アメトークのDVDで第一回目の「鉄道ファンクラブ」を見た。
電車がカーブする映像に、横から重なるようにクロスして走る電車があると興奮するとか、新幹線のトイレの音の違いとか、ラストランの時の車内放送とか、行き先の表示板がパタパタ動くのをスローで見て興奮するとか、考えたこともないような細部に大喜びしている姿を見ると、奥が深いとわかる。
かくして、ますます「鉄道」をテーマにしたゲームを作りたくなってきた。
「自分が正真正銘の鉄道好きでないからこそ作ってみたい」という感覚は、客観的に見ると不思議かもしれないが、制作者としても商人としても新鮮な気持ちで、強く惹かれる。
「自分を表現したい」「自分を表現する」という言い方に馴染めないものとしては、こういう欲求があると確認できただけでも大きな価値がある。