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読者への挑戦状が公開されました&ミステリージャンル週間ランキング28位、日間ランキング13位ありがとうございます!

 こんばんは。葉月めまいです。
 本格ミステリ小説『闇に刺された男の密室』が、ミステリージャンルの週間ランキングで28位、日間ランキングで13位に上昇しました。

 ↓リンクはこちら
 https://kakuyomu.jp/works/16818093089527847416

 読んでくださった皆様、ハートや星を入れてくださった皆様、フォローしてくださった皆様、そして、応援コメントをくださった方のお陰です。本当にありがとうございます!!

 本日、『闇に刺された男の密室』にて【読者への挑戦状】が公開されました。

 明日から解決篇を投稿していく予定です。
 解決篇も駆け抜けていきますので、ぜひお楽しみください!


 以下に、【読者への挑戦状】の一部を抜粋して、引用します。



『親愛なる読者の皆様。
 ここで物語を一時中断し、作者は僭越ながら、皆様に挑戦します。

(中略)

 アンフェアで解けない謎に、価値はありません。
 謎を解かれてフェア性を証明されることこそ、本格ミステリ作家の本懐。

 どうか、皆様の推理を書き残していってください。
 健闘をお祈りしています。




 ――と、ここで清々しく挑戦状を締め括りたいところなのですが。

 推理小説に不慣れな読者様からの誤解を避けるべく、本格ミステリというゲームのルールについて、蛇足と承知した上で、あえてもう少しばかり語らせて頂きます。

 本格ミステリにおいて、「絶対的な唯一の真実」という概念は、実のところ成立しません。
 物語内の情報から、夢オチやファンタジーオチ、メタフィクションオチなどの、いわゆるアンフェアな“真相”の可能性を否定することは、原理的に不可能だからです。

(中略)

 よって親愛なる読者の皆様には「絶対的な唯一の真実」などというくだらない幻想を言い当てるのではなく、論理的な思考の先にある、最も妥当な仮説を推理して頂きたいのです。


 何が言いたいかと簡潔に申しますと、次の二点に集約できます。

 まず、「論理的な過程を飛ばして、作者が用意した答えだけを当てても、挑戦に応えたことにはならない」ということ。
 そして、「万が一、作者の想定解よりも論理的な仮説が提示されたならば、その推理は作者が用意した答えよりも価値がある」ということです。


 繰り返します。
 論理的な整合性と必然性こそが、本格ミステリ世界の神です。

 神の前では、作者も読者も等しく無力。
 物語の作者が権威を振り翳して、強引に想定解を押し付けてくる心配はありません。

 皆様の推理を、心からお待ちしております。』

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