読者様を尊敬する瞬間

 リアルタイムレポートについては一つ前の近況ノートで述べました。


 読者様とのリアタイはホントに一喜一憂し、表紙だけで帰られる方も多いためすこし寂しく思います。

 そして、最初の11話までは戦闘シーンの続きなのですが、12話から群像劇に入る、開発史に入るということで、ここを乗り越えていただけるかどうかが、本作をお気に召していただけるかの鍵になると思っています。

 ここで落ちる方も少なくないです。

 逆にクライマックスシーンまで進めていただいた方で、四〇分程度で15、6話を読み込んで最後まで読了いただく方もあり、「きっと、きっと盛り上がって読んでくださったに違いない」と期待したりもしています。


 そして、「第001話 強襲]から、四十分とか五十分とか読み込んで、二十話とか、三十話近くまで読み込んでくださる方もいらっしゃいます。

 そんな方を見かけた時「あっ、いま、私は読者を得た」と思えるんです。
 二十話とか、三十話とかは、本作の群像劇に当たるドイツのアデル・ヴォルフ機関の活動に触れつつ、日本の自衛隊の訓練風景にも触れていただくことになります。
 ここまで読み込んでくださる方にはきっと、次の来寇撃退や、南沙防衛が盛り上がったシーンとして伝わるのではないかと期待してしまうのです。

 もちろん、そこで読了される方もいると思います。
 でも、SF物として、アクション物として書いた身としては、やはり、そこまで読み進めていただくことを期待してしまうのです。

 期待するかどうかは書き手の勝手で、読み進めるかどうかは読み手の勝手です。
 そして小説という表現方法は読み手の自由であるべきです。
 ですが。
 作者として拙さをわきまえながら申し上げるなら南沙防衛までは是非ともご一読いただきたいと思います。
 そして、そこまで楽しんで読了いただける方にはきっと、侵攻戦線もお楽しみいただけると宣伝させていただきます。


 お一人でも多くのかたの、ひとときの気分転換を作れたら幸いです。

 そして、「徹攻兵」の物語は今度は欧州で続きます。
 乞うご期待!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する