるだろう、みたいな。

自分が読者としてその辺気にするからといって読者一般がそうというわけじゃない、読者先輩一般をもっと信用しろ! という結論になったのですが、気づくの遅すぎかなー、まだあるんじゃないか他にも、という懸念が残ってですね。

この辺気づけたのも皆様が読んで感想くださったおかげなので、あらためて感謝すると共にさしつかえなければ今後も突っ込んでやってくださいと思うのこころです。わおわお。

6件のコメント

  • 漢字多いところが好きですよ。ぜひそのままで!
    メフィスト賞とかがいいかもしれない、とふと思ったりしました。
    好きなひとはすごく好きな文章で、ものすごく個性があるから。
    そのままでいいと思うのです。
    (すみません、最近のは読めていませんが!)
  • >西さん
    ありがとうございますうれしいやつ!
    漢字については自分としては自然な変化になりそうなので、たーぶーんー個性を損なわないままひらきの選択肢持てるようになるんじゃないかと!
    しばらくはこのままなのかもですが……お声聞かせて下さるのありがたいーっ!!
    (読む件はホントにお気遣いなく! 書いて書き続けるのは僕らの本懐ですもの!)
  • 私もそのままで良いと思いますよー。
    まず「誤解の余地がない、少ない」文章って、とても価値のあるものかと。

    私もいずくさんの文章、好きだし。
    特別読みづらいとか、文法?すいません、私も分からない!けど、気にならないし、個性が感じられる文章って魅力の部分では、と思います。

    その上で、作品の雰囲気の都合とか、ミスリードを誘う技法とか、人物のキャラ付けだとか、色々あるのかなー、とも思います。
  • >ねこさん
    ありがとうございます!
    この辺いろいろ意見を伺うと、「気になる」派と「いやいける」派の方に結構分かれるみたいで。
    「断然いける」の方々に「これだよこれェ!」って仰っていただけつつも「気になる」派を減らす……的な目標で動いている現在の伊草です。
    ねこさんとか西さんみたいに、読みこなせる作品幅が広い読者さんを崇めつつ、しかし寄りかかったりはしない方向でいけたらなーと思っています!
    あと文法に則ることでミスリードとか叙述トリックとか将来的にやれなくもない余地を残したいともおもっている……。
    ひそかな ゆめ!
  • わたしなんて、文章が軽くて特徴がないから(直せない)、
    伊草さん、すごく羨ましいですよ。
    つきぬけてほしい、むしろ。
  • >西さん
    隣の芝生は青い、というやつでしょうかなあ。
    西さんの作品がしょっちゅうランキングに入るの、一つには読書量と文法の裏打ちがきいた確かな文章の力があるからではと思っておりました。

    でも、確かに言われて振り返ってみると……。
    自分の書くものにもし文章上の特徴がなかったら、少なくとも自己満足度すごく下がりそうです。なんならお話書いてないかも。
    駄目にしないよう気をつけつつ、がんばって育ててみます!
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