どうも石崎です。
やっと、信長公記の一章が終了しました。読んでくださった方、ありがとうございます。
歴史もの(当社比)だったためか、筆が上手く乗らず、話数が有った割に、話の密度が薄いような気がしてなりません。
まだまだ精進していきたいです。
二章からはやっと信長が登場する予定です。
ここから帰蝶の本当の信長公記というべき物語になるので、頑張っていきたいと思います。
尚更新ですが、勝手な都合ですが、二章を書く間しばらくお休みさせていただきます。
もし一週間以上かかる場合は、また近況ノートの方で報告させてもらいますので、お待ちいただけたら幸いです。
以下、前々から言っていた小ネタ、今回は「信長公記編」です
「信長公記」は太田牛一が慶長15年に完成させた織田信長の一代記です。
意外と知られていない事ですが、実は「信長公記」の読み方は「しんちょうこうき」。
作者もNH〇のある番組を見るまでは「のぶながこうき」と読むのだと思っていました(恥ずかしい……)
太田牛一は尾張の国春日井郡生まれで、若いころは信長の弓衆として活躍し、信長の近くで彼を支えてきた人物の一人です。
「信長公記」は信長の若いころから傍で仕えた人間が書いているという事で、歴史書としては信頼性が高く、信長の研究では非常に重く扱われています。
もっとも牛一も一人の人間ですから、年度が他の資料と食い違ったり、人としての偏見の目が入るなど、「信長公記」が必ずしも正しい歴史を記しているとはかぎりません。
ですが、信長の人柄のエピソードなど、信長の傍で長く使えていたからこそ書ける話も多く、歴史が好きな方には是非一読していただきたい作品です。
ちなみに、「裏 信長公記」で扱った帰蝶の短刀話は「信長公記」にはのっていません。有名な逸話ですが流石に乗せるわけにはいかなかったようです。
……この時点で信長公記を裏切っている気もしなくもないですが、これは歴史ファンタジーだからと開き直っておきます。
最後に念のため、「姫土岐丸」の名前はねつ造です(当たり前か)