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戦闘機が射撃をするとき、照準器からはどんな風に見えているのでしょうか。
これは九八式射爆照準器の実物の写真です。いかにもピントがずれているのですが、反射板に投影された照準環にはしっかりとピントが合っています。
遠方を見た人間の目の焦点に合わせて照準環のピントが合うようになっているため、近くにある照準器本体のピントが外れてしまっているのです。
つまり、無限遠ではっきりと視認できるようにフォーカスが調整されているのです。
この九八式射爆照準器は土浦の陸自武器学校で保管されています。