どうも枝豆マックスです。
今回から最新話を更新したら不定期ではあるもののガールズエモーション、略してガルエモの所謂“これを読むとより楽しめる”的な奴【ガルエモ補完計画】というコーナーを裏話を交えながらやりたいと思いマシュ。
※最新話まで読み終わった方が読む事を前提としておりますのでまだ読み終えてない方はネタバレになってしまうので今すぐ読んできなさーい。
改めてやっていこうと思うんですが、第3話は学校で主人公の零奈が出会したあのバケモノ…マリスメアが零奈自身から出てきた存在だと告げられて、かつ自分から生まれたマリスメアを倒すと感情を失うとも告げられ、マリスメアを倒すか、自分の心を優先するかを零奈が悩む回でした。
まず、聖剣処女とマリスメアの設定について。
これを確定な情報とせず、あえて“神様の憶測”としたのは、ちゃんと訳があります。
実を言うと、具体的な設定がまだあやふやでして…、後からどうなっても“だってあれはあくまで憶測だったから”で済ませる為です。
とはいえ、全ての設定があやふやという訳でもなく、堅く決まっている設定もあります。
その設定については憶測が合っているパターンもあれば、まだ公言すらされていないものまであるので詳しくはいえません。
さて次に“零奈が何故悩むのか”です。
これは私の偏見ですが、こういうバトルモノの主人公って大体過去に何かしら闇を抱えてるキャラが多いと思うんです。
例えば過去に虐められて…とか、実は人体実験の失敗作とか。
しかし零奈に関しては闇どころか光しかないです。
いじめられた事もいじめた事も無ければ、人体実験もされてなく、今風に言うと親ガチャに恵まれ、平凡にかつ幸せに今までを生きてきたただの女子高生です。
そんな女の子が急に“これから見知らぬ人々の平穏の為にこれから一生笑うのも泣くのも怒るのも嬉しくなるのも禁止”って言われてるようなもんです。
しかもそれを否定したら人が死にますなんて言われたら、心犠牲にして戦いますって言うしかないじゃないですか。
だからあれは悩む、というよりも現実から逃げていたということになってしまうんです。
今まで幸せに笑って、時に怒って、たまに泣いて…というように平凡に生きてきたからこそ、この運命がより残酷になるんです。
この葛藤は過去に闇を抱えている主人公だったら絶対に無いです(偏見)。
そして次に、母親。
いやー、今回の母親は良かったですね(自画自賛)。
いつもは適当に事をやるような雰囲気なのに、今回は我が子の異変を感じてちゃんと向き合おうとする。
それを“親だから”というただそれだけの理由であそこまで言ってくれる。
でも、こんなに子供想いの母親に育てられた、という事実が先程の“零奈は幸せに平凡に生きてきた”に繋がってしまうという皮肉…。
ちなみに余談ですが、零奈の母親の名前は【迅内六花】です。
そしていつ出す予定かはわかりませんが、父親の名前は【迅内隼人】です。
適当に決めてません。
今は消してしまってもう見れませんが、MOTHER-0という小説の主人公の名前が迅内隼人でした。
そしてヒロインにして隼人の彼女の名前が福代零奈…ですがそれは偽名で、本名は六花・アストライアーというハーフなんですね。
だから隼人と六花のカップリングが実質ここで成就していて、その間に生まれた子供の名前が零奈というMOTHER-0を読んでいた人からしたらエモ過ぎるというお話。
ちなみに主人公の家族に留まらず、今作に出てくるほぼキャラの名前は自分が描いていた小説のキャラから引用してきています。
まぁその話はまたどこかでしましょう。
気になる事があったら質問下さい。
返答しない時はその質問の内容が今後の本編の重要な伏線になってたりしますので、ご注意下さい。
それではまたいつか。