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【旧作公開】「(仮題)1998年夏」、第5話後半を公開しました

『(仮題)1998年夏』 第5話 過ぎ行く夏の日(8)
https://kakuyomu.jp/works/16817139557044841741/episodes/16817330647954480446

 映像作品を意識して書いた20余年前のシナリオ、第5話後編を公開しました。
 お立ち寄り下さい!

 1998年頃というと忘れられないのは、2年後に迫ったシドニーオリンピックです。
 南半球で初のオリンピックという事でも話題に。開会後は、日本勢では、柔道の井上康生、女子マラソンの高橋尚子の活躍が話題になりました。篠原信一の誤審判定問題では大勢の柔道ファンが泣かされました。

 さて、読者の皆さんは、「日本エアシステム」という航空会社をご存じでしょうか?
 元の社名を「東亜国内航空」と言って、名前の通りに国内線を運航する航空会社でしたが、全日本空輸(全日空)が、チャーター便の運航などで国際線の実績を積み重ねて '86年から国際定期便に進出したのと合わせて、東亜国内航空も国際線運航が認可され、社名も「日本エアシステム」と改められました。
 ただし、次第に経営が悪化し、2002年に日本航空(日航)と経営統合されて消える事になりました。
 この物語の当時は、日航、全日空、日本エアシステムの「国内航空3社」が、日本の国際線運航を担う時代でした。

 第1話で、この時代の通信手段は「スマホでなく携帯電話でした」というお話をしました。
 当時、携帯電話と並ぶ通信デバイスとして、「PHS(Personal Handyphone System)」がありました。
 端末は携帯電話より小型で、料金は低価格、学生層やビジネスユースで普及しました。

 10月は、また、2週お休みします。
 第6話は、10月23日に。

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