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帆船概説②:横帆と縦帆

【帆桁と帆の展開範囲】

・横帆船の帆桁《ヤード》の展開範囲図(下段左)
 図では左右30°ずつの範囲で図示していますが、写真資料等から見るとそれを越えて展開出来ている様に見えます。図ではサイドステイをヤードが乗り越える表現になってしまうので30°で表しています。

・縦帆船の帆桁《ヤード》の展開範囲図(下段右)
 上段右の縦帆船の一例ではヤードがマストより前へ出るラテンセイルの例を表しましたが表現が難解になるので、こちらはヤードがマスト後方に収まるガフセイルの形式で図示しています。ラテンセイルやジャンク帆はヤードがマスト側面に設置される形になります。
 図では左右90°ずつの範囲で図示していますが、実際にはきっちり90°の範囲まで展開するのは困難な場合が多そうです。

【横帆船と縦帆船】

・横帆船の一例(上段左)
 スクエアセイルを一枚張った船の一例です。

・縦帆船の一例(上段右)
 ラテンセイルを一枚張った船の一例です。

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