• ミステリー

第二話の完結に寄せて(軽微なネタバレあり)

こんにちは、作者です。
ここからは第二話の投稿を終えた作者の、徒然なる感想です。
果てしなくお暇な方のみお読みください。

第二話ですが、紆余曲折あり、13割ほどの修正を経て現在の結末に至りました。
まず一つ目です。当初は犯人が存在しましたが、犯行動機および各登場人物の行動に作者が納得できず、導入部を残して削除いたしました。
二つ目ですが、実は探偵側にもう一人、人物を追加しておりました。ですが申し訳ないことに、作者はどうしても彼女のことを好きになれず、また終盤での扱いにも困ったため、退場いただきました。物語から人ひとりの気配を消すのは非常に苦しい作業でした。このボツ原稿は消すに忍びなく、いつかどこかで供養できたらと思っております。
以上のことがあり、端切れをつなぎ合わせたような第二話となりましたが、ひとまず、物語としての体裁は最低限整えられたのではと思います。

第二話ですが、結末が見えてきたころに投稿を開始したため、読み返すとかなり散漫な文章となっておりました。
本来ならアリシア(4)があったはずなのですが、投稿後、夕食を食べてから読み返した際、「なんだこの蛇足エピソードは。不要だ、削除してしまえ。」と思い、削除致しました。その5日後でしょうか。あれを第五話の材料として記載したことを思い出したのは。
その他にも、投稿する度に修正が見つかり、既投稿分との齟齬が出ないかひやひやしながら修正、および投稿を行いました。
そんなこともあり、確認作業を怠るととんでもないことになる、ということを、作者は第二話の投稿で学びました。第二話はいずれ大幅に修正を行う予定です。その反省を生かしま……せん。近日中に第三話を投稿致します。作者はいつでも目先の楽しさを追って生きてきました。拙作をお読みいただけるという喜びを優先します。

第一話、および第二話を通して読み返したところ、大きく二つの問題点があると作者は感じました(二つだけ?というご指摘は甘んじて受けますが、作者のキャパシティはお猪口ですので、今は二つだけとさせてください)。
まずは、色々とワンパターンであること。そして、魅力的な登場人物の不在です。これらを解決するために、第二話では探偵側に人を追加しようと試みましたが、先ほど述べた通り、見事に失敗致しました。
というわけで、第三話は探偵役、およびワトソン役を変更します。また、安楽椅子探偵にも挑戦してみます。この安楽椅子探偵ですが、作者は大変気に入っており、第三話完結後に投稿予定である幕間の主人公にしております。
また、W主人公にも挑戦しましたが、作者はこれが非常に苦手であると気づきました。物語の中で何度か視点が変わることがあります。誰の視点であるか分かるように書いたつもりですが、助詞に間違いがあるかもしれません。ご容赦ください。
さらに、作者の描き分け能力の限界により、今までは最低限の人物しか登場させておりませんでした。第三話より、登場人物が増えます。名前に関しては、できるだけ似たようなものは避けたつもりです。4人ほど覚えていただけますと、終盤まで乗り切れるかと思います。ご要望がありましたら、登場人物紹介なども投稿しようかと思っております。

長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。
次回、幕間はございません。
第三話は番外編となります。
年末年始休暇のお供として楽しんでいただけますと幸いです。

作者

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