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作者から読者さまへ

いつも物語を読んでいただき、本当にありがとうございます。

死神の猫は、私が初めて執筆に挑戦した物語です。
三章辺りまで読んでくださった方は既にご存知かと思いますが、設定なども色々とあったりします。

まだまだ未熟で、至らない部分も多い作者ですが、実は読者としての歴はかなり長い方です。
ですので、読者としての目線から、なるべくメインストーリーは理解しやすい構成にしよう!と思って書いております。

大筋のストーリーさえ分かれば、物語としては問題なく読んでいただけるよう心がけている日々です。
細かい設定や伏線などについては、見つけるとプラスαで楽しめる、程度に考えてみてください。

例えば、特定の場面で少し先の展開が予想できたり、何となくキャラ同士の関係性や能力が分かったり。

私は昔から、読み返すたびに新たな発見がある物語が大好きでした。
言葉遊びやギミックなど、小説ならではの楽しさに魅了を感じていたのだと思います。

でもそれは、普通に読んでも楽しめるという前提条件があってこそです。

睦月を新人という扱いにしたのも、読者の方が睦月の心を読むことで、ふむふむなるほどねーくらいに思ってくれればいいな。
という考えもありきでした。

力量不足ゆえ全てを伝えられているとは思いませんが、今後も睦月の心を覗きながら、一緒に物語を楽しんでくだされば幸いです。

最初は0だった読者の数がじわじわと増えてきて、毎日本当に嬉しく思っています。

読者さんに出会えたからこそ、読んでくれる人の存在を意識して書くという視点を持てました。

本当にありがとうございます。

これからも物語を楽しんでいただけるよう、作者も精進を重ねて参ります。


大切な読者さまへ、感謝を込めて。


《追伸》

「死神の猫」の息抜きもかねて、合間に書き始めた長編が「永遠が人間を捨てた日」です。

こちらは逆に、ざくざくと読めるようなストーリーを心がけてプロットを組んでいます。
不定期更新にはなりますが、お好みで読んでいただければ幸いです。

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