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『さよなら、ライトノベル』完結しました。

思った以上に時間がかかってしまいましたけど、おかげさまで完結しました。長かった……。

完結できたのは、ひとえに読んでいただいた方々のおかげです。本当にありがとうございました。

89件のコメント

  • ラノベは世界を救うのです。
    てゃー(^^)
  • こんばんは。
    コメントにも書かせていただきましたが、お疲れさまでした。

    構想通りに進んだのでしょうか。それとも紆余曲折あったのでしょうか。
    まずは休んで、またそれを活かした次のお話が出来上がることをお待ちしております。
  • @kobuupapaさま

    最初はねー、徹底的に否定しちゃおうと思ったりもしたんですよー。でも、救っちゃいましたね、世界。

    てやーっ。
  • 須能 雪羽 さま

    ありがとうございました。

    当初から構想はもちろんのことプロットも立てておらず、ほぼ行き当たりばったりで書いていました。なので、紆余曲折という以前に、道が真っ直ぐなのか、曲がっているのかすらわからなかったという……。五里霧中の状態でした。五里霧中のなかを夢中で行く感じでした。

    次のお話は全く見えていませんけど、次もまた読んでいただけるよう頑張ります。よろしくお願いいたします。
  •  これまでのやり取りがあったので、読む側としても果敢な挑戦にドキドキでした。ほんと、難しい挑戦だったと思います。
     現代社会的なテーマをファンタジーに落とし込むHan Luさんはさすがだなーと。ファンタジーには現実社会の合わせ鏡の役割があるわけですものね。

     で、今朝になって、『ウィングマン』を思い出しまして~。あれって健太がドリームノートに創作することで戦うわけですよね。空想(妄想ではない)力が武器。ああいう、読んでいるほうの空想力も刺激される作品がヒットすれば良いのですが。妄想系主人公ではなくて!

     とにかく完結お疲れ様でした。素敵な物語をありがとうございます。(ベルちゃんが縮んでくれたことにちょっとホッとしました(笑)
  • 奈月さま

    『ウィングマン』! 懐かしい! 弟が単行本買ってて、私も読んでました。私、ずーっと、想像力を武器に戦うお話、なんかあったよなーと思ってたんですけど、思い出せなくて。ドリムノートかー。いやー、すっきりしました。今回やったのって、まさにあれの文章バージョンです。それにしても、桂さんの絵、ずいぶん進化しましたよね。

    >ファンタジーには現実社会の合わせ鏡の役割がある
    やっぱりファンタジーって、そういう機能がないとなーというのはずっとあります。そして、ここでのやりとりには、とても助けられました。こちらこそ、ほんと、ありがとうございます。

    最後ちょっとシリアスとのバランスが難しかったんですけど、ベルちゃんはやっぱり最初の感じに戻ってほしいなーと。そう言ってもらえて私もホッとしましたー。

    奈月さんの歴史物短編、楽しみにしおりますよー!(プレッシャーにあらず)
  • 『ウィングマン』好きでした。アニメの主題歌も良かった~。アニメ嫌いのうちのダンナも「WING LOVE」はカラオケで歌います。私は「異次元ストーリー」が好き♡(はっ、この歌詞「異世界」に変えたら、今の流行にばっちり!? ♪異世界だったらそれでオーケー♪)
     私はアオイさん推しだったから最後泣いたよ。桂さんの絵のなにが進化したって、女の子のふともものやわらかさだと思うの(コラ)

     そうそう、メサちゃんが可愛すぎたので戻って欲しかった。幼女最強かー。


     ああうん。短編。歴史物は過去作なんで打ち込むだけなのだけど。実はちょっとラノベタイトルのお話を思い付いちゃって、ちまちま書いてます。近々投稿するけど、呆れないでね~~~。
  • 私もアニメ見てましたー。「異次元ストーリー」いいですねー。私もだんぜんアオイさん派です!

    ふともものやわらかさ! あはは、確かに。昔は平面的な絵だったのに、だんだん女の子がいい具合に肉感的になっていくんですよね。うふふ。

    ラノベタイトルのお話! 楽しみー。待ってます! あと、奈月さんの歴史物、大好物なんですよ。うふふふふ。
  • 遅ればせながら、完結お疲れ様でした。

    公開日が2月とのことで、そうかもう1年も経つのか……えっ、本当に!? という感じです。

    もしかしたら勘違いかもしれませんが、今までの作品の集大成的な、積み上がっているような感じがして、毎回凄いなぁと思いながら読ませて頂きました。

    改めて冒頭を読み直して、ラストと雰囲気が似ているのにも驚きました。ひとつの世界として確立しているから、なんでしょうね。

    「これは否が応でも次回作に期待しちゃいます!」と若干ハードルを上げつつ、再度お疲れ様でした!
  • しろもじ さま

    そうなんですよ! もうかれこれ1年経つんですよ。途中で「小清水くん」書いてたというのはあるんですけど、それにしてもかかりすぎましたね。ちょっと反省してます。もうちょっと早く終わると思ったんですけど。

    集大成なのかなぁ。でも、そう思っていただけてるということは、何かしら進歩してる部分があるということでしょうから、素直に喜びたいです(自分ではよくわからないんですよね)。

    冒頭を読み返していただけたのは嬉しいです。冒頭と似せるというのは特に意識はしませんでしたけど、そのお話にふさわしいラストってあると思うんです。ああ、これっていう。あのラストはそういう感じで映像が頭に浮かびました。冒頭とラストの雰囲気が似ているということは、ちゃんと物語が閉じているということだと思うので、よかったです。

    ハードル上げ、どんとこいです(マジか?)。いや、分かんないですけど、成長はしたいじゃないですか。なのでプレッシャーは歓迎しますし、すごくありがたいことだと思ってます。

    とはいえ、構想がまったくありません……。とほほ。しろもじさん、けっこうネタのストックありましたよね。むっちゃうらやましいです。

    なんか、大人の恋愛物書いてみたいなーとか思ったりはするんですけど。

    ともあれ、いつもありがとうございます。今年もお互いがんばっていきましょー!
  •  完結、おめでとうございます。
     終わった後の充実感とか喪失感とか。そんな感慨に浸られているかと……。

     大人の恋愛もの、いいですね。
     でもHan luさんは幅が広いので次回作の想像が全くつきません。ハードルとかではなく、 楽しみにしてます。
  • 油布 さま

    最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました!

    そうなんですよ。長編を書き終わった後って、ぼーっとしてしまうのです。あまり物事を考えられなくなるというか。

    なので、次回作のこともあまり考えられなくて。私も想像がつかない感じです。なんとなーくもやもやとした書きたい感じのものはあるんですけど。

    もう少ししたらたぶんまたえっちらおっちらと書き始めると思います。楽しんでいただけたら嬉しいです!
  • こんばんは!
    ちょっと書きたくなってやってきました。
    なにをか?
    四次元世界の描写です!序盤で出てきた、植物が様々な状態で、可能性のまま、重なり合って存在しているというあの描写。
    私がイメージしていた四次元というのがまさにアレでした。なんというかモヤモヤとしていたイメージが言語になってはっきりと表現されていた感覚でした。
    四次元って科学の硬い読み物でもうまく表現されていないものが多いと思うんです。数学でもできれば、数式の中にそれを見て、より的確に感じ取れるかもしれないけど、それはまぁ無理な話ですし。
    だからこそああいった形、物語に溶け込む形であれを表現したのは素晴らしいとしみじみ思いました。
    やっぱりHan Luさん、すごい人です。

    付け加えると私もアオイさん派でした。
  • 関川さん、こんばんはー。コメントありがとうございます!

    四次元が、三次元に時間をプラスするというのって、昔からありましたよね。でも、それだけだとなかなか具体的にイメージしにくいです。

    私が、時間という概念に対してブレイクスルーするきっかけとなったもののひとつが、関川さんも好きなカート・ヴォネガットです。実は今海外出張中で手元に本がないので確認できないんですけど、『タイタンの妖女』の主人公(?)が、過去も未来も、あらゆる時間線上にあまねく存在することになるという内容だったと思うんですけど(間違ってたらごめんなさい!)、それを読んだとき、ものすごい衝撃を受けました。これって、まさに四次元に置ける時間の概念じゃないの? と。

    もうひとつ重要なのが、グレッグ・イーガンという人が書いた『宇宙消失』という本です。創元SF文庫です。これ、ぜひ読んでみてください。実は、「植物が様々な状態で、可能性のまま、重なり合って存在している」という描写はこの小説に出てくるヴィジョンを参考にしています。

    なので、残念ながら、あの描写は私のオリジナルではないのです……。というわけで、すみません! 私はすごくないのです。

    ネタバレになるのであまり書けないのですけど、あの植物の描写は、時間というよりも量子論の波動関数が収縮していない状態を参考にしています。シュレディンガーの猫みたいに、すべての可能性が重なり合ってる。で、ついでに時間という概念も付加しちゃおうと思ったわけです。

    なんかあんまりうまく説明できてませんね……。ううう。

    また思いついたら補足します。そして、こんなところにもアオイさん派が!
  • Han Lu さんコメントありがとうございます!

