今年も「G’sこえけん」音声化短編コンテストの季節がやってきました。
前年度は最終選考まで残ることができたので、今年も本作で残れたらいいなーっと思ってます。
https://kakuyomu.jp/works/16818093080708417776「ホッとするキミと二人で」
さて、本作ですが、書き始めたのはこえけんの応募発表があった6月24日からで大体2週間で完成させた作品です。
全10話構成の約1万文字の予定です。
内容としては、冬のとある週末の【センパイ】と【俺】の二人の日常を描く物語です。
作中の時間で大体24時間くらいの話です。
この二人、具体的な名前は作中では一切出していません。
ボイスドラマ化することを目標としているため、『センパイ』と『キミ』という呼び方にして、自分が主人公に没入できるようにあえて名前はつけませんでした。
ただ、実際のところは既存作の『ある美漢』と前年の最終選考に残った『17の水族館』の「加藤春昭」と「平野愛」の描いていなかった季節の物語です。
『ある美漢』は春昭が高校2年の秋まで、『17の水族館』は同じく高校2年の夏までを描き、そこから先は一気に大学生になるまで話が飛びます。
なので、その間の高校2年生の冬を描いた作品が本作となります。
ただし、前述のとおりお互いの呼び方が『センパイ』と『キミ』に変更しているので、別の並行世界の話なのかもしれませんが……。
というわけで、前作「17の水族館」が事実上の前日譚となりますので、ぜひこちらもご覧いただけると幸いです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330660291644152「17の水族館」
https://kakuyomu.jp/works/16817330648080249845「ある美漢/恨み感」
あまり言うとネタバレになってしまうんですが、17の水族館はある美漢の#63の直後に該当して、ある美漢の後日談が本作で、その後にある美漢のエクストラがあるという、私じゃないとわからない時間軸になってます_(┐「ε:)_
何にせよ、どの作品も単独で楽しめるものにしておりますが、他の作品も呼んでいただけると、より一層楽しめるかと思いますので、宜しければ是非ご一読を!