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お洋服日記こぼれ話(4)

 はい。

 でまあ、なんでこういうことにしたかというと、まあ3割4割が「なんかオチがないとアレかな」、6~7割が「俺にJDは果たして可能なんだろうか、抑えに逃げうっとこ」というところで、創作者としてはどうかそれは、って感じがありますがまあそういうことです。10話とか、あるいは前後編とかで仕込むタイプのネタではあるなと思いつつ。

 ・1話:>だいたい千恵美ちゃん、って、馴れ馴れしいのよ。ないわ。
 学生に言われたらそら馴れ馴れしいって思いますよな。
 「舐められてる」ってことなんですけどね。

 ・3話:微妙なセンですけど、「1年生、しかも入学二か月で、教員の知り合いいるかね?」というところの違和感演出ですね。

 ・4話:大学一年生って18歳くらいですけど、もう定年退職しているということは、42歳の時の子ということになる。まあなくはないでしょうが、若干遅いよなという感じがありますよねということですが、どうでしたでしょうか。

 ・5話:「センパイ」はスーツで「講義を受け持っている」わけですね。まああんまいないと思いますけど。昔大学通ってた頃の教員に、いつも下がジーンズで上がジャケットとシャツって人がいて、なんでこの人下ジーンズなんだろうなと思ってたんですが、何かしらこう、葛藤の末のあれだったのかもしれない。

 ・8話、12話、19話:シータクに乗る大学生がいるかいな、ということですが、さすがにいないのではないかと思われます。いたら偉いね。

 ・10話:美優ちゃんが就職している。まあ高校出て就職も全然ありだと思いますけど、これはそういうことではないわけですね。

 ・13話:書き忘れてた(俺と出会わせるのに忙しくて)けど、産学連携のなんかの打ち合わせに参加するネタも書こうかなと思ってました。1年生なのに? みたいな。

 ・14話、21話、28話:千恵美ちゃんは元医技短・現北大保健学科に通ってて、そっからアファーマティブアクションの波に乗ってすっと助教に収まったという設定なんですが(で、その流れで藤のなんか子供の保健とかも引き受けることになった)(現実を鑑みるとかなりのご都合主義ですな)、だもんで会議に呼び寄せられてるわけですね。「センパイ」は「センパイ」だけど4年生は「4年生」というのが一応のポイントですか。

 ・16話:バイトしている雰囲気を出していない上に「ボーナス」ってどういうことだよ、と思わせる一手でした。

 ・18話:一応「結婚の話」というのはまあ、そこそこの年齢だからですね。

 ・22話:めちゃローカルネタですが、「花川キャンパス」というのは藤「女子大学」があるところなんですね。だとすると「センパイ」が男なのはなぜなのか。そしておしゃピクは北大構内で目撃しているのではないか。あっこでなんの「主任者」を取るんだ。とそのあたりですがローカル過ぎてあれですよね。

 ・24話:大学一年生で「友達の結婚式」ってちょっと早いよねというアレです。

 ・29話:余談ですが、伝手を頼って女子大生にマジでアンケートとった結果なのでこれは強いと思います。

 ・30話:
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
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|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
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────────(~~ヽ::::::::::::|/        = 完 =


 ・入れ損ねたネタ「とうねんとって18歳なんですけど!」
 (当年とって、と十年とって、を掛けた古代のギャグ)

 以上です。お楽しみいただけましたら幸いです。

4件のコメント

  • ちょいちょい感じる違和感はそういうことだったんだ……震える。
    設定ブレてんのかな。とか思ってました……
    22話の件は完全に意味わかってなかったです。

    俺と出会わせるのに忙しくて、ってところは別な意味で震えがきますね。
    真夏の入り口にちょうどいい(北海道はまだ涼しいでしょうけど)ホラーって感じで楽しめました。一ヶ月面白かったです。

    体をはっておしゃピクしてた雅島さんのこと少し尊敬しました。
    ただの重い人ではなかった。ダイエットも頑張ってくださいね。
    JD力がダイエットの鍵になるかもしれない……応援してます。
  • 「なあ雅島。夏バテか? ずいぶん痩せたよな。それにその目の隈……眠れないのか? なにか悩みがあるなら聞くぞ?」
    「いやいや。実はその。JDの彼女ができて。それでまあ、なんていうか、生活に張りができてるっていうか、それでかな」
    「はあ……なるほど。うーん、ま、なら良かったよ。彼女によろしくな」

    ……って話したのが三日前か。どうしたんだ? 三日も無断欠勤しやがって。電話にも出ない。

    「おーい! 雅島! いるんだろ! あけろ!」
     返事がない。僕は舌打ちをして、雅島の部屋の郵便受けを探る。以前、「鍵を無くしたり忘れたりしないように、郵便受けの奥に目立たないように黒い紙に包んで鍵をしまってるんだ」って言ってたはず……あ、あった。

     僕は急いで雅島の部屋の扉をあける。

     狭いアパートだが、一応ふた部屋というか、リビングと寝室が分けられてる。

     リビングは信じられないくらい荒らされている。夏だというのになんだかひんやりした冷気まで感じる気がする。

     僕は寝室に向かう。

     声がする。雅島の声だ。雅島の声だ。雅島の声だ。雅島の、声だけがする。

    「おほぃ!」
     僕の声は裏返っている。キン、と荒れた部屋に思いの外その声は響く。でも。声がする。雅島の、声だ。

    「おい! 開けるぞ雅島!!」

     扉を開くとそこには、骨と皮だけみたいになって、虚空に向かって、でも幸せそうに語り続ける雅島の姿。違う。虚空じゃあない。天井に貼られているのはーーあれは、涼宮ハルヒの驚愕で一瞬でてきた女子大生のーー

     みたいなことですかね。JD力で痩せる。
  • こんにちわ

    タクシーのあたりが特に違和感ありありだったのですが、あといろいろ実習やなんかに絡んでくるところも

    最終話で、( ゚д゚)ハッ! って感じでした

    おしゃピクでリアルと交差したりして、もう設計図の段階で何重構造だったんだ!? って

    ダイエットも応援してます〜

    くろ
  •  おしゃピクはノリで設計図の段階では2重構造(JDとJK(女性教員))ということですね。おかげさまで楽しかったです。ダイエットは諦めました。いや諦めてはないんですけど今は心が折れてます。
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