    タイタンの妖女ですね、まさに。面白い作品で今読んでも色あせないところがなんとも文学的で、でもやっぱりハチャメチャな。

    四次元に身を置くというのはこう言うのものかな、と思わせるものがありました。『宇宙消失』は未読です。なんか読みたくなりました。やっぱりSFっていいですよね。まぁ世代的にちょっと古いSFに惹かれてしまいますが(笑)

    まぁオリジナルかどうかは別として、あの描写はすごく刺さるものがあったんですよ。たぶん日本語でしっかり書かれていたせいではないかなと。翻訳でなく、ダイレクトに伝わる感覚でしょうかね。まぁ微妙なニュアンスの話ですが、お分かりいただけるのではないかと。

    シュレディンガーの猫もまた重要なポイントですよね。確率と現実の混在する世界観、パラレルワールドの概念なんかも含まれる気がしますね。

    改めてこうして文章を眺めると、時間というのは可能性そのもの、と言い換えることが出来そうですね。なんかカッコいい言葉ですね、我ながら(笑)
    可能性のエンジンとして時間が存在している、なんて解釈するとまたかっこいい概念ですね。作品にするのはまた難しそうですけど。

    確率と時間と四次元とシュレディンガーと量子論。
    SF的なこの手の話はワクワクが止まりませんな(笑)
  • そうそう、某アトランティスはなんとかカート的に物語を書きたいというのが、目標だったんですよね。
    外国の人が書いた翻訳でなく、あくまで日本語ベースで書く物語。
    なんというか理解の浸透具合が違うような気がするんですよね。
    まぁハードルがめちゃ高いですけど、目標にしていきたいところですね!
  • 関川 さま

    そうです、アトランティスはヴォネガット的物語でしたよね。その目標は達成していると感じましたよ。

    >時間というのは可能性そのもの
    まさに。私たちが制御できないものですからね。いろんな可能性が詰まっていそうです。

    私自身、翻訳されたものと日本語のものとそれほど違いは感じないんですけど、翻訳の壁は確かに存在していますよね。

    時間というテーマはものすごく魅力的です。なぜか子供の頃から関心があって。例えば私、小さい頃にデジャ・ヴをよく経験したんですね。最初の頃はデジャ・ヴという言葉自体知りませんでしたけど、結構早く、小学生の低学年くらいにその言葉を知って、ああ、これのことか、と。

    それに関連して、『ビューティフル・ドリーマー』みたいなループものとか、ものすごく好きですね。デジャ・ヴがよく起こっていたときは、自分はもしかしたら同じ時間を何回も繰り返してるんじゃないか? と思ったりしました。最近はもうないですけど。

    ちょっと話がズレちゃいましたけど、時間と量子論(もちろん並行宇宙も)のお話は本当に面白いです。

    『宇宙消失』ぜひ読んでみてください。ちょっととっつきにくいかもしれませんけど、たぶん関川さんなら大丈夫です。私はひさびさに『タイタンの妖女』を読み返したくなりました。

    ではでは、また!
  • Han Luさん、コメントありがとうございます!

    デジャヴ、実は私も昔はたまにあったんですよ。今もごくごくたまにあります。
    あ、このシチュエーションでこのセリフ、なんか繰り返しているような、そして自分が次にどう行動するのかが分かっていて、やっぱりその通りに行動してしまうような、あの不思議な感覚。

    その時に感じることはHan Luさんと同じですね。まったく同じ過去を繰り返しているような感覚、もしくは未来を見通しているような感覚。ああいうのは不思議ですよね。

    時間とか量子論、こういうジャンルはそれぞれの理解が微妙に違うんだろうと思うんですけど、それを披露しあう所がまた面白いんですよね、新たな発見もあるし。

    なんかそういうノートでも作りたいですね。

    ということで時間消失はチャレンジしてみたくなりました。

    だからデジャブという言葉があって、他の人にも同じようなことがあると分かったのはなんとも新鮮でした。すごくSF的なテーマにも直結しますよね!

    ビューティフルドリーマー、良かったですよね。当時はその表現方法と相まってすごく斬新で新鮮で神秘的でした。まぁ今でも賛否両論なところあるんでしょうが、私はすごく驚きましたね。
  • デジャヴ、関川さんも感じたことがありましたか。あれは本当に不思議で独特の感覚ですよね。デジャヴはもとはフランス語で、日本語では既視感って言います。

    ちなみに、デジャヴの逆で、何度も経験しているはずなのに初めて経験するように感じることをジャメヴ、未視感って言います。これは私感じたことないですけど(っていうか、それって、ど忘れでは?)。

    たぶん原因は脳の錯覚ですよね。夢は記憶の再構築をやってるんだという説がありますけど、起きているときにも似たようなことをやってるんじゃないかなと思うのです。子供の時に多いというのも(私と関川さんだけですけど)なんか理由がありそうな感じがしますし。

    『ビューティフルドリーマー』は本当に衝撃的でした。デジャヴがよく起こっていた頃は、いろいろ考えているとたまに怖くなる時がありました。同じ時間をぐるぐる回ってある時点から先に進めてないんじゃないか、とか。なので、温泉マーク先生(ううう、懐かしい響き)の恐怖感はものすごくよくわかりました。

    私、押井守監督の作品の雰囲気って大好きで。確か、『天使の卵』のお話はちらっとしましたよね。特に昔の押井監督の、『ビューティフルドリーマー』の前半部分とか、『迷宮物語』とか、『パトレイパー』で刑事がホバの足取りを追ってさまようシーンとか、すごく好きで。ぞくぞくするんです。なんかすごく怖いんですけど、すごく甘美な怖さなんですよね。すみません、話が逸れました。

    ノート作るのいいですね。ちょっと考えてみます。こういう時間とか量子論を扱った印象的な作品を挙げてもらうとか、どうかなーと。

    あと、記憶にまつわる話も好きなんですよね。

    ちょっと考えてみますね。

    ではでは~。
  • Han Luさんへ

    ジャメヴ、未視感というのは初めて知りました。
    この感覚は今までないですね。

    ちなみにデジャブって感じた人はどの程度いるんでしょうね? 私的にはけっこうみんなあるのかな、と思ってました。
    で理由というかメカニズム的なものはやっぱり脳の錯覚で落ち着くのかと思いますね。さすがにタイムスリップはありえないでしょうからね(とはいえ一番ワクワクする説ですが)。
    あとはやっぱり人間の生活って実はかなり近似的なシチュエーションと選択を繰り返しているせいかな、なんていう風にも思いますね。全く同じに感じるのは補正効果として、実は同じようなフレームで進行することが多々あるのかなと。

    ビューティフルドリーマーはそのあたりもSF/ファンタジー的に掬い取ってましたからね。しかも収まりもすごく良かったし!今でも名作だとは思います。
    迷宮物語懐かしいですね。あの頃はOVAというのがすごくクオリティ高かったんですよね(笑)
    ちなみにパトレイバーのアレは私的には押井監督の最高傑作で、あそこがピークになってます。シナリオと演出と映像がすごくかみ合っていた気がします。あれ以降の作品はなんとなくイマイチ感があるんですよね。
    攻殻機動隊なんかも原作が好きだっただけに、映画版はあまり好きじゃなかったりします。

    なんかSFとかその元ネタになるような話をいろいろと気軽に語れるノートは面白そうですよね。
    でもまぁ、今は色々と忙しそうですからね、いいアイデアが思いついたら、お互い楽しめる方向で行きましょう!
  • ふたたびこんばんは!
    先日は私の作品お読みいただき嬉しい評価を寄せていただきありがとうございました。

    私の方ものんびりですが、さよならライトノベル、楽しませていただいております。切り替わる舞台と雰囲気、切れのいいキャラクター造形と、物語の楽しさいっぱいです。

    ということでまた遊びに来ます!
  • 関川さん、こんばんは~。

    こちらこそ、『モノノ怪クリニック 』楽しませていただいて、ありがとうございました。あの作品は、いい意味ですごくメジャーで、たくさんの人に楽しんでもらえるものになっているところがすごいと思いました。

    各話の落ちと、次のお話につながっていくわらしべ長者展開も決まっていて、ほんと、レベル高かったです。

    ところで、前回の返信になっちゃいますけど、あの頃のOVA、クオリティ高かったですよね。レンタルビデオ屋さんに行くのがすごく楽しかったなー。

    そうか。関川さん的にはパトレイパーのアレが押井監督のピークなんですね。確かにアレ以降、ああいう感覚の映像は撮ってないかもしれないです。私としては、テイストはまた違いますけど、劇場版の2作目も結構好きです。特に、9.11後に見ると、すごいなーと思います。それ以前に、後藤隊長ファンというのもあるのですけど。

    あと、これもOVAですけど、私的に押井監督作品で外せないのは、実は『ダロス』だったりします。すっごく地味なんですけど、シナリオ、特にセリフがむちゃくちゃいいんですよ。

    攻殻機動隊は、もしかしたら神山監督のTVシリーズのほうがいいかもしれないですね。『イノセンス』も微妙でしたし。

    さよならライトノベル、読んでいただいてありがとうございます。

    またいつでも遊びに来てください!
  • HanLuさん、こんばんは!
    また来てしまった(笑)

    劇場版の二作目見てないんですけど、面白そうですね。私も後藤ファンです。いいんですよね、昼行燈の切れ者おじさん、痺れますよね。あの語り口とかもいいんですよね。
    ダロスも見てないですね。天使の卵はなんか見たことあったけど、あまり印象に残ってないとこ見るとちゃんと見てなかったかもしれません。
    攻殻機動隊もそうですけど、アップルシードなんかも映像化作品はなんか暗いんですよね。シリアスさが過ぎるというか。もっと漫画みたいに人間的な可愛さ、というか愛嬌、楽しい雰囲気があってもいいと思うんですけどね。もっとカオス的にいろいろ詰まっているのが楽しかったのに、なんて思うわけです。

    なんかOVAのアニメ作品をまとめてみたいですね。
    クラッシャージョウとかもなんかみたいなぁ、と。

    そうそうOVAって、時間の制約とおそらく売上的な成功のプレッシャーのせいか、すごく気合いの入ったものが多かった気がしますね。作画なんかもすごく丁寧で、斬新な表現なんかもいろいろあったような気がしますね。これはもうリアルタイムでそういう流れみたいなものが楽しめて良かったですね。

    あ。とりとめなくなってきましたのでまた!
  • 関川さん、いらっしゃいませ~。

    劇場版二作目、むっちゃいいですよ。映画としての完成度は二作目の方が高いと思います。後藤隊長も活躍しますけど、本当の主人公は南雲さんです。内容はシリアスですけど、一見の価値はあります。

    攻殻の映画版もアップルシードの映画版も、言われてみれば、超シリアスですね。私はどちらも嫌いじゃないですけど、確かに原作の漫画はいろいろと詰め込まれていましたよね。ユーモアもありましたし。何より、士郎正宗さんの書き込む情報量が半端なかったです。

