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ぼちぼち

こんばんは、吉澤文彦です。
シフト制の仕事に就いているために、
不定期の連載となっていますが、
それでも連載を続けるたびに、
応援や星マークを頂けて、嬉しい限りです。
いつも読んでくださり、誠にありがとうございます。

一人の作家としてはできるだけ多くの読者を獲得し、
出版社の目に留まり、ベストセラーを輩出し、
映画やドラマの原作となって、優雅に暮らす、
なーんていう欲望はどうしても抑えきれません。

でも30年ほど書いてきて、カクヨムや色々な媒体で、
無数に小説や漫画などの読み物が読める時代、
果たしてあくまで自分の世界を表現した、
個人の妄想でしかない小説が売れるなんて事を、
期待していいのかという疑問が沸いてきました。
自分が勝手に一人で思い描いた物語が、
万人に賞賛されるという夢はちょっと傲慢だと、
最近は考えるのです。
(でもやっぱり売れたい…)

だからこそ今の「その白い声を聴かせて」を
連載するたび、読んで、
反応をくれる読者がいるのは、
本当に貴重で、ありがたいことだとつくづく
思います。

わかっている方もいるかもしれませんが、
色々な事情から「その白い声を聴かせて」は、
すでに書き終えています。
必ず完結までお見せできます。

ただ連載がゆっくりなのは、
自分の作家人生の中でも一番長い小説を、
書き溜めているためです。
まー、体調不良もけっこうなもので、
いかんせん仕事も執筆も思い通りに進んでません…
こんな私ですが、これからもよろしくお願いいたします。

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