『(仮題)1998年夏』 第5話 過ぎ行く夏の日(1)
https://kakuyomu.jp/works/16817139557044841741/episodes/16817330647700628608 映像作品を意識して20余年前に書いたシナリオのお蔵出し、第5話の前半です。
よろしければお立ち寄り下さい。
1998年の大きなイベントというと、長野冬季オリンピック大会がありました。
スキージャンプで、原田雅彦、葛西紀明、船木和喜らが活躍しました。
パソコンが普及し、インターネットが身近になったのも、この頃のこと。
マイクロソフトから『Windows 95』、『同 98』が発売され、それまでの『MS-DOS』から格段に向上した操作性によって爆発的に普及しました。
メールが、ビジネスで当たり前な通信手段になりました。
www(World Wide Web)でネットサーフィンが出来る様になりました。
作者は、ゲームにはうとい人間なのですが、この頃は、アーケードゲームで『ストリートファイター』シリーズが人気でした。ああいう単純な格闘ゲームは、作者も好きでしたね。
1994年にはアニメ映画『ストリートファイターII MOVIE』が公開され、篠原涼子の歌う主題歌『恋しさと せつなさと 心強さと』がヒットしました。作詞・作曲は小室哲哉。
4話でお話しした様に、この時期から R&B 人気が急速に高まるのですが、それまでは、ユーロビート調の、小室哲哉プロデュースの前述の篠原、安室奈美恵、trf、globe、華原朋美などを擁する『小室ファミリー』が人気絶頂でした。
DVDが登場したのも、この頃。
それまでは、テレビ録画や映画鑑賞などのホームビデオには、VHS やベータマックスなどのビデオテープが使われていましたが、DVDの登場によって、主役はテープから円盤に交代していきました。
ちなみに、この時代の男性は、おおかた、「DV」と「DVD」の区別はついておりません(異論は、もちろん、受けつけます)。