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「ラムネ色の傷痕」と、バイの自分のこと

先日完結させた作品について、いらない解説を。
※ネタバレを含むので注意してください。

本作は主人公の藍と、片想いの相手である涼音が織りなす物語です。詳しくは語りませんが、重く苦しい小説であることは間違いありません。作者として今作は「百合」というより、「同性愛の苦しみ」をテーマにした作品だったかな、と感じています。

唐突な告白になりますが、自分はバイセクシャルです。LGBTだと、Bにあたるセクシュアリティ。
まぁこんなことわざわざ伝える必要もないし、珍しいことでもなんでもありません。でもそんな自分だからこそ、書ける葛藤や描写がいくつもあったのではないかと思っています。

そして最終話、十七歳の藍がとった「反対方向の電車に飛び乗る」という行動。これは自分の実体験でもあります。
絶対に真似してはいけない危険な行動ですが、その時の自分の精神状態を考えると、息を吸うために必要な選択であったと思っています。

最後に、いくつも出てきた地名について。特に意味はないですが、自分がお世話になったことのある駅や地を舞台にしてみたつもりです。


こんな感じで、初めての解説(?)でした。

もう夜ですが、これから冷やしたラムネでも飲もうかと思います。それでは。

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