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「カクヨム甲子園2023」授賞式に参加してきました!

お久しぶりです。白玖黎です。生きてます。
最近、カクヨムにも各種SNSにもあまり浮上できていなくてすみません。
今後も約一年ほどこの状況が続くと思います。
受験がひと段落するまで、気長にお待ちいただければ幸いです。

さて、本題に入ります。
先日、角川第一本社ビルにて「カクヨム甲子園2023」の授賞式が行われました。
ロングストーリー&ショートストーリー部門、それぞれ大賞・企業賞・奨励賞を受賞した方々が集まり、まずは贈賞式。
そのあとに受賞者同士や審査員の方々との交流の場として懇親会が設けられました。

私は大賞だったので贈賞式にて受賞者代表のあいさつをさせていただく機会があったのですが、これがなかなか緊張しまして。
カンペを見ながらでもOKだったのですが、たぶん緊張しすぎて呂律まわってなかった。
今度、だれかにちゃんとしたあいさつの仕方を教えてほしい。

また、懇親会にて、審査員の暁佳奈先生への質問コーナーがあったのですが、プロの方のお話を聞ける貴重な時間となりました。
他の受賞者の皆さんは小説の題材など、様々な質問を先生にしていました。
私は遅筆の悩みを打ち明けましたよ(笑)
私の受賞作の『返魂香』にも、個人的にコメントやアドバイスをいただきました。
ただでさえマニアックなジャンルを書いているので、今後はより一層ファン作りをがんばらなければ……。

ここからは言っていいのかわかりませんが、とある編集部の方から『百味修仙美食秘譜』にもコメントをいただきました。
要約すると、題材やキャラや世界観などは大変良く描かれているが、先日行われた「賢いヒロイン」中編コンテストで受賞に至らなかったのは、共感性が足りていないからだと。
最近のライトノベルや新文芸で大事なのは読者からいかに共感を引き出すか、とのこと。
ずっと胸の中にあったもやもやとした違和感を言語化してくださって、とても助かりました。
それと同時に、もっとがんばらなければならないなと思います。
幸い『百味』は未完結作品ですから、これからの展開で共感を引き出していけばいい!と前向きに捉えています。
コメントをくださった方には感謝してもしきれません。

ここでひとつ別件ですが、この『百味修仙美食秘譜』が先日行われた「『世界を変える運命の恋』中編コンテスト」にて最終選考作品に選出していただきました!
「賢いヒロイン」中編コンテストからちょちょいと改編して出してみたのですが、やはり最終止まり……。
ですが今回、たくさんご意見をいただいたので、それをもとに続きを書いて、今度こそ受賞するぞー!!

最近あまり宣伝する機会がないので、ついでに宣伝もしちゃいます。


『百味修仙美食秘譜 ―その異邦人、食神につき―』
https://kakuyomu.jp/works/16817330651944465643


最後に、「カクヨム甲子園2023」の運営に携わった方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。
また、私の作品をずっと応援してくださった方々にも最大限の感謝を。
授賞式当日にたくさん話してくださった受賞者の方々もありがとうございました!
楽しかったです!またいっぱい話したい!!

ところで東京、人多かったー……駅の中を歩きまわるだけでもかなり疲れました。
とりあえずおうちに帰還したので、数日はゆっくりと休もうと思います。

ここまで、長文を読んでくださってありがとうございました。
今回の近況ノートはこのあたりにしておこうと思います。
それではまた。


↓いただいた賞状等です。盾かっこいい!

22件のコメント

  • すこい!
    おめでとうございます!
    これからも頑張ってください!
  • 改めて受賞おめでとうー!!!!
    そして昨日はありがとう!
    話しかけてくれて、いっぱいお話してくれてめちゃくちゃ嬉しかったよ!!!!!
    中編コン最終まで選ばれたのもおめでとう、いや、おめでとうじゃないかもだけど!それでもめっちゃすごいよ、おめでとう!
    才能に溢れてて、努力もいっぱいできるのすごすぎる!応援してます!
  • 改めておめでとうございます!
    代表あいさつなんてすごいですね。

    共感を引き出せる作品を書くのは難しいと思いますが、『百味』の続き、とても楽しみです。

    小説も受験も、応援しています。
  • おめでとうございます。
    得難い経験を、これからに活かして励んでください。
    嬉しいものですね。
  • あらためまして、受賞おめでとうございまーす!°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
    でもって、授賞式お疲れさまでした☆(`・ω・´)ゞ

    共感性かー。
    難しいですよねー。
    わたしも共感してもらえる作品を書けるように精進したいです。
    何をどうしたらいいのか、わかりませんが……( ̄▽ ̄;)
  • 白兎さま

