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「バッドステップ!」の後書き的なもの

 すんごい、今更感のある後書きです。毎度のことですが。


 「バッドステップ!」は正義の味方を召喚する台詞が「あー。世界を滅ぼしたくなってきたー!」だったら、面白いのではないかと思い生まれた作品です。
 当初、弥子ちゃんはもっと人間味あふれたツッコミ属性でギャグ物語でしたが、できあがったら異端の存在でギャグ要因ではなくなり、シリアスが圧倒的にました。でも、彼女のおかげで物語に深みがでたのでは、と著者は解釈しています。
 結果として鬱味の強い話になりましたが、どうしようもない何かが伝わる話になっていたらいいな、と思います。

 以下、キャラクターごとに一言。
 弥子。初めて書いた邪神系ヒロイン。自分にとっての邪神のイメージを上手く出せたと思う。自分の書いた中でトップクラスの戦闘力を誇る。
 玲人。名前が超難産だった。プロット上でしょっちゅう家族が死んだり誘拐された人。親父が謎の魔術師で云々説もあったが、普通の一般家庭になった。当初はここまで追い込むつもりはなかった。
 要。当初はもっと喋るしクール系だったが、玲人がはっきりしてから暴力コミュ人間になってしまった。
 五十六。本名が難産だったので、五十六であえて書く。とにかく書いていて楽しい人、本作のギャグ要員。続編があるなら、弥子との向き合い方で玲人と差ができる。
 秋姫。弥子に振り回される吸血鬼の子。尚、彼女は弥子を友人とは思っていない。本編には上手く入れられず道具しか出ていないが、続編があれば主役級? 別名ドラ〇もん系吸血姫。
 続編は考えているのでそのうち書いてみたいですが、まだまだ先になると思われます。裏信長公記の一部完結開けぐらいですかね?
 

 別件ですが、明日からファンタジーの短編「古の呪い(メルヘン)はろくでもない」を投稿します。「バッドステップ!」や「裏信長公記」に比べると、圧倒的に勢いしかない作品ですが、良ければ見てやってください。

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