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バロネッサはまだ未完成について

 日付が変わってしまいましたが本日から新連載「バロネッサはまだ未完成」の連載を開始しました。

 この物語は昨年(2024年)の4月から書き始めた作品なのですが、全く筆が進まないまま1年近く放置して、改めて書き始めた作品です。

 既に書き終えているため、推敲して手を加えることはあるかもしれませんが話は変えることなく、本日から毎日更新していき、最終回まで投稿していきます。

 元々は私の既存作『ある美漢』に出てくる『ステラ=ヴェローチェ』というキャラに『暗殺の名門ヴェローチェ家の長女』という設定がありました。

 それを引き継いで、こちらは一応現在連載中扱いの『金色の旅路』という作品にステラがメインキャラとして登場しているのですが、過去編で『宝石店ヴェローチェ』という設定が追加されました。

 宝石店では大規模な即売会も行われ、給仕たちは孤児で暗殺のスキルもあるという設定が追加されて暗殺一家という形になりました。

 この話を膨らませて一本物語が作れないかと考えたのですが、全く筆が進まず『孤児院』『彫金』『暗殺』『給仕』という単語だけが残りました。

 その後、1年経ってようやく筆が進み始めました。当初立てたプロットでは10万文字いくか怪しかったのに余裕で突破した上に、キャラが勝手に動きすぎて何度プロットを修正したかわからないくらいです。


 元々『ステラ=ヴェローチェ』とは競走馬の『ステラヴェローチェ』から名前をお借りしており、ヴェローチェ家のキャラは全員『ヴェローチェ』の冠名の競走馬にしようと決め、何人ものキャラが生まれました。

 ただ、主人公を誰にするか悩んだ時に『バロネッサ』という競走馬に焦点が当たりました。私の推し馬の『ドゥラエレーデ』の妹にあたる馬です。バロネッサとはイタリア語で『女男爵』という意味で、名前の通り男爵位を持つ女性のことです。

 そんな名前の彼女が貴族から堕ちて孤児となり、暗殺一族に行ったら面白いなーって思って書いた作品です。深い意味は作品の中で。

 他にも出てくる名前などには競走馬の名前をお借りしています。どれも私の好きな馬ばかりです。イタリア語の言葉が多いので名前としてはどうなんだというものが多いかもしれません。

 ドラゴンボールの命名方法よりもかなり直接的なので、競馬が好きな方にはかなりノイズになってしまうかもしれませんね。

 また、最初は意識していなかったのですが、この作品ではカタカナの言葉は可能な限り排除して書いています。何故かと聞かれると特に理由はないこだわりなので、読みづらくなって申し訳ありません。

 この作品は私の書いている他の小説と同じ世界観の作品で、同一人物ではありませんがステラたちも登場しています。カテゴリに世界観共有作品というのがありますので、御覧いただけると幸いです。

 また、この作品は一部AIを利用しています。文章校正と誤字脱字について用いており、余りの便利さに手放せなくなりました。

 単純な誤字脱字のほか、一人称の誤りだけでなく削除漏れの文言の指摘、長い文章の区切りの提案などもしてくれました。

 一体どこを目指して書いたのかよくわからない作品ですが、最後までお読みいただけると幸いです

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