うそです。
以下、タイトルの意味が分かる方にはなんの益もない文です。まあ、分からない人にとっても大した益はないのですが……。
若い皆さんに説明しておくと、我々は当時、Windows 95が出たあたりですか、今10でしたっけ? つまり、この85バージョン上を行くハイパーマシンのことをWindows 95と言いますが、すいません、これもうそです。
1995年に出たからWindows 95、ですね。前世紀のマシンですよ。ちょっと待ってくれよ。前世紀かよ。どういうことなんだ。
話が進まないのはいつものことと言い条、さすがにあまりに進まないので、端折りますがとにかくそういうOSがあったんだよ! そいで、まあその出たばっかりの頃って言うのは、今みたいにWordpressとかツイッターとかカクヨムとかなくて、じゃあネットで何してたんだって言われると何してたんですかねって感じなんですが(人狼とかしてました)、何かインターネットでコトを書きたい、そういうことが起こると、いわゆるところのホームページを作成したわけです。
で、このホームページに「アクセスカウンタ」ってのをつけるわけですね。このアクセスカウンタはサイトに来た人に見えるようにしていて、それに一体何の意味があるのかというと、まあツイッターのフォロワー数みたいなもんでしょうかね。あるいはRT数とか。はてブ数とか。まあ★とか。アクセスカウンタが強いと戦闘力、発言権も強い。なんかそういう感じで、自分らで把握してればそれでいいじゃんか、というものを人に見せるという文化は連綿とあるわけですが、その先駆けとなるものがアクセスカウンタだったわけですよ。CGIでなあ……。今企業サイトとかで、トップページにアクセスカウンタ乗せてるようなサイトあるんですかね。
で、これはまあ他の人にも見えるので、特定の番号、たとえば1とか(1は大体自分で踏みますね)(自分でサイトにアクセスしても増えたので、やり放題といえばやり放題ではあった)(開設時はカクヨムのPV数も自分で見た分増やせたのご存知ですか?)、10とか、100とか、なんかキリのいい番号を、略してキリ番、と呼んだ訳です。
ほいで、まあ我々が作成するところのホームページなんてのは、基本的に更新することなんてないわけですよ。一応掲示板なんか設置してますけど、掲示板で話すことがそもそもない。それで、一つのあり方は「キリ番を報告する」「その礼を言う」みたいな、そういう形でのコミュニケーションツールとして使われていたわけですね、キリ番。
絵とか書ける人ですと、「キリ番リクエスト権」みたいなのがあって、キリ番を見た、これを「踏んだ」と称したわけですが、とにかくその人がそれを申告し、そんで、「きゅうりがサラリーマンやってるところを描いて下さい!!」とか言うと、それを描いてもらえるみたいな。そうした文化があったのです。かつて。
でこれが行き過ぎるとどうなるか、自治が行き着くとどうなるか、皆さんは良くご存知ですよね。加速するネットマナーの世界。FF外から失礼します。このスピードが加速しきった果てに、キリ番を見たのに、それを報告しない行為は「罪」になった。「キリ番踏み逃げ禁止」という自治法が制定されたとこういうわけです。
まあ禁止されたところでどうしようもないわけですが……。
とにかくそういうわけで、昼、カクヨムアクセスして、ふっと小説管理画面見たら、デブエッセイが4999 PVになってたんですよね。まあ消してる分いれると144話あるので、1話あたり34 PVということになって、それでもまあまあ多いなってくらいには飼いならされてきましたけど、とにかく、おっじゃあアレかなと思って、キャッチコピー書き換えたんですよ。今5001 PVになってました。つまり、5000 PV目を踏んだのに、報告しない、ネットマナーのなってない、キリ番踏み逃げ犯がいるってことなんですよ!! このサイトには!!!!!!
普通にこの近況ノート見てる誰かの可能性超あるので、糾弾の意図はまったくないこと、ネットマナーについても特にキリ番踏み逃げが筋悪とか思ってるみたいなことはまったくないことは申し伝えておきますが、とにかく、かつてこの国にはそういう文化があった。文化が死に絶えるのは悲しいので、たまに思い出したらキリ番についてアピールしていきたいと思います。
そんなこんなで、純粋脂肪批判、5000 PVを超えました。ありがとうございます。次は1話目の1000 PVあたり目指したいですね。the 余談ですが、1話目で一番見られてるのはやはりというか、ハルヒです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881004093/accesses 今1話目、701 PV。おい、誰だ、700番のキリ番を踏み逃げしたやつは!!