こんにちは、藤代です。
本日2月14日は、バレンタインですね☆ 日本では、女性が意中の男性にチョコレートを贈って想いを伝える日というイメージが強いですが、最近では友チョコや義理チョコ、推しチョコなんてものもあって、男女関係なく、日頃お世話になっている人や仲良くしている人、憧れの人などに贈り物をする日に変わってきていますよね。随分と独り身にも優しい日になりました（笑）
とはいえ、やはりバレンタインといえば恋する乙女が主役のロマンティックイベントっていうのがメインですよね♡ てなわけで「恋は成就後」の乙女3人組のバレンタインに関する会話の様子をチラ見せしちゃいます！ 彼女たちが恋人のことを想って繰り広げる会話をお楽しみください。
広瀬(ひろせ) 翔(か)菜(な)→翔・橘(たちばな) ひより→ひ・牧(まき) 芙佳(ふうか)→芙
上の表記でまいります。
芙「ひよりちゃんと翔菜ちゃんは、バレンタインやホワイトデーに贈るお菓子には、お菓子ごとに特別な意味が込められているって知ってましたか？」
ひ「お菓子ごとに意味が込められてるなんて、初めて聞いた」
翔「私もです。チョコとかクッキーとか、わたすお菓子によって、個別に込められた意味があるってことですか？」
芙「そうなんです！ もうすぐバレンタインだからいっ君に何を贈ろうかなっていろいろ調べていたときに見つけたんだけど、海外では日常的にお菓子を贈り会う習慣があって、そういった国では、お菓子自体に固有のメッセージが込められるケースもあるそうなんです。
まぁ、このメッセージに捕らわれてお菓子を選ぶ必要はないんですけど、密かにメッセージを込めた贈り物をわたすなんて、なんだかロマンティックだなって想いませんか？」
ひ「何それ、ものすごく素敵！」
芙「ですよね！ だから、2人にも共有したいなって想ったので、メッセージの一覧がのっているサイトのリンクを共有しますね」
翔「ありがとうございます！ ちなみに、芙佳さんはこのサイトを見ていつき君に贈るお菓子を決めたんですよね？ 何を贈ることにしたんですか？」
芙「マカロンです。マカロンには『あなたは特別な人』っていうメッセージが込められているんですよ。よく行くお菓子屋さんでハート型の可愛いマカロンが売られていたのでちょうどいいなって。いっ君、前にマカロン好きだって言ってたから」
翔「『あなたは特別な人』…。可愛いお菓子に素敵なメッセージ…。本当にロマンティックですね…」
ひ「…」
翔「ひよちゃん？ どうかした？」
芙「眉間にしわが寄っちゃってますよ。大丈夫？」
ひ「…私、今年はチョコチップクッキーを贈ろうって想ってたんだけど、クッキーは『友達でいよう』なんだって。せっかくだから、私ももっと特別なメッセージが込められたお菓子をあげたいけど、もうクッキーの材料買っちゃったんだよね…」
芙「ま、まぁ、このお菓子ごとのメッセージは絶対的なものじゃないし、一番大切なのはひよりちゃんの倉地(くらち)君への気持ちだから、愛情込めてチョコチップクッキーを作ったら、それが世界一素敵な贈り物になりますよ！」
ひ「うーん、でも、私もロマンティックバレンタイン大作戦したいよー…。密かに特別なメッセージを込めたお菓子をあげたいよー…」
翔「それなら、ステンドグラスクッキーを作ってみるのはどうかな？」
ひ「ステンドグラスクッキー？」
翔「うん。型抜きしたクッキー生地の真ん中に小さな型で穴をあけて、その穴の中に砕いた飴を入れて、飴が溶けきるまでオーブンで焼くの。冷やして飴が固まったら完成で、見た目もおしゃれだし、何よりも飴には素敵なメッセージが込められているみたいだよ」
ひ「あなたが好き…」
芙「わぁ！ 素敵なメッセージな上に手作りだなんて、さらに特別なお菓子になるじゃないですか！」
ひ「うん！ 私、今年はステンドグラスクッキーを作ることにする！ 芙佳さんと翔菜のおかげで特別なバレンタインの贈り物ができそうだよ。2人とも、ありがとう」
芙＆翔「「どういたしまして」」
芙「ところで、翔菜ちゃんは露木(つゆき)君に何をあげるか決めてるんですか？」
翔「わたしは、チョコブラウニーを作ろうかなって考えていたんですけど、チョコレートには『あなたと同じ気持ち』ってメッセージが込められているそうだから、チョコレートましましで濃厚なチョコブラウニーを作ろうかなって…。それで、私はわたすときにこのメッセージを伝えてみようかなと。普段から愛情をもらってばかりで上手くお返しができていないので、私も同じだけ大好きだってこの機会に伝えられたらなって…」
ひ「いいね！ 普段テレやな翔菜が勇気を出してがんばったら、きっと露木さんも嬉しいだろうし、応援してるから、がんばって伝えるんだよ」
芙「テレやさんでも一生懸命にがんばる翔菜ちゃん、やっぱり可愛いです！ 露木君が羨ましいくらい…。私も応援してるから、がんばってくださいね！」
翔「は、はい///
そ、そんなことより、他のお菓子にもいろんなメッセージが込められているんですねー。マロングラッセの『永遠の愛』なんて、本当にロマンティックですよね」
ひ「あ、それ私もいいなって想った。『永遠の愛』なんて、プロポーズみたいで憧れちゃうよね…」
芙「プロポーズの場面で指輪をわたされて、その後2人でマロングラッセを味わうなんてシチュエーション、まさにロマンティック！」
ひ「それ、いい！」
翔「素敵だけど、プロポーズなんて想像しただけで、心臓がバクバクしてくる…」
ひ「本当に、翔菜はある意味でぶれないね（笑）」
翔「だって…」
芙「ふふっ、まぁ、とにかく今は目の前のバレンタインデー本番に集中ですね！ 今年は3人とも、ひよりちゃん命名の『ロマンティックバレンタイン大作戦』を無事に成功させるためにがんばりましょうね！」
ひ「がんばってステンドグラスクッキーを作るぞー！」
翔「がんばって想いを伝えます！」
芙「うんうん！
って、あれ？ 私はマカロンを買ってわたすだけだから、あまりがんばることがないですね…。せっかくの『ロマンティックバレンタイン大作戦』ですから、いっ君を直接ドキドキさせられるような何かを当日までに考えておかないとですね♪」
いかがでしたか？ これは、藤代が実際に今年のバレンタインに向けていろいろと調べているときにたまたま見つけたネットの記事を参考に書かせていただきました。可愛いお菓子に密かに込めるメッセージ、素敵ですよね。翔菜ちゃんは秘めずに伝えるようですが（笑） 3カップルがどんなバレンタインデーを迎えたのか、いずれ本編で書くことができたらと想います。
ところで、皆さんはマシュマロには「あなたのことが嫌い」というメッセージが込められることがあるってご存知でしたか？ 私自身は実際にいただいたことはないのですが、ホワイトデーのお返しといえばマシュマロみたいなイメージがあったので、かなり驚きました。もちろん、このお菓子ごとに振り分けられたメッセージが全てではないので気にする必要はないのですが、知ってしまうと、今後誰かにマシュマロをあげるのは躊躇してしまいそうですね（汗）
さて、今回はこのくらいで失礼いたします。
このショートストーリーが、あなたのバレンタインデーにときめきを添える一欠片になれていたら嬉しいです。
では皆様、今日も素敵な読書ライフを。
参考資料
https://belluna-gourmet.com/column/valentine_meaning.html