そもそも「物理書籍」という表現、ニンジャスレイヤー以前からあったんだろうかと思うけど結構もう浸透しているのでアリということにしたいと思いつつ一応解説を加えると、ようするに普通の本。質量をもった、物理的存在としての本のことである。
ただ、本の読み方を完全に忘れた、というとすわ失読症か煙を炊いて狐を追い出さなくては、みたいに感じてしまう諸賢もいらっしゃると思うのでそうではないよということ。電子の方は読めますよ。読めますっていうか、読んでますよ。
それがさあ。パソコンに向かって読む、あるいはスマホを持って読む。俺のスマホはiPhone6+なのででかいはでかいが所詮スマホ、片手で持てて読めるしパソコンで読むときは、まあ姿勢にもよるがそこまで負担はない。ところがね。新書以上のサイズの本、久々に買って読んでるんだけれども、これがさあ、こんなこと言いたかないですよ俺だって。男として恥ずかしいもん。でも言いますが、重い。あの、内容が、じゃあなくてですよ。質量が。物理的存在としての本が、重い。
わたくし箸より重いものは持ったことがないんでございますの~~みたいな深窓の令嬢が言ってたらまあかわいい、と言えないこともないけど、こちとら90 kg台の中年男性で、お前何言ってんのという話である。わかる。わかるけどさあ、重いんだよね。
いやいや、読んでる瞬間は重いとか思わないですよさすがに。本を読んでたら両の腕がぷるぷるしてきた、とかはさすがにない。
ただ肩が凝るのよ! どうしたらいいのかしら。
寝っ転がって読んでるのが悪いのかもしれないが、本、というものの利便性はどこでも読めることで、わざわざ座って読むというのもなんか変な感じだし、だから寝転がって読む。気づいたら肩が凝っている。もう3日になる。いやあ、参ったね。こんなことで凝る? 肩。
普段いかに肩を使ってないか、ということなので、ちょっと今日から頑張って運動・ダイエット・読書に励んでリハビリと行きたいなあと思っています。ベンチプレスをするぞー(極端)。
荒ヶ崎初爪 様
成香ちゃんにレビューありがとうございます!!
ついに探偵的資質にまで疑問符がつけられた成香ちゃんですが、愛でていただいて幸いです。ありがとうございます。がんばらせようと思っております。