    クラッシャージョウ、実は数年前に見返しました。思ったよりも古臭くなくて、面白かったです。私、安彦良和さんの絵がむっちゃ好きなんですけど、とにかく作画がすごいです、今見ても。当時、映画全編安彦さん作画監督っていうだけで大興奮でした。特に、女の人の線の柔らかさが好きでした。ちなみに、私の『パンプキンとカカオ』に出てくるドクター・マチュアという名前はクラッシャージョウの登場人物からもらってます(性別は逆ですけど)。

    OVA、楽しかったですねー。どれも力が入ってましたよね。久しぶりに色々と見たくなっちゃいました。私もとりとめがなくなっていきそうなので、とりあえずこのへんで。

    またお待ちしています!
  • Han Luさま

      新城カズマの、私は読んでないのだけど。1990年台に手掛けたPBMゲーム『蓬莱学園』について詳しく話してくれてて面白かったです。人間が集まるといろいろなことをやりだすひとがいる、ここで人間の行動が読めるようになった、とかって。
     こういうタイプの人って、時代の先を先を読むのだろうけど、現実がどんどんフィクションに追いついてくるって話してました。新しい現象だと思って小説にしようと考えてると、現実に追いつかれちゃうって。コワイ時代だね。

    『ポピュラー文学の社会学』これ、ページ数はたいしたことないのに、読みながらあれこれ考えちゃって、持論と合わせて咀嚼するのにすっごい時間がかかります。私が紹介したのは私の着目点からのものなので、Han Luさんはどこに注目されるのか~。
     って、私ももっと細々語りたかったのですけどね。ジャンルごとの考察も興味深くて。SFと想像力についてや、ミステリーのテンプレにこだわるパズルミステリー好きのこだわりが他のジャンルにも広がりつつあるとかっ。あうう、このこだわりには私も身に覚えがあるのでドキッとしました。

     図書館で文学論の棚に行ったらこういう気になるタイトルばかりで~~。私たちが悩むようなことは、学者がとっくに考えてたのだなって感じ(笑)
     ただ『ポピュラー文学の社会学』もそうなのだけど、現象として納得はできても、その功罪や、じゃあどうすればいいのかってとこまでは言及してないのだよね。そこは自分で考えなくちゃならないのかな、と。
     以前Han Luさんが一般文芸もラノベ化しつつあるって言ってくれてたけど、そのとおりなのだな、と。上からどんどん崩れてきてるんだなって。そうなると、逆に底辺(悪い意味じゃなく)であるラノベの質を底上げすることが効果的なんじゃって、ラノベが小説(物語)を救うのか? って、さよラノみたいなことを考えてしまったのでした。
  •  あー、また楽しい話をしてたのですねー。

     私は、パトレイバーは劇場版よりテレビシリーズ、テレビシリーズよりOVA、OVAよりマンガ、といちばんマンガ版が好きだったりします。

    『ポピュラー文学の社会学』の日・中・朝の比較の章で、日本には女傑がいないって項があって、そりゃあ日本には「独裁者も革命家もいない」からって、内海課長の名言を思い出したのでした。
  • 奈月さま

    新城カズマさん、昔から書かれていたんですね、私が知ったのは最近で……。『われら銀河をググるべきや』という評論(?)もよかったです。時代の速度、怖いです。私たちは急ぎすぎている気がします。

    『ポピュラー文学の社会学』むっちゃ読み込まれてますよね。私も読んだら感想書きたいですけど、ちょっとびびってます。でも、奈月さんの取り上げていたポイント、どれもすごく関心があって、例えば「芸」のお話とか、すごくよく分かります。

    今は、なんとなくなんですけど、過渡期だという気もしたりして。いつかガラッと変わっちゃうまでの。仮に変わっちゃうとしても、分かりやすいもの、ポップなもの、エンタメ的なものってなくならないし、やっぱり強くてしぶといと思うんです。だから、そうですね、上から崩れていっても、もしかしたら……というのは思いますね。ほんと、さよラノみたいですね。

    さてさて、ノートへのコメントへのコメントです。実は、私も映画版を除くと、マンガ版が一番好きです。押井監督が撮ると、もう別モノになっちゃうので(うる星やつらもそうですね)。ゆうきまさみさん、最近は全然読んでないんですけど、好きでした。『究極超人あ~る』とか。昔々、月刊OUTっていうアニメ情報誌にアニパロ描かれてて。

    内海課長ねー。私、バドと内海課長の組み合わせ、好きでした。すっごい上から目線ですけど、ああいうキャラクターを作れるようになったんだー、すごいなーと思いました。でも、一番好きなのは後藤隊長ですけどっ。
  • Han Luさま

     だよねー。後藤さんだよね~。カミソリな過去を持つ昼行燈、最高ですっ。
     しのぶさんとの微妙な距離感が良かったから、劇場版で男と女感を出されちゃったのはやだったなー、私は。OVAの「ふたりの軽井沢」は好きだったけど。

    『鉄腕バーディー』ってゆうきまさみだよね。アニメしか見てないけど、いろいろすげえと思ったよ。これ。

     ああああ、月刊OUT! みのり書房だよね~。アニパロといえばみのり書房。(って、私はファンロードが好きだったけど)
     みのり書房発行の高橋なの(『あなたの知らない銀英伝』のひと)の『ダンディドラゴン』(伊達政宗のパロディ)を手放しちゃったことが未だに悔いで~~。また読みたいなあ、あれ。復刻版もなかなか見つからなくて(涙)

     この時代ってアニパロも面白かったよねえ。
  • 奈月さま

    後藤さんはねー。ずるいですよ。あんな人が実際にいたら、むっちゃモテますよ。のらりくらりかわすんでしょうけど。確かに、劇場版では二人の微妙な距離感がなくなっちゃいましたね。しのぶさんの昔の男とか出てくるし。二人とも隙がない。大人の男と女だね。「二人の軽井沢」よかったねー。しのぶさんがかわいくて。

    『鉄腕バーディー』、ゆうきまさみさんですね。私はその頃漫画もアニメもあまり見なくなっていて未見ですけど。今でも描き続けているのはすごいと思います。

    ファンロード! なつかしー。毎月買ってる子、いました。アニパロといえばファンロードでしたよね。OUTは文章の投稿と、あとはアニメの評論みたいなのを一生懸命読んでました。楽しかったなー。
  • Han Luさま

     こんにちはー。
     エブリスタのシリアスゲームノベル大賞の総評ご覧になりましたか? 受賞作なしの理由についてものすごく真っ当なことを述べてくれてます。真っ当すぎて笑っちゃいつつ、その真っ当なことが認知されてない現状に青ざめちゃったりもして、嘆かわしいです。
     でもこれで、レジェンドノベルスへの期待はますます高まりました。折れずに、真っ当な路線で真っ当な作品を売り出してほしいなー。
  •  あ、カクヨムコン短編、中間突破おめでとう。ランキングに関係なく選考されたようで何よりでした。
     私はコミカライズに適してるかどうかが強かったんじゃあって思ってます。まともに書けててコミカライズできそうかそうじゃないかで、あの数を掬い上げたのかなあ、と。
  • 奈月さま

    こんにちはー。

    カクヨムコン短編の件、教えていただいてありがとうございました! ぜんぜん気づいてなかった……。

    そして! 奈月さんも中間突破おめでとうございます! しかも2作品(だよね?)。よかったねー。特に、「幼馴染が魔王になったらしいので捜しだして更生させます」すごく好きなので嬉しい!

    エブリスタの総評はあとで見にいってみます。

    取り急ぎ。ではでは~。
  • 奈月さま

    シリアスゲームノベル大賞の総評、読みました。なるほどー。確かに真っ当です。私、これまでレジェンドノベルスってまったく気にしてませんでした。HPで既刊を見ましたけど、ちょっと年齢層が高めな感じなんですね。今はまだ異世界モノがメインみたいですけど、もしかしたらこれからは変わっていくかもしれないですね。いわゆるラノベを卒業した人向けのレーベルに育っていってほしいですね。

    yomyomもそろそろ中間発表ですよね。通過してほしいなー。yomyomu編集長さんの一問一答、今回の視点のお話はなかなか面白かったです。ちょうど奈月さんが推敲の企画に「青い導火線」を出されてて、多視点のことに触れられていたのを読んで、あれこれ考えていたところだったのでタイムリーでした。群像劇なら三人称多視点が適していると私も思うのですけど。

    ではでは、また~。
  • Han Luさま

     こんなレポートもありました。

     https://kakuyomu.jp/works/1177354054888357274


     カクヨムコン前の前応募作を対象にした講評なんかでも視点について注意するってなかったでしょう。視点の問題って書き方の幅を狭めちゃうことにもなる鬼門なのかなあって思ってたので、きちんと注意喚起してくれてるのは頼もしかったです。それくらい重要なことだものね。自分も過去にはそうだったから大きなこといえないけど、視点についてちゃんと考えてない人が多すぎる。

     でもそう、その作品にはその作品の最適解の視点があるわけだから、それを選んでけばいいのだけど。
     私は何の疑問もなく三人称多視点で小説を書き始めちゃった人だから、それも心中語混じりまくりで。だから青陵学院シリーズのあれが、いちばん書きやすいのです。でも、場面転換ごとに視点主が変わるならともかく、同一場面でぐるぐる変わるのは、やっぱり腕が問われるよねえ。うまく書けるようになればいいのだけどねー。

     ではでは~。
  • お久しぶりです。

    カクヨム3周年記念選手権参加作、
    『フクロウ印のカレー屋』への早速の評価ありがとうございます。
    一番乗りです! 二番目の人がいるかは別としてですけど……。

