表題の通り、新連載です。実験的。
ほうかご探偵奇譚録
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887750986ぶっちゃけるとタイトルはうまいものが見つからなかったので、どういう小説なのかわかりやすく簡潔に伝えられるものを妥協点としました。放課後に探偵が奇譚をめぐって動いた記録。そんなところです。放課後以外も探偵するようになったら名折れですが、まあ、そのときはまたなにか考えましょう。大丈夫、『断章のグリム』だって三巻でアンデルセン童話を扱っていましたから。
僕は元来サスペンスが大好きで、特に西村京太郎のトラベルミステリーや内田康夫の浅見光彦シリーズを愛読しているのですが、このたび初めて少しまじめなミステリーを書いてみることにしました。それでもまだ未熟極まりないので、実験的ミステリーです。学園ライトミステリーという逃げ道を作っています。逃げるは恥だが役に立ちます。書くは一時の恥、書かぬは一生の恥となってくれることを願います。
ところで最近ようやくコナン・ドイルの『緋色の研究』を読み終えましたが、あれはいいものですね。参考になる部分と「僕ならここは書かないなあ」と参考にできない部分が混在していて勉強になりました。古典はよいものです。もっといろんな古典を読まないといけないですね。この歳になって今更なことに気づきましたが、なにごとも遅すぎるということはないでしょう。伊能忠敬は五十五歳のころから全国の測量をはじめました。その半分にも達していないのなら、まだやれることは大いにあるでしょう
がんばります。
ではまた。