図書館にあった「昭和史百冊」を借りて読んでいたら、田辺聖子の日記「十八歳の日の記録」の毒舌ぶりが面白くて、全編を読みたくなった。
「大統領ルーズベルトの奴め、脳溢血でくたばりやがった。へッ、ざまあみろ、と乱暴な言葉でも投げつけたくなるほど嬉しい。(略)あの肥満した奴だから、そんなことであろう。地獄安着を祈る。針の山で痩せて生まれる工夫でもしやがれ。」
いや~、これはいいですね。
最近、野坂昭如の「『終戦日記』を読む」も読みましたが、そちらはシリアスでやや物足りなかったので、その分を補いたいものです。