    活動をサボり、
    いるだけキンチョールな私のところまで来てくださりありがとうございました。
  • 深川さま

    ご無沙汰しております。いらっしゃいませ。

    深川様のもそうなんですけど、みなさん、お題が出てからの素早い動きに感心しきりです。この短い間によくここまで書けるなーと。

    できれば私も参戦したいのですけど、自信が……。
  • 奈月さま

    教えていただいた、レジェンドノベルのレポート、すごく興味深かったです。ありがとうございます。こんなことやってるんですね。出版社も大変だなー、とついついそんな感想になってしまうんですけど。

    でも、こういうスタンスでやっていますということをちゃんと説明する場を設けてもらえるのって嬉しいですよね。セルバンテスの位置づけがいまひとつよく分からないですけど。

    エレを書いていた時に、今ラノベを読んでいる人たちがもう少し大人になったら、きっと今のラノベじゃ物足りなくなるから、その時に楽しんでもらえるようなレーベルってニーズがあるはずだと思ってました。結局今はそれがキャラ文芸なのかなぁ。でもちょっと違う気がするんですよね。

    三人称多視点。確かに同一場面で視点が変わるのは読みにくいですけど、これ、どこまでを同一場面とするかにもよりますよね。

    少しずつですけど、今、「青い導火線」を読み返しています。改めて読むと、確かにバリバリ多視点なんですけど、ひっかからないです。それってたぶん、一番最小単位の場面内では視点人物や心中語の移行は起こってないからじゃないでしょうか(このあと出てくるのかも?)。

    改めてノートに書こうと思ってるんですけど、実写映像作品やアニメ作品では、シーンごとに中心となる視点人物がころころ変わるのって当たり前ですよね(一人の人がずーっと出ずっぱりなんてことの方が珍しい)。同一場面内で複数人物のモノローグ(心中語)が普通に出てきたりもします。例えば「青い導火線」をそのまま脚本にして、映像化しても、何ら問題はないはず。でも、一般的に小説だと三人称多視点は読みにくいって言われる。最近それが不思議で……。

    でもその前に。三周年記念企画がなんかすごいことになってます。みなさん、こんな短期間でなんであんなにすらすらと書けるんでしょう。しかも、私がフォローしている人たちの作品、結構完成度が高くて。準備してたの? 私もできれば参戦したいんですけど、時間が……。ううう。奈月さんはどうですか?

    ではでは~。
  • Han Luさま

     こんにちはー。

     近況にお返事を書いたのですけど、すっごく長くなってしまって。私の近況を見ていただければと思います。ごめんなさい。
  • 久しぶりにお邪魔しますよ。

    チヤーリーズエンジェルってわかる人どんだけいるんどろうって作品出すが、私はとても好きでした。
    600万ドルの男とかバイオニックジェミーの後だったかなあ。


    それはさておき、フクロウを誕生させてしまったからには、先を放置というのはあまりにもですよーw
  • @kobuupapaさま

    こんばんはー。

    チャーリーズ・エンジェル、若い人たちは(これももうかなり前ですけど)映画版で知ったのではないでしょうか。私もたぶん再放送で見てます。

    実は、チャーリーズ・エンジェルよりも、バイオニック・ジェミーの方が好きでした。昔のアメリカのテレビドラマ、面白かったですよね(今でも面白いんですけど)。

    それはさておき。ですよねー。実は次のお題もなんとかなりそうなので、このシリーズでやってみます。お題ありきなので、むっちゃリスキーですけど、縛りがあった方が書きやすいので。どこまで続けられるかなー。
  • 奈月さま

    すみません、ちょっと時間が経っちゃいました……。

    古典って(全部じゃないですけど)、私のイメージでは、絵巻物っぽい感じなんです。空の上の高ーいところから見下ろしてる。ああいうのって、場面場面で登場人物がくるくると変わったりしますし、俯瞰してるので、三人称多視点的なんですよね。

    例によって話が逸れますけど、一点透視遠近法が出てくる前の、平面的な絵巻物って、遠近いくつかのレイヤーが重なっている感じがします。古典の文章はすごく映像的というのにも関係してくるんじゃないかないなーと。で、その手法って、アニメーションそのものなんですよね。背景の上にセル画を乗せる、みたいな。すみません、ちょっと前にこういう話を絵描きさんとしたので。

    田山花袋の「平面描写」と、岩野泡鳴の「一元描写」、面白いです。そういえば、以前も、心境小説と、近代詩について教えてもらいましたよね。で、やっぱり私、どっちかというと「平面描写」に惹かれます。作者の主観を一切交えない文章って、一度書いてみたい。でも、自分ではついつい一人称で書いちゃうんですけど。

    前に奈月さん、「猫と桜」書かれてましたよね。あれ、すごく好きでしたー。(そしてなんと、私あの作品に★をつけていなかったことに気付くという……)

    あと、青い導火線のコメント返信を読んで思ったことを。

    そうなんです、たぶんですけど、視点主がころころと変わっても、読み手が混乱しないやり方ってあると思うんですよ。で、そういう小説ってちゃんとあるんじゃないかなと。例によって、思いつかないですけど。

    あとそれから、視点主を隠す話。
    >すぐに読むのを止めちゃうような人が多い中では、リスクも大きいかも
    これ読んで、あーそうだよなーと思ったことが。上にも書かれていますけど、私も「小清水くん」でエブリスタ編集部から評価メールもらいました。で、そこで、主人公たる僕の登場が遅いところが気になった、という指摘をもらったんです。あらまー。

    主体を明らかにしない一人称のプロローグを付け足していることもあるんですけど……。

    これって要は、「みなさーん、この小清水遥っていう人が、この小説の主人公なんだよー。わかったかなー?」っていう意味の文章を最初に入れるべきということなんですよね。

    そうしなければ、今の読者は(特にWeb小説では)すぐに読むのをやめちゃうと、編集部側では判断しているのだろうと私は解釈した次第です。私、もう別に何が来ても驚きませんから、いいんですけど。

    奈月さんの言うように、単純に読解力が低下してると私も思います。でも、人々の読解力を低下させているのは、誰なのでしょう。

    ええと。まだまだ色々と語りたいのですけど、いったんここまでで。

    ではでは~。
  • 「あ」があった方がいいんじゃないかなーとか書こうと思ったら直されてて、さすがは作者さまと思いつつ近況ノートを除いてみました。

    さてさてですが、読解力の低下というよりも、恐らくはあまりにも「読むんだ」という態勢にないところで読まれるのが最近の、特にweb小説なんじゃないかと思います。

    ちょろっと空いた時間にスマホでちらほらだから、何がどうなってたとか覚えてないし、ちょっとした捻りや仕掛けがあるとワケワカメになりやすいのかなーと。

    しかしながら面白いのは、かなりめちゃくちゃな進行で何度も読み返さないと意味のわからん設定のある物語でも、とんでもない人気作品になっていたりするところ。
    小説の体をなしてないようなやつでも、初期設定さえが面白くて引きの凄いのはなぜか人気作。

    なんというか、少年ジャンプの人気漫画的な感じといったらいいのかなー。

    これを読解力の問題と取るのか読む姿勢の問題と取るのか、私にも分かりませんし、もっと本質的な問題があるのかもしれません。
    そういうことは、プロの批評家さんに任せるとして……。


    取り敢えず読む姿勢に持ち込みさえすれば、日本語になってないのも読み取ってくれるし、とんでも展開も解釈してくれるし、作者さまの想定以上の考察までするのが、最近の読者さんたちという気がします。

    あーこれ、アニメファンそのものだ(>_<)
  • Han Lu様

     こんばんは。
     ご作品『De(※)but』、とても楽しく読みました! ※eの上に『′』がつきます。
     それから、この度は私の作品『こっちにこないで!』に星をつけてくださりありがとうございます!
     今後とも何卒宜しくお願い致します

  • マスケッターさま

    近況ノートにコメントいただきありがとうございます。それと、『Début』にレビューまで書いていただいて、ありがとうございました! しかも、むっちゃかっこいいレビュー。ほんの思いつきで書いたので、なんだか恐縮してしまいます。

    マスケッターさまの『こっちにこないで!』、楽しかったです。おいおい、ほかの作品も読ませていただきます。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
  • @kobuupapaさま

    そうなんですよね。Web小説ですからね。それは仕方がないことなのかも。フォーマットが違いますから。

    でも、フォーマットに関係なく、不思議と人を引きつけてしまう作品も、確かに存在しますよね。問答無用に惹きつけられる作品。そうなると、もう、よく分かんないですね。

    あまり計算しないほうがいいのかも。

    とりあえず、書きたいものを書くだけですね。
  • Han Lu様

     早速の有言実行、腹の底から至福がみなぎります! 『2番目の相手』にも星を下さりありがとうございました!
  • Han Luさま

     そうね。『源氏物語絵巻』の吹抜屋台はあれ、まさに室内を俯瞰してる。濡れ縁から手前と奥で、畳のへりの長さを変えて遠近感を出してる。平面なのにミニチュアちっくなんだよね。上から箱庭を覗いてる感じ。
     絵巻物って左から右に時間が流れるってお約束があったり、その法則で行列が進む場面なんか辿るとパラパラまんがみたい。アニメーションちっく。
     雲(霞)もあれ、時間や空間の変化を表現してるって聞いた気がします。平面の中で動きをすごく意識してるのだねえ。

    「一元描写」の内面的描写がもてはやされる中で、「平面描写」の詩と詩論は徒花だったのだねえ。このままいくと三人称多視点が徒花になる時がくるのかなあ。一人称多視点が幅をきかせるようになったりして。みんな違ってみんな良い、でいろんな手法のものが評価されてほしいところだけど。

    「猫と桜」ありがとー。

     冒頭で主人公はこの人です。これはこういうお話です。てのをがんがんがんと、分かりやすく提示してかないとダメなのね。くどいってほどに。ええ~そんなの、なんの面白みもないじゃんねえ? 冒頭に、ナレーションで前振りを入れる感じ?
     確かに、これはどういう話なんだ? ってよくわからないまま読み進めるのってしんどいけど。ああ、そういうこと、てAHA体験みたいのが楽しいのじゃんね。そこまで読者を引っ張れるかが腕の見せ所なのだろうに、これって書き手の労力を省こうとする行いともいえるかも。むうう、小説を安易なものにしちゃってるのは編集部の責任か?

