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《第四回!メガたん!ぷちコ〜ナ〜》 第二章(後半)編 ――「眠りの間」と審問のひみつ☆

※ご注意。ここでは第二章後半までのネタバレを含みます。

「は〜いっ! メガたんですっ☆
 今回も、神界からお届けする“ぷちコーナー”の時間だよっ!」

前回までは千鶴ちゃんが神界に連れてこられるまでの流れを追ったけど、
今回はその続き――

🌸眠りの間ってなに?
🌸審問の間ってどんなとこ?
🌸むずかしすぎる専門用語まとめ☆

この3本立てでお送りします!

「盛りだくさんだね⭐︎ あ!作者様!★レビューとコメントもらってたよ!」

本当ですね!@MamemameMametaro様!ありがとうごさいます!温かなコメント感謝致します!ゆっくりペースですが、楽しく読んで頂けるよう、これからもストーリー盛り上げていくので楽しんでもらえたらと思います!
また、たくさんの方から応援、フォローもらってます!ありがとうごさいます。励みにして頑張りたいと思います。

「みんなありがと〜╰(*´︶`*)╯♡」

さてさてミニコーナーにいきますよ!

🌸眠りの間ってどんなところ?

「千鶴ちゃんが寝てる“眠りの間”って、ただのベッドルームじゃないんだよね?」

そのとおり!
眠りの間《スリープ・セラ》は、神界でも特に穏やかな霊域にある"保護と安定のための封印空間"

霊核が損傷した存在を休ませる場所で、周囲の光や紋章は“封印構文”の一部なんです。

千鶴さんが着せられていた白い衣も、構文と連動して霊核の波を静める“浄衣”。
つまり、ただ寝てるんじゃなくて――生きるために封じられている状態なのです。

「えっ……それ、ちょっと切ないね……」

うん。でもこの“静寂の眠り”が、彼女を繋ぎとめてるんだ。

🌸審問の間で何があったの?

「セリウスが呼び出された“審問の間”、おえらいさんがいっぱい出てきたよね!」

そうそう!
あの場にいたのは、神界を統べる五柱《アークセラ》と呼ばれる存在たち。
神々が姿を消した後、神界の秩序を管理する最高位の使者です。

簡単におさらいしておきますか!

神界の中心《エリュシオン》には、五つの神域が存在します。

第一神域《セラフィア・ドメイン》
――封印領域(ルーヴェル管轄/穏健派)
 神界の結界・封印・霊核の安定を司る。封印局本部がここにあり、セリウスもかつて所属していた。

第二神域《アルセリウム・ドメイン》
――記録領域(ファルマ管轄/穏健派)
 知の聖域。禁文や記録を管理する“神界の書庫”。真実と偽装の区分もここで行われる。

第三神域《イリスフェル・ドメイン》
――治癒領域(未登場アークセラ/穏健派)
 生命と再生を司る癒しの領域。後に穏健派の拠点として重要な意味を持つ。

第四神域《アウルリア・ドメイン》
――観測領域(未登場アークセラ/中立派)
 異常波動や転移現象を監視する観測拠点。千鶴が遭遇した歪みも最初にここで検知された。

第五神域《エイデン・ドメイン》
――戦略領域(未登場アークセラ/強硬派)
 軍事と防衛を司る領域。強硬派の中心拠点で、対外干渉部隊もここに所属する。

「わぁ〜、こうして見るとすごいメンバー……!」

ね。セリウスが今回の一件で呼び出されるのも避けられなかったんだ。

「セリウスくん、だいぶ怒られてたよね!」

そうだね。ただ、禁を破ったけど、それでも“彼にしかできない守り方”があったのは確かだね。

「うーん…、そうだね!」

そして、あの審問では、地上への介入と、千鶴さんの“霊核”の扱いをめぐって激論が交わされました。

結果、決定したのは――監視下での保護と観測。
そしてセリウスはその監視役を誓約として引き受けたのです。

🌸むずかしすぎる専門用語まとめ☆

「さぁ出ました! 審問の間で飛び交ってた“なにそれ単語”たち!!メガたんは、途中で脳みそから湯気が出たよ〜…。」

ではでは、ここで軽く解説しておこう!

◆神格的波動《しんかくてきはどう》
存在の格(=神格)を示す霊的な振動。
波形の揺らぎで、力の性質や位階を判断することができる。
審問の間では千鶴の波動が“規格外”と判断され、問題視された。

「つまり“どれだけ神っぽいかを測る光のゆらぎ”だね!」

◆反転術《はんてんじゅつ》
本来の術式を逆向きに作動させる禁術。
防御や封印の構文を**“裏返す”**ことで力の流れを反転させる。
失敗すると空間構造が壊れて――

そう、“歪み”が生じる。

◆歪み《ゆがみ》
神界と人界の境界が損壊して生じる“空間の裂け目”。
記録によれば過去の神界と魔界での大戦でも、この反転術が乱用され、各地で歪みが発生し、そこから魔界の“破壊者”たちが侵攻を始めたことがあったらしいね。

「えっ、それが人界でも起きたってこと?」

そうだね。人界では霊核を持つ存在はまずいないし、神界や魔界で使われているよあなた転送陣といったものとないからね。だから人界では反転術なんて発動するわけないと話されてたんだ。

でも、それは千鶴の目の前で起きた。
――すべては“禁を破った反転”からだったのです。

◆古き禁文《ふるききんぶん》
神界創設のころに記された、失われた法則の記録。
術式理論から世界構造まで、あらゆる根源法則が封じられている。
現在その全文を知るのは、第一神域のルーヴェルと第二神域のファルマのみです。

「メガたんが読もうとしたら?」

え…。読んだ瞬間、光の粒子になります(笑)

「 ∑(゚Д゚) 」

◆女神封印の真実(※ナイショ)
これはまだ語れません。

……でも、禁文と深く関わっているらしいよ。

「また引っ張る〜!」

だって、ここからが神界物語の核心だからね。

🌸おわりに
というわけで、第二章後半は“静寂と封印の狭間”の物語でした。

眠りの間で目覚めを待つ千鶴、
その傍らで誓いを立てるセリウス――。

「メガたん的には、あの誓いのシーンで泣いたっ!」

うん。あれが“白き風の丘”へと続く第一歩なんだ。

次回はその続き、
章間:《白き風の家へ》特集!

「セリウスの旧居ってどんなところ? 
 “白き風”って名前の意味は? メガたんが全部調べちゃうよ!」
お楽しみに〜っ☆

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