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エヴリシング・イズ・アプリケーション

 最近ジェネレーションギャップを感じた出来事があって、それは何かというと、今の若い人たちは、TwitterとかInstagramとかYoutubeとか、とにかくそういうものを、「アプリ」だと認識しているんですよね。なんでわかったかと言うと、アンケートに協力してくれというのでしたところ、「良く使うアプリを教えてください」みたいなことが書いてあって、でこれアプリってどこまでアプリよって聞いたんですね。
 つまり、いまや「電話」とかってアプリちゃあアプリじゃあないですか。そしたらプレインストールされているやつは除くことにしましょうみたいになって、え、でもじゃあmusicとかはバリバリアプリだし、普通に使ってるけど、それは書けないことになるよね? パズドラとかだけ書けばいいの? って聞いたら、そうですね、あとTwitterとかみたいな感じになって、あれちょっと待てよTwitterってアプリか? って思ったという経緯なんですけども。

 いやいや。まずTwitterというサービスがありますよと。で、そのサービスがあって、それをスマホなどで便利に使えるようにしましょうねってことで、まあ一種のショートカットっていうか、リンクっていうか、なんかそんなでTwitterアプリがあるわけで、なんかこう、サードパーティの自分用のタイムラインをカスタムできるようなやつがついてたらそらアプリでしょうけども、Twitterそのものはアプリって言えるのか……? って結構悩んだんです。

 まあでもアプリはアプリだし、そっか間違っては無いのか……? でもなんか違う気がするな……? って思ったってことなんですけど、彼らの中では俺が感じているような違和感は一切なく、Twitterというのは「アプリのひとつ」なわけです。PCでアクセスするTwitterについてはなんだと思っているのかは謎なんですが、基本スマホでインターネットワールドが完結しているから関係ないのかもしれません。

 だからSNS関係で使ってるアプリを教えてくれってなったときに、たとえばわかんないけど我々は「Instagramの画像加工用アプリ」とか、「Twitterのアカウント管理用アプリ」とか、なんかそういうものを真っ先に想像するけれども、実際は「Instagramそのもの」とか「Twitterそのもの」がアプリであると。で確かに、Instagramなんて、PCからアクセスしたら写真投稿できないですもんね(できるのかも。やりかたがわからない)。ハァーなるほどなーー。

 ってことを、アプリ更新のお知らせみて、「まだアプリ諦めてなかったんだ…」って気持ちがよぎると同時に思い出したんですけど、そうですよ、若年層にリーチするには良いアプリを開発するのが一番ですからね。カクヨムは未来を見据えている。立派なサービスだと思います。若者が最近使っているアプリのベスト5くらいに、「カクヨム」が入って欲しいですね。期待age。

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