     主人公の登場が遅いって。島田荘司の御手洗シリーズの『斜め屋敷の殺人』なんて、最後の数十ページでやっと主人公の探偵といつものキャラクターが登場するんだよ? 『異邦の騎士』なんて、最後の最後で、この主人公は彼だったのか! ってなるんだよ。
     安易な書き方ばっかり推奨してたら、そういう面白みのある作品がなくなっちゃうよね。やだよ。
     新しい傑作は生まれない時代がきちゃうのかなあ?
  • Han Lu様

     ご作品『Le contrat ~契約~』、とても良かったです!
     それから、私の作品『紙とペンと詐欺師』に星をくださりありがとうございます! とても嬉しく喜ばしいです。
     それでは今後ともよろしくお願い致します。
  • マスケッターさま

    こちらこそ、★と、またまた深いレビューまで書いていただきありがとうございました。

    『紙とペンと詐欺師』、どんでん返しにビックリしつつも楽しませていただきました。実は昨日読んでいたんですけど、★をつけるの忘れていて。

    また読ませていただきにお邪魔します。よろしくお願いいたします。
  • 奈月さま

    実は最近、絵巻物に関心があって……。昔はそんなの思ったことなかったんですけど。西洋的な一点透視遠近法が絵巻物みたいな平面的な絵よりも優れているって漠然と持ってたんですけど、そんなことないんじゃないかって。絵巻物っていろんな手法を使ったすごく豊かな表現方法なんですよね。しかも、そう、アニメちっくなんですよ。

    たぶん、内面的な描写と客観的な描写の対立構造って、ずーっと続いている感じがしますね。私はなんとな~く一人称多視点がもてはやされる予感が……。それこそ相互視点なんかじゃなくて、一人称の主観がころころ変わっちゃうような。全員の手札が見れるという点においては、それが一番分かりやすいですからね。

    分かりにくいのはしんどいけれど、よく分かんないものって、わくわくするけどなー。私たちが若い頃って(っていう前提でごめんなさい!)、分かりにくいとか、難解なものとかが必要以上にもてはやされたり、ありがたがったりってあったと思うんですけど、今はそんなことないのでしょうか。

    エブリスタのはWeb小説っていう前提が一応あるのでしょうけど。それでもやっぱり、どうかなーと思います。ただ、@kobuupapaさんがコメントくれてたんですけど、そういうもろもろを飛び越えて稚拙な表現でもヒット作は生まれるわけで。

    多様化って、世界的に言われていますけど、ほんとうにそうなのかなーって思っちゃいます。いろんな手法のものが評価されてほしいですね。
  •  四大絵巻の『伴大納言絵巻』『源氏物語絵巻』『信貴山縁起絵巻』『鳥獣戯画』はそれぞれ特徴のある技法を駆使してておもしろいよ~。
    『伴大納言絵巻』の応天門の火災の構図は大迫力。「連続式構図」って巻物っていう長さを生かしたものだけど。
    「異時同図法」なんかもおもしろい。中国から伝わった技法らしいけど。同じ空間の中で同一人物が異なる動きをしてるっていう。コマ送りみたいに見えるっていう。検索してみたら、法隆寺玉虫厨子の投身飼虎図っていうのが例としてすごくわかりやすい。お釈迦様が衣を木にかけ→身を投げ→虎たちに食べられちゃうっていう姿が一枚の絵の中に描かれてる。んん、西洋絵画にもある手法か~。何にしろ、昔の人たちのほうが、空間や時間をとらえる発想がダイナミックだったのかもしれないね。現代人はいろいろ知りすぎてしまって幅を狭めてしまってる。空想力についてもそれが言えるのかも。

     一人称で視点(語り)主が代わるの、今の時点でそういう作品の多さにうんざりしてるのに。トリックで、実は同一人物じゃなかった! って引っかけるのなら私だってやってみたいけど。ふつ~~のドラマでその選択をする必要性がわからない。
     恋愛で、男女交互というわけでもなくて、ヒロインとの出会いの後に一話だけ相手男子の視点エピを挟んでる作者さんは「このままだと彼が不審人物みたいだから仕方なく挟んだ」って。仕方なくねえ……。
     キャラクター全員の手札を読者に提示したいなら三人称多視点でいいじゃんね。一人称の利点は主人公に感情移入できやすくなることであって、主人公と一緒に相手の思惑がわからないからこそのハラハラドキドキを味わえばいいのであって~(『それから、教室で』みたいに)。そういう境地に引っ張っていくのが書き手の腕の見せどころじゃないの?

    「人を殴り殺せそうな」って評された分厚い新書ミステリーやハードカバーが売れてた頃もあったのにね。その頃読んでたキャリアウーマン向け雑誌の読書特集で「何読んでるの? って訊かれて宮部みゆきを挙げるようじゃ恥ずかしい。山崎豊子くらい読んでなきゃ」みたいなことが書いてあって。いや、宮部おもしろいからって苦笑いしちゃったけどさ、最近じゃ宮部みゆきも読んでない人多いのだよね、きっと。

     私はweb小説だからって言い訳はいけないと思う。web小説だろうと小説は小説だよ。そんなこと言ってるから安易で稚拙なものがもてはやされる。ケータイ小説が注目されたときは、これを入り口として紙の本にも手を伸ばしてもらえればって願望があったのだろうけど、web小説で満足してる層は、紙の本なんか読まないのじゃないかな。

     多様化が進む一方、その反動で狭隘的になってるのが現状なんじゃないかな。Han Luさんがいつも言うように過渡期なんだろうね。いろんなことが。世界情勢なんか見てると怖いよね。真にグローバルなものの見方や考えが浸透する日がくるといいのだけど、そうでなかったら人類滅亡だよねー。
  •  今日は。
     この度は私の作品『愛と真理』に星を下さりありがとうございます! いつもご関心をお寄せ下さり光栄の至りです! ありがとうございます!
  •  Han Lu様

     今晩は。
     ご作品『Regle(※) de trois ~三つのルール~』(※eの上に『'』がつきます)、素晴らしい伝奇ロマンでした。
     それから、この度は私の作品『バトルスレイブ・ダン』に星を下さりありがとうございます! 大変名誉な気持ちです。大いに満足しました。
     今後ともよろしくお願いいたします! 
  • Han Lu さま

    拙作にたくさんの応援と評価をありがとうございます。
    うれしく励みになっております。
    御礼が遅くなりまして失礼しました。
  •  Han Lu様

     こんばんは。
     この度は私の作品『龍を宿した家』に星をくださりありがとうございます! 心から喜ばしく光栄に思います。
     それでは、これからもよろしくお願いいたします。
  •  今日は。
     ご作品『主任の質問』、面白かったです!
     それから、この度は私の作品『スターコレクターズ』に星を下さりありがとうございます! 大変満足で清々しくなりました。
     これからもよろしくお願いいたします。
  •  今晩は。
     ご作品『Gospel』、大変面白かったです!
     それから、この度は私の作品『翼には心を乗せて』に星を下さりありがとうございます! 大変名誉であり、大いに満足とするところです。
     これからもよろしくお願いいたします。
  • こんばんは。
    ちょっと遅くなりましたが、先日はノートにコメントありがとうございます。
    さよならライトノベル、熱くなる展開、好みの展開もあってすごく面白かったです。本当はもう少し細かいところも語りたいので、また来たいと思います!
    ユングと神話の話とか!

    そうそう例の企画もお疲れさまでした!
    ではまた。
  •  こんばんは。
     アニメ好きとして、今春のアニメは要チェックが多そうですよ。
     ちなみに私の一推しは『この音とまれ!』です。
     漫画は死ぬほど面白いです。むしろ死にます。琴の曲が聞きたくなります。や、聞いてください。
     ただ、この話は少なくとも漫画で14巻までやらないと意味がないんですよ。どうするんだろ? 2クールでも難しい気がするのだけど。
    『八十亀ちゃんかんさつにっき』も漫画は面白いそうですよ。ウチの娘が大好きな漫画です。
    『川柳少女』も漫画は面白いです。主人公の女の子、しゃべらないけど声優がちゃんといるという不思議。
     まぁ、どれもアニメはどうなるのかわかりませんが。

     あと、物語シリーズはアニメでも人気がありますよね。『続・終物語』も見たいのですが、実はアニメの物語シリーズを見てないんですよ。小説もなんですけど、全巻揃えたいなぁ。
     と、妙ちきりんなアニメ話で失礼しました(汗
  •  初めまして、宇近太助と申します。このたびは拙著「お漫才」に♡☆をいただきまして誠にありがとうございました。一言お礼を言いたくて投稿いたしました。今後のご活躍、期待しております。
  • 関川さま

    いらっしゃいませ~。

    はい。またいつでもいらしてください。語り合いましょう!

