うがみんしょーらん、麓です。
あなたの街の物語コンテスト(以下街コン)、この企画かなりいいですね。
まず、街が舞台になるのだから、当然ながら「異世界転生」やら「異能力バトル」といった物語はほぼありません。
加えて、その作品の質の高さ。
特に地元に対する愛着や、懐かしい風景や美しい景色。人々の何気ない営み。
まるで全国を旅して回っているような、そんな気分で読み進められる。
2000文字程度という応募条件も、さくっと読める作品ばかりで、それでいてハイクオリティなものばかり。
いい作品をたくさん読めて、素晴らしい作家さんと出会える。
これはカクヨム、グッジョブといわざるを得ない。
いや、いわせてくれ。カクヨム、グッジョブ。
もちろん、麓も参加させてもらい、現在2作品アップしました。
一方はハレかなのスピンオフ作品。
李心と碧のラジオ番組風作品。
終始会話分のみで展開する、ひのきのぼう方式のライトな作品。しかし、麓の奄美愛が滲み出る内容です。
もう一方は、紬と紡ぎのダブルミーニング。
奄美を飛び出して東京で生活する男性のモノローグ的作品。
こちらはミドリコとは反対にほとんど会話がありません。
というか、主人公は一言もしゃべりません。
完全に対極にある作品ですが、どちらも麓の脳内奄美汁100%でお届けしておりますので、お時間がありましたらぜひご覧ください。
さっそくレビューをいただきました皆様、ありがっさまりょん。
この場を借りて御礼申し上げます。
六畳のえる さま
TSUMUGIにレビューをありがとうございました!
のえるさんに印象的とおっしゃって頂けてテンションあがってます!
以前に大島紬について勉強したことをなんとか作品にしたいと思っていたところ、街コンの企画にマッチしたと思います。
坂江快斗 さま
この作品で描きたかったことを坂江さんがレビュータイトルでコメントしていただけました!
人もモノも溢れて関係が希薄になっていく時代だからこそ、結の心を大切にして、過去を未来へと紡いでいきたいものですね!
奄美の伝統工芸品、大島紬も未来に繋いでいきたいものです。
唐瀬大 さま
レビュー、ありがとうございます!
昔は大島紬で家が建つほどだったらしいですが、
今では細々と伝統工芸品として生産されているんです。
締めばたは力作業で男の仕事なのだそうですよ。
実は、織子よりも花形の仕事だったとか。
伝統はいずれ先細りになるかもしれませんが、伝わる想いは世代をこえます。
最後のシーンを気に入ってもらえたらうれしいです!
桜雪 さま
ほとんどの離島の子どもは、大学、早ければ高校進学で親元を離れます。
奄美は高校はありますが、大学はありません。
今の奄美の高校生は、ほとんど本土に進学・就職するそうです。
しかし、彼らに結の心がある限り、島はきっと彼らの拠り所になってくれる、そんな気がします。
雅島貢 さま
実は、他サイトで鳴かず飛ばずの作品の焼き直しなんです。
反響があれば続きも書きたいと思ってます。
ラノベ界においては女子高生という単語がある種ブランド化されていますが、実際に現地にいってみたら、僕らの高校時代と頃と大してなにも変わってなかったです。
加藤ゆうき さま
TSUMUGIとミドリコの2作品にレビューいただきましてありがとうございました。
なんとなくマイナーなイメージのする奄美ですが、マイナーであるからこその良さというものもあります。
風景がいい、生き物が魅力的、なにせ人がいい。
ちなみに、島の若い子たちは、ほとんど方言を話せません。
語尾がちょっと特徴的かなくらいです。
でもなんとなくほっこりする話し方ですよ〜
その他にも★や♥の応援、フォローなどをいただいた皆様。
本当にありがとうございます。
街コンにはあといくつか作品投下できたらとおもいます。
皆様もぜひ、街コンに参加してみてください。
では、また。
ありがっさまりょーた。
麓 清