一休宗純の言葉を思い出すほかない。
門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし
何も元日に大地震だの津波だの興らなくともよし。
何も二日に、救援のための飛行機が事故に巻き込まれなくともよし。
去年、一年を生き抜いた魂が、五名、数十名と亡くならなくともよろしかろうて。
悲しい、悲しい気持になる。
それでも、年明けの宴会は過ごすし、
笑い、賑わい、酔い、へべれける。
何とも浅ましい、業の深い身ではないか。
亡くなった方々のご冥福を祈るとともに、被災された方々の経済的復興が速やかなることをお祈り申し上げます。