    ありがとうございます!
    授賞式での貴重な経験をもとに、今後も執筆をがんばっていこうと思います…!
  • 天井 萌花さん

    ありがとう〜!!そして、もかちゃんも受賞おめでとう!
    たくさんお話したけど、まだまだ話したいことがたくさんある(笑)
    またいつかゆっくり話す時間があったらいいね!
    中編コンのお祝いもありがとう😭✨ちょっと悔しいけど、残していただいたのはとても嬉しい!
    もかちゃんもこれからたくさん執筆してね。今年のカクヨム甲子園も…!新作待ってます!
  • 一視信乃さん

    ありがとうございます!!代表あいさつめちゃくちゃ緊張して、うまく言えませんでした(笑)
    共感を引き出すのって、個人的にはとても難しいことだなと思っていて、私の場合はただでさえマニアックなジャンルの小説を書いているので、特に気を配らなければないらない点だな、と改めて思いました。
    いつも私の作品を楽しみにしてくださってありがとうございます✨本当に、とても励みになります!
    執筆も勉強も、がんばって両立させますね〜!
  • snowdropさん

    ありがとうございます!
    本当に、何者にも代えがたい貴重な経験を得ることができました。
    今回の経験をも今後の活動に活かせていけたらいいな、と思っています。
    改めて、これまでの私の作品を読んで的確なアドバイスをくださりありがとうございました!
  • babibuさん

    ありがとうございます!
    共感性を引き出すって、なんだかすごく難しいことですよね…特殊なテクニックが必要、というわけではない気もしますし。
    やっぱりまずは手探りしながらとにかく書いて、経験を積み重ねていくのがいいのかなと思っています。
    ところで、babibuさんの『煦煦たる皇子殿下』はとても読みやすくて面白く、登場人物に感情移入することもできたので、共感性の引き出しに成功していると思いますよ!?
  • おめでとうございます!
    受賞に加えて貴重なお話も聞くことができて、素晴らしい機会になりましたね☆彡
    今回の経験を、今後に沢山活かせますように…!

    共感性と聞いてハッとなりました。なるほど、確かにめっちゃ大事ですよね~……。
    とても勉強になりました……!
  • (すみません、名前が削れてますが、ぎんぺんです💦)
  • おめでとうございます!
    お疲れ様でした
    そしてこれからもご活躍を応援してます✨

    編集者さんのコメントは本当に的確ですよね
    直接会ってお聞きできるのは本当に貴重だったと思います
    暁先生にお会いできたのうらやまし~!

    そしてきっととてもステキな挨拶をされたのではないかと想像しています
  • 最終選考に残るだけでもすごいことなのに、大賞を取ってしまう白玖黎さまはやはりすごい!
    努力と才能、どちらも持ち合わせてらっしゃるので、今後もたくさんお名前を見る機会が増えるかもですね✨
    カクヨム甲子園おめでとうございます🎉
    代表の挨拶、お疲れ様でした(*´ω`*)

    また素敵な作品が読めることを楽しみに待ってますので、ゆっくりじっくり納得のいく作品を書いてください!
  • ぎんぺんさん

    ありがとうございます〜!!
    本当に、またとない貴重な時間になりました…!
    この経験も創作に生かしたいですね〜!

    共感ってやっぱり素敵な読書体験に欠かせないものだな、と思いました。
    そして、自分ひとりでは気づくことができなかった点でもあったので、編集部の方からの意見は的確でとても参考になるなと思いました…!
    今後の執筆の際には必ず意識しておきたい点です✨
  • 佐木 真紘さん

    ありがとうございます!!
    そして今回は、アドバイスなどとても貴重な意見をくださり本当にありがとうございました!

    編集部の方からも暁先生からもコメントをいただくことができて、私は恵まれているな、と自分でも思います……
    同時に、今後はこの経験を創作に生かして恩返しすることができたらいいなと思っています。

    あいさつの方は……全力出したしまあいいか!と思うことにしました(笑)
  • 柚月なぎさん

    ありがとうございます〜!!
    今回の経験を生かして、さらに高みへのぼっていきたいです…!
    そしてそして、いつも私の作品を読んでくださってありがとうございます!
    とても嬉しいです✨

    今後も自分のペースで好きなものを好きなだけ書く(!)、執筆活動を送りたいものです🍀
  • 優秀賞を取った『メカニック・ガール』の作品を読んで感想を書いてから、『百味修仙美食秘譜』を読んでいる途中です。
    ここに書くかどうするか迷ったのですが、少し書きます。

    編集部の人から「共感性が足りていないから」といった趣旨の話をされたとありまして、気にしながら読んでます。
    共感。そのとおりだと思います。
    「賢いヒロイン」中編コンテスト時の作品を読んでいないのでわからないですが、それから手直しして「世界を変える運命の恋」中編コンテストに出したと思います。
    ですから、直してよくなったと推測されるのですが、途中まで読んでいても共感が足らなく感じます。

