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先に結論を書いてみる方法

 地震があり、大変な方は大変でありましょう。お見舞い申し上げます。無事を祈ることしかできないのが人間の限界という感じがして凄く無力な感じであるけれども、しかしまあ、俺が慌てたところでどうすることもできない。できることが発生したら、尽力したいと思っている。とにかくなるべく何も起こりませんように。

 さて、例の三原則モノにずっと苦しめられていて(完全に勝手に俺の都合なんだけど)(誰も書けとは言っていない)、ただ結論ははっきりしていることなので結論の方から書きだしたら少しああ、こんな感じか、という目鼻が付きだしたので、最後から書いてみる、ラストシーンから書いてみる、書きたい説明から書いてみる、という方法はありなのかもしれないなとちょっとそういうことも思ってみている。

 今日気づいたこととしては、ドノヴァンとパウエル、を意識するとどうしても主人公格は二人欲しいけど、二人いる必要性さしてないし、むしろ対外的な組織と主人公が渡り合う、というような形式の場合、二人いるのはちょっと邪魔ということになる。喋るときに、いちいちどっちが喋ったかということを説明したりしなければいけなくなるからである(ちょっと前も似たようなことを書いた)。
 そもそもなんでドノヴァンとパウエルは二人組なのかというと(小説の技術的側面として)、基本的に彼らは宇宙空間に二人っきりだからで、つまり独りぼっちだと会話ができないからである。
 で、だから地球上で、そのへんで事件に巻き込まれるんであれば、とりあえず一人その人物がいればいい。むしろその方がすっきりしており、二人の主人公を書くというのは技量が必要ということになる。
 こんなことみなさんは良くご存じなのかもしれないけど、俺は今更ああそうなんだってなっている。でもなったということは成長していることと、ポジティブにとらえていきたい。

 とりあえず仮の二人組状態で書いているが、現時点で「解決編」が6割くらいは書いて7000字ということになっており、ということは「問題編」が同じくらいになるとして、トータルで20000字か。ちょっと長いよなあ。5000字くらいでバッと短くおさめたい感じもあるが、本質がケチなので難しい。書いたものを全部載せたくなる。webだから別にそれで良くね感と、推敲は大事、特に削ることは大事だという良心の叫び。その拮抗の中、色々と考えてやっていこうとそういうことですね。

 たまには真面目に創作のことも書くのである。

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