• 歴史・時代・伝奇

「波乗り間者かまくら譚」、ちょっと休憩について


鎌倉に根を張る富谷に流れ着いた波丸は、南宋の間者|南《なぁん》に戻り、杭州の港の沖合にいる。
またも、倭国の情勢を探るための船を待っている、悩める南《なぁん》の姿をもって上巻の完とした。
波丸の産みの親、千聚は、寧波《ニンポー》を探索中。
息抜きに鎮西博多を散歩するが、ここも歴史の奥へ広々と続く。そして、博多と杭州は元寇後も盛んに歴史を紡いでいたのだ。
博多に行きたいなぁ。杭州へ行きたいなぁ。
何時になったら、何の憂いもなく旅行が出来るのだろう。

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