    3周年記念企画、お疲れさまでした! 結構大変でしたね。お互い完走できてなによりです。

    ではでは~。
  • えーきち様

    こんばんは~。

    今期アニメはちょっと今一つだったような……というか、私、ほとんど見れてないんですよ。例の企画のせいで。それでなくても年度末は忙しいのに。レコーダーのハードデイスクがいっぱいです。

    『この音とまれ!』、予告をちらっとみて、面白そうだなーと思ってました。漫画が原作なんですね。これは見てみます。

    『川柳少女』も原作漫画の存在は知っていましたけど、未読で。『八十亀ちゃんかんさつにっき』はまったく知りませんでした。漫画お詳しいですね。

    そういえば、春アニメのチェックもぜんぜんやってないことに気が付きました。やろう。えーきちさん、ありがとうございます。

    私も面白そうなのあったらお知らせしますね。

    ではでは!
  •  漫画は大好きですね。ホント、色々買ってますよ。ストーリー展開の勉強にもなりますし。
     アニメは脚本や構成に興味があります。テンポの勉強にもなりますね。
     とにかく物語に関する事は、なんでも好きです。
     吉本とか、コント番組も大好きです。

     アニメって忙しいとなかなか見れないですよね。書き手の立場では執筆優先ですものね。私もそうです。
     冬アニメは結局『かぐや様~』しか見れなかった(涙
     
     漫画しかりアニメしかり、映画やコント、プロモーションビデオに至るまで、物語を書く側の立場で世の中には溢れるほどの参考書が転がっていると思うのです。Han Lu様がアニメ好きと知っての事ですので、こういった情報はあるに越した事はないかと。

    『この音とまれ!』はアニメが面白くなくとも(構成上、それは仕方がない事なのかもしれません)、漫画は本当にお勧めします。この漫画を語り出したら、私はきっと一晩中でも語っているでしょう(笑

     何気にワタシはHan Lu様のアニメモランダムを楽しみにしているので(笑
  • えーきちさま

    『この音とまれ!』、絶賛ですね。とりあえずアニメ見てみます。

    私が気になっているのは……『キャロル&チューズデイ』と『さらざんまい』かなぁ。あとは定番ですけど『進撃の巨人』とか。

    インプット、大事ですよね。最近の悩みはカクヨムに割く時間が長くなって、あまり本を読まなくなってしまったことです……。

    アニメモランダム、楽しみにしていただけて嬉しいです。というか、恐縮です。自分の忘備録的な意味合いが強いんですけど。そのうちまた更新します。

    今期、楽しい作品があればいいですね。ではでは~。
  • 奈月さま

    今回もまた、なんとも濃い読書体験ですね~。

    〈事件の完了〉のもつ欺瞞性、ハッとさせられました。これは私もたまに考えます。私はどちらかというとストーリー重視で書いているので、どうしても「巧みな、整合性のある見事な終わり方」に力点を置いてしまうきらいがあります。でも、あえてそれを外すことがその物語には適している、ということも多々あります。どこにもたどりつかない終わり方こそが合っている物語もありますし。

    閉じた物語にするのか、開いていく物語にするのか、とか、よく考えます。実際は書き手の感覚次第なんでしょうけど。

    >〈事件の完了〉に〈物語〉が集約されていくことで窮屈さ、欺瞞性が生まれてしまう。その中での登場人物の「補完」を「成長」とは捉えられない
    むむむむむ。なるほど~。でも、そういう欺瞞性を回避しつつ、登場人物の成長を描き切るのってむっちゃ難しい気が……。あ、そっか、リアリズム小説の場合なんですよね。『ピンボール』読んだけどラストまったく覚えてない……。

    男女の一人称交互視点、意外なルーツが? たぶんでも、同時多発的なものでしょうね。

    そうそう、『伴大納言絵巻』『源氏物語絵巻』『信貴山縁起絵巻』見ましたよ~。国立国会図書館デジタルコレクションっていうので、HP上で見れるんですね。便利~。どれもよかったけど、『伴大納言絵巻』がすごいです。読み取る能力がないのですけど、いろんな技法を駆使していますよね。最近よく眺めています。

    今回も勉強になりました~。ありがとうございました。

    ではでは~。
  • Han Luさま

     文学(フィクション)の欺瞞性っていうのは文学論で必ず触れられるとこなのね、普遍的な問題なのでしょう。それに対処できてるかどうかってことじゃないかな。
     普通に読んでても、キャラクターや読者を誘導しようとする作者の意図がみえちゃうとシラケちゃうでしょ。書き方の問題だろうな。Han Luさんの言う通り、書き手の感覚次第で、感覚の優れた作者はそれほど意識しなくてもクリアできてる問題だと思う。普通に読ませる分には。だけど、深く読み込む批評家には指摘されちゃう。厳しいね。

     厳しいと言えば、今度は加藤典洋の『世界をわからないものに育てること』っていう2016年刊行の論集を読み始めたのだけど、もう初っ端からグサグサきます。
     震災は文学に影響を与えるのかって問題に対して、
    「このたびの震災をへて、人々は「感動」しやすくなった。その証拠に人をやや安易に感動させるタイプのベストセラー小説、そのテレビドラマ化、映画化作品の波状的なブーム現象が震災後の社会の特徴になった」
    「人を感動させるために、「反戦小説」仕立てのほうが都合がよいとなったら、「イデオロギー」抜きで、というか(自分のものでない)「イデオロギー」までを(作品用に仮構して)読者を「感動させる」ための道具とする新しい種類の作家たちが現れてきているからです。」
    「ですから、この「感動」させるためにどんなものも利用しようという「愚劣」というのが似つかわしい新小説家の作品に対しては、私たちが日常目にする、被災者のエピソードについ涙するばあいとは異種の新しい「審美的なリテラシー(読解能力)」をもたないと、もはや対処できない。」
    「ここには、三・一一以後の、無意識に人々が「感動」を欲する「感動社会」化とも呼ぶべき新しい事態に対する私の危機感があります。」

     うう、厳しい。でも、そうだよね。つくられた感動なんて本物を知ってる人なら見抜けるわけだけど、この見抜ける人(「審美的なリテラシー」をもってる人)が少数者だとしたら、多数派の「え、これに感動しないなんて、あんた人間じゃないよ」みたいな声に押しやられて縮こまってしまうようなことになったら、紛い物ばかりで本物がなくなっちゃう……怖いね。また長くなっちゃった(汗)
    「阪神・淡路大震災がライトノベルの勃興に一役買う役割を果たした」なんて記述があって気になります。ここ、詳しく知りたいなーなんて思いつつ読み進めてるので、この本も読み終わったらまた紹介すると思います。


     国立国会図書館デジタル。うわ、そんな便利なんだ~。「国会図書館行ってくるから来週休講ね」なんていう教授の言い訳はもう通じないわけだな。
     おもしろいよね。群衆の表情がみんな違うのがさ、ずーっと見てられる。私は信貴山縁起絵巻の飛ぶ鉢に驚いてる人たちの表情が好きです。なんともコミカル。西洋絵画にはない魅力があるよねー。
  • Han Luさん、お邪魔します。
    面白そうな流れの中、すみません。

    近況ノートにお書き込み下さって、ありがとうございます!
    また、カクヨム選手権の折には色々ありがとうございました。

    「止めときゃよかった」と思ったこともありましたが、終わってみれば完走できてよかったのかな、という感じですよね。
    お疲れ様でした。
  • 奈月さま

    昔ほど映画館に行かなくなって、行っても洋画が多いのですけど、たまに邦画を観に行くと、予告編がもう、「感動」「泣ける」のオンパレードです。そういうのを売りにした映画がほんとに多い。キミら、どんだけ感動したいねん、って感じ。しかも結構若い子向けのが多い。

    昔もありましたよね。世界の中心でなんか叫んだり、今会いに行ったり。でもまだ世の中全般としては、そういうのに冷静な目を持っていた気がします。今は……やばいですよ。「審美的リテラシー」を持つ人は明らかに少数(それもかなりの)ですよね。やばいと思います。

    確かに、震災がもたらしたものは大きいです。「感動」しやすくなった、というのも、実感としてすごくよく分かります。なんかね、自分の柔らかい部分を覆っていた防御壁へのようなものが2、3枚ひっぺがされた感じ。

    3.11の日、私たまたま出張で東京にいまして。帰宅困難者の波を目の当たりにしたから余計そう思ったのかもしれませんけど、例えば、海外の人が日本の状況を見て、こういうときにもパニックにならず、略奪も起きない、そういう日本を支援したいっていう記事を読んで、ぼろぼろ泣いちゃったんです。

    でも。あれ、ちょっとこれやばいかもって思いました。いや、それって、人として当たり前じゃん、って。なんか私すごくもろくなってるなーと。「感動」もそうですけど、震災以降、やたらと日本のことを持ち上げたり褒めたたえたりする番組が増えた気がしてすごく気持ち悪いです(テレビはほとんど見ないのでアレなんですけど)。

    例によって長くなっちゃった。もうちょっとだけ。

    震災後、たぶん多くの人は(私もそうだったんですけど)、仕事が手につかなかったと思います。今こんなことして何になるの? って。人の心に働きかけるもの――小説を書いている人たち(をはじめとした作家さんたち)は、なおさら呆然と立ちすくんだと思います。

    だって、被災地の人たちに小説なんて渡しても、「や。今それどころじゃないんで」ってなりますよね。それがどれほど優れた小説であっても。そう思っちゃいますよね。普通は。

    でも本当は被災していない人たちは普段通り働いて、ちゃんと経済をまわし続けることが大事なんだって気付いていくわけなんですけど。もちろん小説家やクリエイターも同じで。

    話が逸れちゃったけど、震災後、安易な「感動」を量産する「愚劣」な新小説家が増えた一方で、震災後にしか生まれなかった優れた小説もあるだろうなーと。このあたり、誰かちゃんと整理してほしいです。

    あと、「阪神・淡路大震災がライトノベルの勃興に一役買う役割を果たした」、私もすごく気になる!

