今回はお二方からもレビューをいただきました。
幼縁会様。および、陣内由安様です。
感謝感激、雨あられ、恐悦至極でもったいのうございますです。
お二方の作品もこの場を借りて紹介させていただきます。
まずこのノートでは幼縁会様の作を。
『元現役JKと行くアウトローなダンジョン生活』
https://kakuyomu.jp/works/16817330667475139175いわゆる現代ダンジョンもの、と呼ばれるジャンルになりますが
その世界が描かれる視点が、アウトローなヒーロー、という点が斬新さの作品です。
現代ダンジョンもの このジャンルの醍醐味ってなんだろう。
と、考えたときに私が最初に思いつくのは、リアリティ、というものです。
もし現代に本当にダンジョンなんていうファンタジーな物が出現したら、
『その社会はこうなるんじゃないか? あんな事件やこんな事件が起こるのでは?』
というものですね。
じゃあその、変化した社会、というものを描くときに、何を軸にすればより鮮烈に描ける?
例えば最近流行の『配信系』もその有力な一つです。
では、この作品の場合は、というと、そう。
アウトロー これです。
ダンジョンにまつわるルールや法律を掻い潜って生きる者が軸になります。
彼らは『法の外に居る者』
変化した社会の輪郭をなぞる者、とも言い換えることができます。
彼らの行動の一つ一つが、その社会の決まり事の、やっていいことと、ダメなことの境界線を描き出します。
その結果として、彼らの行動を体験する読者に肌感覚でリアリティを伝えてくるわけです。
アウトロー目線で描く、新感覚のダンジョンもの。
是非、体験してみてください。
陣内由安様の作品は次ぎのノートでご紹介します。