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「シン・ゴジラ」再見の巻

公開前の「シン・ゴジラ」の予告はちょっと思わせぶりで、あえて「あまり見せない」戦略というのは、この頃から始まったような気がします。

で、その頃はまだこの作品を信用していなくて、そもそも私はエヴァにはあまり……。

というか人からいくら勧められても、これは少年少女向けのちょっと重い話で、社会人としてはそこまで大絶賛するものじゃないだろうと思っていました。

一応、TV版は友人から借りて、全部見たくらいです。

「シン・ゴジラ」の公開時は、「たちまち絶賛の嵐!」という勢いで、私が読んでいた映画紹介のブログには「10年に一本の傑作」と書かれていました。普段は辛口なのに……!

実際に劇場に行って見ると、冒頭いきなりアクアラインを走る車の運転者の主観映像で、上から赤い液体がドローッと落ちてきますが、私は偶然、その前日にアクアラインを走って、千葉-東京間を走ったばっかりだったのでした。

その臨場感!! 

ただでさえ「10年に一本の傑作」なのに、そこまで自分に迫って来やがるとは!!

という訳で、えらく引き込まれて観ましたね。

で、久しぶりに冒頭の部分を昨日、見直しましたが、やはり凄いですね。

ドラマっぽい前置きが無しで、いきなり、
→ 「うわー! なんだー!」
→ 「わからないよー!」と混乱しているうちに
→ 「尻尾だー! 生物だー!」 
→ で、そこからの上陸、暴走、蹂躙、
→ ついに、攻撃……、……できない!
→ そして、一夜明けました……。

までの流れが見事ですね。

これはもう、この辺りまでで惚れてしまいます。

続きは今日の夜か明日の夜に見ます。

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