    あー。玉虫厨子のことも書きたかったんだったー。ううう。とりあえずまた来ます。

    ではでは~。
  • しろもじさま

    こんばんは~。

    え。しろもじさんの百合、よかったですよ。私、百合というだけでポイントアップされちゃうんですけど、いやいや、全然ダメじゃないです。

    一見なんでもない日常の積み重ね、みたいなのって、しろもじさんはやっぱり上手いと思いました。私はそういうのが苦手で。風邪のお話とか、好きです。ぜひ、また書いてください。

    闇に動く者シリーズ、できれば長編化したいと思っているんですけど、いかんせん調べ物が多くて……。ちょっと時間かかりそう。

    教室のヤツ、気に入っていただけて良かったです! こちらも長編化できないかなーと思っていて。女子高のひとつのクラス全員分のエピソードを毎回国語の授業をからめて、連作短編集みたいにできないかなーと。

    最後、ぎりぎりでしたー。前も書きましたけど、KACは外して投稿しようと思っていたので。今回の企画、たぶんいろいろと得るものがあったのではないかなーと思います。これからに活かせれられたら、いいですよね。

    ではでは~。
  • Han Luさま

     テレビのCMでも見るよ。「感動しました!」「泣けました!」ほうほう、どんな素晴らしい映画かと思いきや、原作は読んだことのある少女漫画。ん? あれ、そんなに泣ける話か? どこか? おばさん、さっぱり分からないっていうパターンが多いです。
     感動するのは良いことだけど、それが押し付けになっちゃうのはコワイ。感動してなくても感動したって言わなきゃならない圧が絶対にかかる。例えば、私の子ども時代だと光GENJIがそうでした。私はどっぷり二次元に浸かってたから、三次元のアイドルなんか興味無かったけど、クラスの女子全部が光GENJI好き好き言ってて意味が分からなかった。
     言霊の力で、「感動」「感動」言われて、自分も言わされてると、本当にそんな気になっちゃう。その幻想が怖いです。人を感動させるものはブームになる、売れる、お金になる。それで「安易」な感動作品が量産されてもてはやされて、本物が埋もれてしまうのがコワイ。なので「安易」な作品ばかりがもてはやされないようにしたいのだけど、どうすればいいのだろうねー。

    >やたらと日本のことを持ち上げたり褒めたたえたりする番組が増えた気がしてすごく気持ち悪いです
     これ、前にも少し話したよね。ほんとにそう。気持ち悪い。新元号「令和」についても素敵だと思うし文句はないけど、これがどんなふうにメディアで煽られるかを考えるとちょっと憂鬱です。
     日本人て元々が自己肯定感が低い国民性だから、国に誇りを持つのはもちろん良いこと。だけどグローバル化に反発するようにナショナリズムが高まってる国際情勢を合わせて見ると、怖いなって感じる。内に籠る和ではなく、外へ外へ広がる和であって欲しいと祈るばかりです。

    >小説なんて渡しても、「や。今それどころじゃないんで」ってなりますよね。
     これについては、まさに上で紹介した『〈物語〉のゆらぎ』の中のコラムで著者さんが「迂回読者論」ていうのを、展開してくれました。実際には、定時制高校の読書どころではない生徒たちを見て感じたそうなのだけど。
     ざっくり云うと、親切は持ち回りって考え方と同じで、伝達していくってことだと思うの。苦しんでる当人がその本を読まなくても、その本を読んで心を動かされた誰かが、その人に伝えてくれるだろう、その人のために何かをするだろうっていう。つまり、ピンポイントで読んでもらいたいその人に読んでもらうことができなくても、別の誰かの心を動かせればいいってことだと思うのね。そこに希望が生まれるというか。つまりつまり、読んだ人に行動を起こさせるだけの「本物の感動」を与えられる作品が、複数の人を救える力になれるということで。やっぱり本物が必要だってことなのだと思うのです。本物は世界を変えられる。「さよラノ」みたい!

    >震災後にしか生まれなかった優れた小説もあるだろう
     これも加藤典洋が『わたしがいなかった街で』を挙げて、詳細に読み解いてくれてます。「復元話体」って手法がとても興味深いです! きちんと読み込めたら紹介するので、待っててね!


  • 奈月さま

    感動の押し付けは怖いです。押し付ける方は何の疑問も感じてないんだろうけど、それがまた怖い。日本は特に同調圧力が強いですから。「安易」な作品ばかりがもてはやされないようにするには……どうしたらいいでしょうね。なんか、あまりの困難さに呆然としてしまいます。

    「迂回読者論」。な・る・ほ・どー。私、これ、すごいと思いました。直接その人に届けなくてもいいんだ。別の誰かがちゃんとそれを受け取ってくれたら、別の方法でその人に伝えてくれるかもしれない。もちろんそれを読んだ人が行動を起こせるだけの本物じゃなきゃだめだけど。っていうことね。

    これは、信じたいね。そうあってほしい。本物はたぶんちゃんと残りますよね。たくさんの人にそれが本物だってわかってもらえるのに時間がかかるでしょうけど。

    『わたしがいなかった街で』、柴崎友香さんですね。私は読んでないですけど、昔からずーっと気になっている作家さんです。はい。楽しみに待ってます!

    前回言うの忘れてました、玉虫厨子。捨身飼虎図の絵柄がむっちゃいい。インドっぽくて(当たり前だけど)素敵です。玉虫厨子は日本史で習ったのでその存在は知ってましたけど、絵を見たの初めて。そこまで教えたらちゃんと絵も教えてよ! って思いました。

    ではでは、また~。
  • Han Luさま

     こんばんは。お疲れさまです。

     スターツ出版の「ノベマ!」って投稿サイトがオープンしたのをさっき見つけて。ベリーズカフェのアカウントをそのまま使えるから、そっちに移行してベリーズカフェは退会しちゃいました。
     コンテストも順次開催されるようなのでそれに合わせて使っていこうかなーと思ってます。

     お知らせまでに。それでは~。
  • 奈月さま

    こんにちは~。

    「ノベマ!」知りませんでした。情報ありがとうございます! スターツ出版が運営するのはいいですね。ベリーズカフェのアカウントが使えるのか……と思ってログインしようとして思い出しました。そういえばベリーズカフェ、とっくに退会してたんだ(たぶん)。とりあえず「ノベマ!」登録だけしました。

    別の作家さんの近況ノートに書いてあったのですけど、なんか今、小説投稿サイトの創立ラッシュだとか。ラインノベルと、スクライブの名前が挙がっていました。スクライブは?ですけど、ラインノベルは大手が関わっているので、取り組みとしては期待が持てそうな感じがします。「令和小説大賞」何か書こうかなー。

    サイトが増えるのは単純に悪いことではないですよね。自然に淘汰されるでしょうし。でも、カクヨムで先日発表された作者に利益をもたらす仕組みや、ラインノベルの出版の方法を見ていると、小説のビジネスの在り方や楽しみ方・楽しまれ方が大きく変化していくとば口にいるなーというのがひしひしと感じられて、ちょっと不安になったりもします。

    でも、新しいサイトの動きを追うの、大変だなー。誰かまとめてくれないかなー。しろもじさーん(と無茶振りをしてみる)。

    あ。あと、女神さまはぜひいろんなところにぶっこんでください! かなり幅広くいけると思います。

    ではでは~。
  • Han Luさま

     同じこと考えてました。

     今まで敷居が高い、無理って思ってた賞にも挑戦しようって。そうなると「完全未発表作品」でないと。だから当分、新作は投稿できないなあと。もう、この際、カクヨムやめちゃおうかと。
     でも、カドカワレーベルへの公募で使うかもしれないし、皆さんとの縁も大事だし~なんて、思い留まったのですけど。私は隙間時間にヨムヨムするの好きだしね。レッツスコップ。

     ここのところ、PC苦手だけども、縦書きできるフリーソフトを入れて(ダンナの手前、お金かけたりできなくてさ(涙)各賞の書式のテンプレートをちまちま作ってました。これでどんな応募形式も対応できるぜ。持ち弾がんがん打ち込みつつ、新作書き書きしようと思って資料漁ってるところです。もう、これからは公募メインで。

     同意してもらえて嬉しかったので、記事は残しとこうかな、うん。

     ……とはいえ、衝動的にカクヨムから消えちゃうってこともあるかも。でもどっかのサイトにはいるだろうから。Han Luさんには言っとくね。
  • 奈月さま

    うん。そうなりますよね。

    私も多分、書く方は公募中心の活動になりそうです……とか言っておきながら、しれっとカクヨムにアップしちゃうかも、ですけど。えへへ。

    公募に出し続けるのって、しんどいです。孤独です。心が折れそうになることもあります。だから、カクヨムで、読んでくれた人から反応をもらえるのって、すごく嬉しいしありがたいってつくづく思うんです。

    でも一方で、作品を世に出すのって、本来すごくしんどいことなのじゃないか、とも思います。高い壁を乗り越えたものだけが世に出られる、残っていくんじゃないかって。

    古い考えかもしれないけれど。

    カクヨムからいなくなっても、私たちはどこかで書いているよね。だからたぶん見つかるよ。
  •  そらそうさあ、本来。そしてそうやって世に出るって、ものすごく覚悟が必要なことだと思うの、本来。
     投稿サイトって、お手軽な分その認識も薄くなっちゃってる。そこも問題だよなあって。ええ、古い考えなもので。

     何にしろ、こういう場でこうやってやりとりできる人たちと出会えたことには感謝です。テヘ。

     私も「ユウとリナ」や「鋭敏な~」の続編はカクヨム優先でやるから。そこはね。
  • すみません、唐突にお邪魔します。

    なんとなくHan Luさんの近況ノートを開いて、奈月さんとHan Luさんの会話が載ってるのを見て「お邪魔しちゃ悪いし、のぞき見みたいでよくない」と思ったものの奈月さんの「覚悟」ってのが気になって遡って読んでしまいました。

    なるほどなぁ、と。
    個人的には誰もが簡単に投稿できる環境が整ったことは良いことだと、一方的に思っていましたが、確かにおっしゃられている点は間違ってないですよねぇ。
    色々なものがばぁっと投稿される分、埋没したりするものも増えますし、何よりジャンル別の壁というのが高くなってきている気もするんですよね。

    まぁ、私も古い人間ということかもしれません(笑)。

    あ、それでですね。
    Han Luさんが4/20に投稿されている文なんですが、ちょうどそれに近いものを公開しております。

    「小説投稿サイト・サービス一覧」|TEXT FIELD
    https://textfield.net/websites-for-post-novel

    と言っても、ただ単に一覧にしただけなんですが。
    順次、紹介記事なども書ければいいなぁとは思ってます……時間が、時間があれば。

    そんな感じで、横槍と宣伝などをしてみました。
    お邪魔しました!
  • しろもじさま

    こんばんは~。

    あらら~。そんなお気を遣わず、がんがん絡んできてもらってよいのに。オープンなノートですし、大丈夫ですよ! 奈月さんもそう思ってるはずです。

    私も投稿サイトのいい面はたくさんあると思っています。ただ、ちょっと今のWeb小説の多くが私にとってしっくりこないだけで……。

    「小説投稿サイト・サービス一覧」、最近しろもじさんのサイトを覗いてなくて、知りませんでした。やっぱり作られてたんですね! お疲れさまでした。それにしても、あんなにいっぱいあるとは。ちょっとびっくりです。

    お知らせいただいて、ありがとうございます。これ、知りたい人、いっぱいいると思います。奈月さんにも知らせておきます。あそこに来る人、多いので。

    またいつでも来てください。ほんと、お気軽に。

    ではでは~。
  • Han luさん。

    「小説投稿サイト一覧」はですね。考えは前からあったんですが、ちょうど20日辺りに「やるか」と重い腰を上げて作りました。
    なので、ここの投稿見てドキッとしました。
    何か電波的なものを受信してしまったのかもしれません(笑)。

    お言葉に甘えて、ちょくちょく絡みにきたいと思います。

    では!
  • しろもじさま

    電波的なもの、発してました、確かに。っていうか、しろもじさんなら作ってくれそうとほぼ確信していました。

    ぜひぜひ、来てください!