    お話は面白そうです。
    主人公に共感できる要素は盛り込まれています。
    いきなり中国的異世界へ転移させられたり、お腹をすかしている子に分け与えたり、料理の腕がいいといったところです。
    足らないとしたら、書き方だと思います。
    共感させるには一人称は適していますが、心理や考え、行動のいっさいを読者に明かすことになるので、読者に筒抜けとなり、人物の魅力や厚みを出せなくなります。また、見た目の容姿が書きづらいので魅力を感じづらい点があります。
    途中、三人称で書いているところもあります。おそらく、三人称一元視点で書いたほうがいいのかもしれません。

    他には、読み手に伝えるよりも示してほしいです。
    ……と書くとわかりにくいので別の言い方をすると、本作は、なにかが起こったらドキュメンタリーのナレーションみたいにすぐ説明される書き方をしています。
    おかげで起こったことが読み手に伝わるのだけれども、伝わりやすいだけでは面白みが損なってしまいます。わかりやすくしようと、大きな言葉を使っているところも、気になりました。
    大きな言葉や説明よりも、動きや描写で示すことで、読みがいのある文章にしてほしいです。
    料理を扱っているので、五感をフルにつかって共感させてほしいです。
    他にも改善点はあると思うのですけど、まだ、ざーっと読んでいる途中ですので、今の時点ではこんなことしか書けません。

    鎮江香酢の黒酢東坡肉は好きですね。
    黒々してあんかけされた見た目で、湯気とともに香辛料や調味料などコクのある中華風の匂いがして、簡単に箸でくずけるほど。食べると、トロッとしたやわらかさと脂身の甘みと旨みが口の中に広がって本当においしかった。
    そのことを、読んでいて思い出しました。
  • snowdropさん

    『百味修仙美食秘譜』の方も読んでいただきありがとうございました!
    そして、たくさんのアドバイスまで…!

    書き方…なるほど。
    一人称で書くのは、簡単そうに見えて意外と難しいものですね。
    三人称と一人称、どちらも利点と欠点がありますし。
    一度三人称に改めてみて、書き直してみようと思います。

    すぐ説明される書き方、たしかに直さなければいけないですね…!
    世界観の説明のあたりでしょうか…なんだか説明が冗長になっているような気がする、と自分でも思いました。
    今後はできるだけ説明は削って、出来事で表現していきたいですね。

    あとは、個人的に受賞作などを読んでみて、主人公の置かれた状況や過去をより早く示して、なぜその行動を取ったのか、なぜそんな性格になったのか、を理由づけをしたほうがいいのかもしれない、と思いました。
    本作はまだそのようなものを提示していないので、それが共感性の欠如に繋がっているのではないかな、と思いました。

    東坡肉ってとっても美味しいですよね。
    私も大好きな中華料理なので、最初の方に登場させてしました!

    共感性、長い間課題だなとは思っていたのですが、具体的にどう直せば良いのか悩んでいたので、参考にさせていただきます。
    今回もアドバイスをくださり、ありがとうございます!
  • 感想書きました。
    時間のあるときにでも。

  • こちらで、共感云々の話が聞けて、選考するときに助かりました。
    ありがとうございました。
    作品を選ぶ際、編集視点と読者視点の両方が必要で、総合的に読み比べて判断することの大切さを身を持って知ることが出来ました。
    編集視点とは、文法やスペル、句読点など基本的な文章の書き方、物語の構造、三幕構成になっているか、プロットの進行やキャラクターの発展などをはじめ、オリジナリティーがあって、新しい視点やアイデアがあるのか、流行り廃り、ジャンルやトレンドなど読者の興味など考慮に入れた見方です。
    読者視点とは、読者に共感をもたせ物語に感情移入させるために、物語のペースやキャラクターの魅力、感情や葛藤の起伏があるか、キャラクターへの共感、物語の共感、結末の反応や読後に残る強いメッセージやテーマ、教訓などの深さがあるかなどの見方です。
    この二つの視点をバランスよく見て、選考することで作品をよりよく評価でき、読者に響く質の高い作品を選ぶことができると思います。
    共感とは、作者が読者に、自身の作品の面白さを届ける技術のことです。共感があれば、読者が主人公に共感できれば、作品の内容に感情移入しやすくなるわけです。
    ひょんなことから、選ぶことになって困りましたが、白玖黎さんのおかげで、助かりました。
    ありがとうございました。
  • snowdropさん

    ひとまず、選考お疲れ様でした。
    私は参加していない企画なので、遠くからこっそりと眺めていただけですが、すべての作品を丁寧に読み込み、感想を書いていらしたようで…今回も、心の底から感服しました。
    企画主の方もきっと、snowdropさんの作品に真摯に向き合う姿勢を見てきたからこそ、選考を依頼されたのだと思います。
    そして、共感性のお話がお役に立てたようで何よりです…!
    たしかに、ただ自分の好きな作品を選ぶだけならともかく、コンテストとなるとまた違った選考基準が求められるのかもしれませんね。

    最後に、中編の方にも詳細な感想を書いてくださり、ありがとうございます!
    お礼が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。
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