    ではでは~。
  • Han Luさま

     わざわざお知らせありがとうございます。
     しろもじさん、すげえ! 公募コンテスト一覧だけでなくこんなものまで! デキすぎですわ。ありがたく参考にさせていただきます。


     小説に限らず、素人が表現して発信できるようになったのは素晴らしいことなんだろうけど、文化って大衆化すると低きに流れるのですよね。この勢いは止まらない。『ポピュラー文学の社会学』を読んで、80年代から素人とプロの距離が近くなっていったってのはよくわかったんですけど。

     ブロガー、ユーチューバー、地下アイドル。遡れば同人誌もそうなのですけど、素人がプロの真似事をしてお金が稼げちゃう。じゃあ、プロと素人の違いってなんだ? って考えた時、歴然とした差や凄みを見せつけてやらなきゃいけないのがプロなんじゃないの? って。私は古い人間なので、そう思ってしまうのですよね……はい。

     すみません、お礼だけ言いに来たのに長々と。それでは~。
  • >Han Luさん

    ありがとうございます!
    やはりそうでしたか。4月頭くらいに「作ろっかなぁ、でもめんd(略」とか思ってたんですが、20日くらいに「あれ、なんかやらなきゃいけない気が」って(笑)。

    >奈月さん

    お褒め頂き、ありがとうございます!

    間違いなくインターネットの力ですよね。良くも悪くも。
    いい面では資本力の大小に関わらず、個人が発信できる時代になった。
    悪い面では奈月さんのおっしゃられている通り、粗製乱造されるようになり業界そのものの信頼性が損なわれる可能性が出てきた(もうなりつつありますが)。

    かつての「看板」は役に立たなくなり、それに変わる新しいものが生まれつつあるのかもしれませんね。

    この手の話は書き出すと止まらなくなるので、この辺にしておきます(笑)。

    ではでは。
  •  名セリフ企画、また始めました。

     前回の優勝者として参加していただけると嬉しいです。
  • Han Luさま

     リアルタイムの視聴って一期一会だったよねー。再放送があまりない映画なんかだと特に。夏休みの変な時間帯にたまたまテレビつけて、あれ、こんなのやってる! みたいな。ワタシそうやって『アリオン』を観てめっちゃ美化して覚えてました。

     イマドキの子はすぐに「ビデオ録ってー」って言うのよ。リアルタイムでも観ながら、見返すかどうか分からないくせに。何度も観れるって思うと集中しなくなっちゃうよね。大人もそうだもん、いかんよね。(撮影にばかり夢中でリアルタイムで目に焼き付けるってしない。これも想像力退化に関係ありそうね。イマジネーションの素を受け止めないってことなのだから。)
     まあ、そこは魅力のある作品なら、子どもは何度だって食い入るように観てるのだけど。

     エヴァについては、著者さんは完成してないからこれ以上の言及は避けるって感じでした。完結するって大事ね。

     いつものことだけど、この一冊を網羅して紹介できてはいないの。ぜひ読んでみて欲しいです。
    「大人と子どもの差異の減少化」って簡単に抜き出しちゃったけど、前提として「近代社会が、何故大人へと成長しなければならないのか? という理由をスキップしたまま今日まで至っている」って問題があるって。
     この問題難しい。大人ってなんだろう? 私には答えは見えない。「大人になりたくない」「大人にならなくてもいい」って自由があっていいのだよね、もちろん。
     でも、自分は子どもだって思ってる大人はいてもいいけど、自分は大人だと思ってる子どもの存在は問題だよな、とか。いろいろ考えちゃいます。
  • そうそう。テレビでやってる映画とか、まさにそんな感じでした。夏休みの午前中とかね。あったなー。あと、昔、24時間テレビの中で手塚治虫原作のアニメを毎年やってて、むっちゃ集中して見てたなーと今思い出しました。

    いやでも、私もついついリアルタイムで見てても録画しちゃいます。ほとんど見返さないのにね。見返す作品なんて、ほんと限られてるのに。撮影にばかり夢中に……って、これもついやってしまいがちだけど、本末転倒だよね。

    >何故大人へと成長しなければならないのか?
    ううう。難しい……。そうですよね、そもそも「大人」が意味するところがあいまいで、文脈やシチュエーションによって「大人」がどういうものを指すのかが常に揺らいでいる気がします。人によっても。ほんと、大人ってなんでしょう。

    ただ、正直言って、私はこれまで自分が大人だって思ったことなんて一度もないです。たまにそれがものすごく恥ずかしく感じてしまうことがあります。実はこのあたりの感覚って、自分が物を創りだす際の、ひとつの大きな根っこみたいなものに関係している気がずーっとしているんです。うまく言えないんですけど。んーと……。

    ま、また来ます!
  •  火の鳥鳳凰編は子ども心に衝撃でしたー。『火の鳥』ってタイトルしか覚えてなくて、もう一度見たい、もう一度見たいってずうっと思ってたっけ。
     ああいう物語を書きたいものだよ。

     大人ってなんだろうね。私は、自分の行動に責任を持つのが大人、って漠然と思ってたのだけど、ニュアンスが別な気がするし。シチュエーションとか、何かと相対的に見ての返答しかできない気がします。
     大人だって決して完成されてるわけじゃなし。難しいねえ。
  •  ぼく球おもしろかったねー。OVAの出来も素晴らしかったー。一話目ラスト、輪くんの「東京タワー、あれ、僕にくれない?」からのEDの入りには鳥肌たちました!

     ぼく球が流行った時、転生を信じて自殺する若者が増える、みたいな批判が新聞に出てさ。コバルト文庫やホワイトハートでファンタジーが席捲しだした時にも、今の若者はファンタジーに逃げるのか、みたいな批評が新聞に出てたから、大人は若者文化に対して何でも文句を言うんだなーなんて当時は思っていたものだけど(^-^;

     前世占いなんかも流行ったじゃない? 『東京BABYLON』でも自分の前世は勇者だ、なんて信じてる女の子たちの話があったし、『十二国記』アニメ版の杉本もそういうキャラだったよねー。あの頃は、自分の価値を前世に求めてたってことかな?
     現世で過去の能力に覚醒するのと、異世界でヒャッハーするのと。どっちがより現実的なんだろう? うーむ。

     清水玲子はSFの人だよね。私はジャック&エレナだなあ。『竜の眠る星』は号泣でした。あの女王様みたいなキャラ、書きたいなあ。

     私、小学生の頃はりぼん派だったけど、中学でウィングスとサウスに流れちゃって、その後白泉社系に行っちゃったから、ぶ~けの思い出はあんまりで。ぶ~けって、おしゃれ~なイメージだから、Han Luさんが好きっていうの、納得だわー。
     榛野 なな恵『Papa told me』とか逢坂みえことかヤングユーは読んでたのにー。あ、でも『永遠の野原』はぶ~けだった? 私これ、太くんが好きで好きで。マリコが嫌いで嫌いで(コラ)。 ひとみ頑張れーって感じでした。
  • >何をベースに
     作中と同じで雑誌の交流コーナーだよね。「~が好きな人、友達になりましょう」とかって。
     そういえば『星の瞳のシルエット』の真似でラジオに「ススキ野原の男の子へ ほしのかけらの女の子より」って投稿するのがチラホラと……。ワタシ一度だけ実際に聴いて、ほんとにやってる……ってびっくりしたっけ。
     当時は限られたメディアでだったから、そこまで衆目に曝されちゃうこともなく平和に済んだのだよねーきっと。

    >前世が宇宙人でも舞台は現実
     そうだよねー。それに輪廻転生って少なくとも実際の宗教哲学に即してるし。異世界は発想がもう逃避なのだよね……


     太くんはあ、二太郎好き好きなとこが可愛いくてのう(爆)

     私は、私はあ、樹なつみの男の子キャラの体の線にはあはあ……いや違う! 参考にしてたですよ! 首から肩のラインとか、腕の筋とか、服の皺とか!!(何のフェチだ) 「八雲立つ」で剡弐がすぐだらーっとした格好するのとか、男の子ってこうだよなーと、マジで参考になりました。

     清原なつのといえば「花図鑑」だろうけど、私は「飛鳥昔語り」だなー。時代物おもしろかったです。っていうか、この人作風が広いよね。
  • 奈月さま

    ああ、そうか。雑誌の交流コーナーか。そういえば、作中でも最初そうやって探してましたね。すっかり忘れてた。

    >二太郎好き好きなとこが
    はい。そうだと思ってました。うふふ。

    そうなんですよ。その作家さんによって、なんかこう、ここっ、ていうフェチな部分があるんですよねー。私も絵が描けたらぜったい真似してたと思います。

    清原なつのさん、幅広かったー。私はSFが好きだったけど、歴史物もよかった。ちょっと後のほうだけど、私は『光の回廊』っていう奈良時代のお話が好きでした。なんか、むっちゃ読みたくなってきたー。
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